世界選手権フィギュアの高橋選手、素晴らしかったですね。
やはり選曲もいいし、あの「道」という映画の本質が凝縮されていて、涙が出ました。
フェリーニの映画は難しくて、だいたい途中で投げてしまうんですが、「道」は見やすくて唯一最後まで見て泣いた覚えがあります。
道化師が懸命に生きて、最後にそんな日々を思い出す、という。人生は必死で、だから可笑しいし、哀しい。
ニーノ・ロータのテーマ曲は起伏があって、エンディングは涙を誘います。バンクーバーでも、少し転んだけど僕の中では感動させてくれたので、金メダルあげたかったです。
靭帯損傷という逆境を懸命に乗り越えた高橋選手にもきっと、哀しみや喜びの沢山詰まった「道」があり、そんなすべてが凝縮された演技でした。
僕はフィギュアもダンスもまるでわからないけど、深く揺さぶられました。「これが僕の人生なんだ」というのが溢れて、もう勝ち負けは越えたところにいるように感じました。トリノ金の荒川さんもそうでしたが、勝つことに苦しんで、そこから突き抜けるまで苦しんだ者だけが、勝敗を越えて達観出来る境地が確かにあり、そんな人が勝つんですよね。
なんでもそうですね、きっと。楽しては何も得られない。苦しいからこそ、わかること、笑えることがある。
いいものを見せてもらいました。
やはり選曲もいいし、あの「道」という映画の本質が凝縮されていて、涙が出ました。
フェリーニの映画は難しくて、だいたい途中で投げてしまうんですが、「道」は見やすくて唯一最後まで見て泣いた覚えがあります。
道化師が懸命に生きて、最後にそんな日々を思い出す、という。人生は必死で、だから可笑しいし、哀しい。
ニーノ・ロータのテーマ曲は起伏があって、エンディングは涙を誘います。バンクーバーでも、少し転んだけど僕の中では感動させてくれたので、金メダルあげたかったです。
靭帯損傷という逆境を懸命に乗り越えた高橋選手にもきっと、哀しみや喜びの沢山詰まった「道」があり、そんなすべてが凝縮された演技でした。
僕はフィギュアもダンスもまるでわからないけど、深く揺さぶられました。「これが僕の人生なんだ」というのが溢れて、もう勝ち負けは越えたところにいるように感じました。トリノ金の荒川さんもそうでしたが、勝つことに苦しんで、そこから突き抜けるまで苦しんだ者だけが、勝敗を越えて達観出来る境地が確かにあり、そんな人が勝つんですよね。
なんでもそうですね、きっと。楽しては何も得られない。苦しいからこそ、わかること、笑えることがある。
いいものを見せてもらいました。