猫様から召使いへの12の言葉
- 私の一生は長くても15年くらいしかありません。
- ですが、たまに数十年以上生きてしっぽが2つになる場合があります。
- ほんのわずかな時間でも召使いが離れていると腹が立ちます。
- だから、私の視界から消えることは許しません。
私の召使いをさせてやるのだからそれくらい当然です。
長くてもたかだか数十年のことです。 - あらかじめ言っておきます。
- 「私に対して召使いが望むこと」を理解するつもりはまったくありません。
むしろ逆です。「私が望むこと」を察するのが召使いの使命です。 - 私を尊敬しなさい。
- それがお互いにとっていちばん大事なことなのです。
- 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしてはいけません。
- でも狭いところは好きなのでダンボール箱を用意するのは許可します。
むしろ、用意するべきです。 - 召使いには「趣味」や「友達」などがあり、楽しみなのかもしれないが、「私にこき使われること」以上の楽しみはないはずです。
- さぁ、今すぐオモチャを振り回しなさい。
ほれっ!早くしなさいっ!
私は待たされるのが大嫌いです。 - いつも私に話しかけなさい。
- 召使いの言う言葉の意味が私には判らない・・・そんなことはどうでもいいことなのです。
意味はわからなくても、私に話しかける召使いの声はわかります。
ほめ言葉なら特に。 - 私にどんな風に接しているか、私は決して忘れません。
- 召使い自身が忘れていようがいまいがそんなことは関係ありません。
恨みは少なくとも倍にして返します。 - 私を叩く前に思い出しなさい。
- 私には、召使いの手を簡単に噛みちぎることができる歯があるけれど、
私の気が向いたときだけしか噛まないようにしていることを。 - 「言う事を聞かない」や「頑固」や「怠け者」などと私のことを叱る前に、まずは自分に問い掛けてみなさい。
- たっぷり食事を与えてましたか?
それは私の好きなモノでしたか?
太陽の下で気持ちよく寝ているのを邪魔しませんでしたか?
もしかすると歳をとってどこか弱り始めているのかもしれませんが、いずれにせよ私がしたいことに従わない方が悪いのですから叱る方が間違ってます。 - 私が歳をとっても世話をしなさい。
- 召使いも同じように歳をとるとは思いますが、
私は召使いと違って歳をとってもかわいいのです。 - 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送りなさい。
- 「見ているのがつらいから」
とか
「私のいないところで逝かせてあげて」
なんて言うのは許しません。
なでなさい。
なで続けなさい。
「かわいいね、いいこだね」
と言いなさい。
言いまくりなさい。
そうすれば、あちらの世界でまた召使いにしてやってもよいです。
あちらの世界で待っててやるが、急いでくることはありません。むしろ、早く来ることは許しません。
今回に限っては
長く待てる方がうれしいのです・・・。

