「もう」ではなく、「まだ」と考えよう! | 学校へ行こう~大手進学塾講師が語る中学受験最前線!

「もう」ではなく、「まだ」と考えよう!

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こんにちは!各地から桜も満開とのニュースが届いてきていますが、関東ではこの数日間というもの「寒の戻り」とも言ってよい状況ですね。

しかし、春に咲く花は冬の寒さを乗り越えるからこそ美しいとも言えます。今は、毎日の学習に辛いと思っているお子さまたちも、来年、再来年に合格という大輪の美しい花を咲かせてあげたいですね!

さて。以前にも記事にしたことがあるのですが、「中学入試を意識する時期」は、小学校4年生くらいのお子さまを持つ保護者の方が多くなってきている昨今です。

「では、6年生になろうとしている子では、もう遅いのかしら?」というご質問を頂くことも多く、今回はその点についてお話してみようと思います。

今年、私の担当する男子が、昨年(5年生)の2月に入塾して。みごと、第一志望の早稲田実業に合格しました。かなり読書をするお子さんだったので、国語の成績こそまぁまぁという感じでしたが。その他の算数、理科、社会はほとんど受験をするレベルではありませんでした。

では、どうして彼が難関校に合格できたのか?といいますと。

何より、「本人の熱望する学校だった」ということが挙げられます。動機そのものは、非常に子供らしいものでした。本好きな彼は、『空想科学大戦』という本に傾倒し、「どうしても自分でロボットが作ってみたい」という夢を手に入れたのです。

そして、それを実現するためには、「ロボットを作れる大学に行かなければならない」とう情報を手に入れました。そして、早稲田大学の理工学部が彼のその夢に一番の近道であるという結論を得たのです。さらに、「その大学に入学するためには、早稲田実業からが一番可能性が高いと思った」と言っていました。

実際、塾に通い始めてからの彼は、とにかく自分のやりたいことをするのだからと、お弁当も自分で作り、授業のない日でも自習室での学習を怠りませんでした。当然、先に入塾していたお子さんたちとは、相当な差が開いていることは自覚していたようですが、入塾当初の情熱は決して衰えることがありませんでした。

入塾した際には、下から2番目のクラス。それが、春期講習直後のクラス分けでは、ワンランクアップ。そして夏期講習前には、とうとう最上位クラスへのステップアップを可能にしました。

私と彼との付き合いは、入塾した際の国語と、最上位クラスの社会。国語は、それほど心配していませんでしたが、社会はクラスでも最下位と言ってもいいくらいで、最後の最後まで気が抜けない状態でした。

でも、「時間は、決して裏切らない」ということを、彼に教わったような気がします。寸暇を惜しんで、何度も何度もプリントや小テストを取りに来て。繰り返し解きなおしては、質問にやってくる。一見、ひょうひょうとした子ではありましたが、いい意味で「我を通す」ことも知っていました。

「もう」という言葉は、あきらめを連れてきます。
「まだ」という言葉は、夢をふくらませてくれます。

たとえ、合格を手にできなかったとしても。
夢を紡ぐための努力は、その後の人生に大きな影響を与えます。
最近つくづく思うことがあります。
親が子供に残せるものは、お金ではなく、一生学ぼうとする知識・知恵ではないかと。

あきめる前に、「夢」を与えることをご一考されてはいかがでしょうか?

ご参考になったでしょうか。

ではでは。



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