お客さまを大切に思っている? だったらSNSやらなきゃ | 藤村正宏のエクスマブログ

藤村正宏のエクスマブログ

集客アップ・売上アップに役立つPOPやチラシなどの販促事例が満載。「モノ」を売るな!「体験」を売れ!のエクスペリエンス・マーケティングであなたのビジネスが圧倒的に輝きます。


エクスマ新春セミナー、無事終わりました。
二日間、同じ内容のセミナーをやりました。
厳密に言えば、セミナーはライブですから、同じじゃありませんけど。
ゲスト講師の、奥ノ谷圭祐さん(短パン社長)と、福島県いわき温泉のこいと旅館女将、小井戸文恵さん。
二日間、お話ししてもらいました。
おふたりとも、やっぱり「関係性」の話をしていました。




商品も店も、消費者にとって、選択肢は無数にある。
そんな時代になったのです。
そんな世の中で、選ばれるために、買ってもらうためには何が重要なのか?
それの答えが「関係性」です。
これからの時代、あなたの会社や商品を選んでもらう理由、それは「関係性」なんです。
「関係性」がキーワードになってきます。
人間は同じものを買うのなら、関係性の深いほうで買います。
同じものを買うのなら、より関係性がある人から買うのです。
そして、ソーシャルメディアが普及したおかげで、今の時代「関係性」がつくりやすくなっています。


ブログやFacebook、Twitterなどのソーシャルメディアの登場は、世の中を変えました。
3年前からブログをやっていて、本当に実感します。
10年前、5年前のやり方は効果がなくなってきているんじゃないかなってこと。
ここ数年、インターネットの構造が変わりました。
今までのコンテンツ中心型からヒト中心型になってきている。
人々がコンテンツを閲覧する時間より、コミュニケーションする時間が増えている。


ひと昔前、インターネットマーケティングは、検索エンジン対策が最重要なことでした。
検索エンジンで、いかに狙ったキーワードで上位表示されるか。
PPC広告で、いかに自社サイトに誘導するか。
でも多くの人々がSNSでつながっている現代社会、検索エンジンを利用する人より、SNSから情報を得る人が増えた。
ホームページよりブログやソーシャルメディア。
SEO対策やアフェリエイトより、いいね、やリツイートなどのバイラル効果。
そういうことが、マーケティングの最重要課題になってきたわけです。


根本的にウェブの構造変化が起きているのです。
それも激しいスピードで。
これがビジネスに影響を与えないはずがありません。
どんなビジネスも影響があるのは当たり前のことです。
だからこの3年間くらい、ソーシャルメディアに力を注いできたわけです。


でもね、ボクはソーシャルメディアが好きなわけではありません。
ソーシャルメディアの普及で、人の関係性がどう変わっていくのか。
社会や経済がどう変わっていくのか。
それにものすごく興味があるのです。
だってマーケティングコンサルタントとして、新しい世界を体験することは、とっても重要なことですから。


今までのやり方を否定するつもりは毛頭ありません。
ニュースレターやチラシ、PPC広告だって、まだまだ効果があります。
でもね、それだけではもったいないってこと。
あなたのマーケティングシナリオに、ソーシャルメディアをどう組み込むかが重要になっているのです。
これは「オムニチャネル」という考え方です。
もうリアルだとか、ソーシャルだとか言っているレベルではないってこと。
今の時代、ブログやFacebookで関係性を築くことが大事だと思う。
というかマストだともいえます。
なんどでも言うように「関係性」の時代です。


リアルの人と人のつながりが大事だとか、実際の現場を体験するのが大事とか言う人もいますが、それはソーシャルメディアをしっかりやった人が言うことです。
自分のインフラになるくらい駆使して、初めて言えることです。
ましてやFacebookやTwitterのアカウントさえもっていない人が、そんなことをいくら声高に言っても、説得力がないのです。
そう言いたかったら、使いまくって、コミュニケーションしまくりましょう。


ソーシャルメディアはマーケティングを変えます。
というか、もう変わっています。
もしあなたがブログを続けて発信していたら、それは実感できますよね。
ブログを読んだ人の縁で新たな人とつながることができたとか、仕事になったとか、商品が売れたとか、信頼されて売上があがったとか。
ブログだけでもそういう経験があるかと思います。
さらにSNS。
Facebook、Twitter、YouTube、Instagram・・・
お客さまを大切にしたいと思っているのなら、関係性を深めたいと思っているのなら、ソーシャルメディアを使うのは当たり前。
そういう時代になる。
というか、なっているんじゃないかな。


新春セミナーが終わって、懇親会のときに考えていたのは、概ねそういうことでした。