
50代、世界の半分が『それ何?』になってきた。|知らないものが増える速度が速すぎる
知らない言葉。
知らないサービス。
知らない歌。
知らない人。
知らない機能。
昨日まで見たこともなかったものが、翌日にはもう「皆さん当然ご存じですよね」という顔をしてこちらを見ている。
いや、知らない。
私は今日初めて会った。
若い頃は、知らないことがあると少し焦った。
会話の途中で知らない名前が出ても、
「ああ、あれね」
みたいな顔をして、あとでこっそり調べたこともある。
今はもう、だいぶ素直になった。
「それ何?」
言える。
というより、言わないと追いつかない。
そもそも世の中の更新速度がおかしい。
新しいものを一つ覚えたと思ったら、その横から三つくらい出てくる。
やっと入口を覚えた頃には、入口の場所まで変わっている。
52歳の私には、ときどき世界が少し早送りに見える。
だから最近は、全部を追いかけないことにした。
知らないまま通り過ぎるものもある。
気になれば少し覗く。
面白ければ、そのまま中へ入る。
よく分からなければ、そっと戻る。
それくらいでいい。
若い頃は、歳を取れば知っていることが増えていくと思っていた。
実際は逆だった。
知れば知るほど、その外側に知らないものが増えていく。
まあ、いいか。
私が遅いのではなく、
世界が広いということにしておこう。
そして明日また、見たことのない何かが現れたら、
たぶん私は普通に言う。
「で、それ何?」🤣✨✨✨
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