2009年入試のキーワード:【サンデー・ショック】 | 学校へ行こう~大手進学塾講師が語る中学受験最前線!

2009年入試のキーワード:【サンデー・ショック】


こんにちは!



6/2 今回から中学受験生およびその保護者の方に向けたblogを書かせていただくことになりました。

どうぞよろしくお願いいたします。


実際に、来年受験をされる小学校6年生はもちろん、非受験学年である小学4、5年生をも対象に、最新情報を織り交ぜながら、中学受験の現状を記していきたいと思います。


1.2008年入試の総括


さて、今春(2008年)の首都圏における中学受験生は、空前の52,000人超という数に上りました。


総出願者数こそ昨春(2007年)には及ばなかったものの、終わってみればかなりの激戦・大番狂わせの生じた年でした。


現場においては、昨年までは鉄板の押さえの学校(いわゆる滑り止め校ですね)が「押さえ」にならなかったということが、大きな衝撃となりました。


遡れば2003年に、首都圏の中学受験者数と私立中学定員数が逆転したときから、今日のような状態に陥ることは容易に予想がついたのですが。。。


2.2009年入試のポイント


 小学6年生の人口が増える。

 変則的な「サンデー・ショック」と呼ばれる年である。


来年は、1999年以降の過去10年間において、4番目に小学6年生の人口が多い年です。


全体数が多いのですから、おのずと中学受験者数は更新されるはず。


「サンデー・ショック」は、別名「ミッション・ショック」とも言われます。


これは、東京都および神奈川県の入試解禁日である2月1日が日曜日(安息日)に当たり、とくにプロテスタント系の女子校が、入学試験日を翌日の2月2日(月曜日)に移動するため、前年の入試データを参考にすることが難しい状況が発生することから名付けられました。


中でも、女子御三家のひとつである女子学院が2月2日に移動するので、例年なら1校しか受験することのできない御三家(例年は、3校とも2月1日を試験日としています)を2校受験することが可能となります。


つまり、上位層のお子さまにとってはチャンスが2倍になりますが、チャレンジ層のお子さまは、かなり苦戦を強いられることになるでしょう。


また、その余波により、他の難関女子校も試験日の大幅変更が予想され、併願校の選定がセオリー通りにはいかなくなります。


当然、これは共学校にも及んでいきます。


ちなみに、前回の「サンデー・ショック」は2004年(現高校2年生)、次回は2014年(現小学1年生)です。


3.「サンデー・ショック」の対処法


前述のように、来年は入試要項に大幅な変更が加えられることは明らかです。


ですから、現時点より受験生の保護者の方には、常に志望校に関する変更点を意識していただきたいと思います。


さいわい今は、ほとんどの私立中学がインターネット上にホームページを開設していますから、普段からこまめに情報収集することを心がけておきましょう。


最終的な志望校の選定の際に、大きな力となるはずです。


次回予告!【2009年入試の注目校】

                                   





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