11/18(金)

 

タイ旅もいよいよ終盤にさしかかってきた。

 

5日目はタイのリゾート地のひとつである「パタヤビーチ」へと向かうことに。

 

 

パタヤビーチへの行き方は主に、

ロットゥーと高速バスがある。

 

今回は高速バスを使って向かうことにした。

高速バスは東バスターミナルから一時間おきに発車しているらしいため、

朝はゆっくり8時半過ぎに宿を出発した。

 

東バスターミナルがある「エカマイ駅」まではナナ駅からBTS乗り換えなしで4駅だったため9時過ぎには到着した。

 

バスターミナル内にはいろいろな行き先のバスがあり、各方向によってチケット売り場が分かれており、英語表記もされているため非常にわかりやすい。

 

 

 

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↑さっそくチケットを購入。

さすがに5日目にもなると慣れたものだ。

 

「エカマイ発ーパタヤ行」10:00発で所要時間一時間半とのことだが、

到着時刻の表記は無い。

そこは鉄道でもバスでも大差ないようだ。

日本だと遅れても数分、鉄道に至っては秒単位での管理であるため、考えられないが(笑)

 

その正確さが当たり前になっているが故に、日本は世界でも有数のストレス大国になっている。

日本は素晴らしい国なのは間違いないが、そんなところが少し嫌いだったりもする。

 

たまには時間に縛られることなく、遅れてしまっても笑って過ごせるタイのような雰囲気になってもいいのではないだろうか…?

 

 

そんなことを思いながらバスの出発時刻までターミナル内に備え付けのベンチで待つことに。

 

主に観光地への高速バスが多くあるため、ターミナル内は様々な国からの旅行者が目立つ。

いろいろな言語が飛び交っていて聞いているだけでおもしろい。

 

 

出発時刻が近づきバスを探す。

チケットにバス番号が記載されているためすぐに見つかった。

 

席は決まっており、チケットに書かれた番号の座席に座る。

冷房は相変わらずガンガン効いており、Tシャツと短パンの自分には冷蔵庫のようであった。。

でもさすがに高速バスは綺麗で新しかったので風量の調節は可能であった。

 

 

隣にはおそらく現地の女性の方が座った。

ここも、日本であれば男性と女性のお一人様同士はセクハラ防止のため隣合わないようにするバス会社を見かけるが、タイでは関係ないようだ。

 

 

バス内で残念だったことがあった。

ちょうど自分の後ろに日本人の女性3人グループが居たのだが、周りを気にせず大声で話していて足を前の座席の背もたれにかけていたり、非常に行儀悪い行動が目に映った。

 

見て見ぬフリの日本とは違い、周囲の欧米女性グループが睨んで舌打ちしたりしていたが(笑)

大和魂を勘違いした日本女性は無視し、結局パタヤへ着く直前までうるさい状態であった。

 

卒業旅行か同僚同士の旅行か分からないけど、テンションが上がる気持ちは分からないでもないが、同じ日本人としてすこし恥ずかしかった。

 

どこへいっても日本人というだけで評価が高く親切にしてくれる人はたくさんいる。

それは先代からの礼儀正しく丁寧で正確な日本人像を確立してくれたからだ。

 

 

概ね予定時間通り11時半にはパタヤへ到着した。

 

いきなり海が目の前に!…

ではなく、メインロードからは3kmほど離れたバスターミナルへの到着となる。

 

なので、そこからメインロードへ移動しなくてはならない。

タクシーやソンテオが多く待ち構えているため、移動手段に困ることはない。

 

メークローン以来のソンテオで移動することにした。

メークローンのときは完全にローカル線用だったため8Bで済んだが、パタヤは観光客値段でたしか50Bくらいだった。(それでも十分安いけどね。)

 

相変わらず荒い運転で心配になるソンテオで10〜15分走り、メインロードへ入るといよいよ海が目の前に見えてきた!!

 

 

 

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↑メインロードから目の前に広がるパタヤビーチ

 

欧米の観光客が非常に多いことも手伝い、ここがタイということを忘れさせるような、さながらカリフォルニアのようなビーチが眼前に広がる。(アメリカはいったことないので想像だが…)

 

この日はオンショア(沖から陸へ向かう風)がとても強く吹いていた。

事前にガイドブックで知っていたが、海は濁っていてお世辞にも綺麗とは言えない。

船やボートが多く停泊しており、その間を縫うように泳いでいる人も見かけたが、ビーチリゾートと呼ぶには難しい感じであった。。

 

 

時刻はすでに正午を回っていたため昼飯にすることに。

 

タイに来てから未だタイカレーを食べていないことに気づいたため、5日目にしてようやくタイカレーを食べることに。

 

メインロードからソイ7の細い路地に入ってすぐのところにあった、なんでもありそうなレストランに入った。

 

いろいろな種類のタイ料理から、アメリカ人が好みそうなビッグステーキまで、

様々な種類があり、無事にタイカレーもあった。

 

初日の最初の食事、パタヤサラダは正直あまり口に合わなかったので、

ご当地ではあるが避けて「シーザーサラダ」を頼んだ。

 

他に「タイ・グリーンカレー」と「シンハービール」を注文。

タイの屋台や小規模なレストランでは、アルコールの提供がない店が多く、

たいていは隣接するバーやドリンク専門の店での注文となるが、併設しているため別経営とはいえ、料理店で注文できるカタチとなっている。

 

 

 

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↑シーザーサラダとシンハービール

 

タイに来て現地のビール「シンハー」「チャン」「LEO」を飲んだが、

個人的に一番飲みやすいのは「シンハー」であった。

「チャン」は安く、飲みやすく、「ハイネケン」と似た感じがある。女性の口には合うかもしれない。

「シンハー」はアルコール度数が高いが風味もあり非常に美味しかった。

 

がしかし!

やはり日本の生ビール(アサヒかプレモル)がナンバーワンである!(いまのところね)

 

サラダとビールを飲みながら涼んでいると、

お待ちかねのグリーンカレーが来た。

 

 

 

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↑タイグリーンカレー、ライスは別注文。

 

一口食べてみるとココナッツの香りが凄い…!

多くの香辛料が含まれており、辛さも程よくとても口に合い、美味しかった。

 

 

 

腹も満たされ、パタヤビーチ周辺を散策することに。

 

途中、日差しは強くサングラスを持ってこなかったため、露店を拝見。

 

タイの露店で売っているような「レイバン」や「ディオール」のサングラスはほぼ100%偽物である。

本物のレイバンを持っているが、やはり偽物は作りが雑で軽くすぐ壊れそう(笑)

 

偽物のくせに、400〜500Bくらいで結構高い。

でも本物だったら安すぎる。もっとまともな値段設定できないのかと…(笑)

 

とりあえずUVカットしたかったので、ノーブランドのサングラスを購入。

最初250Bとのだったが、値段交渉へ。

「discount please」と笑顔を振りまき、最終的に150Bになった。

そんなに粘ってもいないのにこれだけ下がったってことは、原価は恐ろしく安いんだろうなあ。。

いずれにせよ日差ししのぎには安いものだ。

 

装備も整ったので散策スタート。

 

 

 

↑パタヤビーチの様子。

 

 

 

↑メインロードの様子。

 

 

 

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↑欧米美女は絵になる。。

 

パタヤビーチには水上マーケットや、美しく綺麗な海がある「ラーン島」等があるが、今回は時間も限られていたためビーチ周辺の散策のみとした。

 

砂のビーチ幅は年々砂が流出しており、だんだん狭くなっているとのことである。

 

 

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 ↑だんだん狭くなるビーチ。そのうち砂が無くなるのか…

 

日本では江ノ島付近に住んでいるが、「七里ガ浜」に似た雰囲気であった。

ただサーフスポットは無いようだが。

 

タイでは南西に位置するプーケット付近に一部サーフスポットがあるようだが、あまり有名ではない。

 

ブラブラしながら南の方へ行くと、「ウォーキングストリート」と呼ばれる歩行者天国へと辿り着いた。

しかし、車が行き来していた…

どうやら決まった曜日限定の歩行者天国らしい。

 

パタヤといえば風俗店で有名だが、昼間なのでまだオープンしていない店が多く見られた。

夜になるとすごく賑わうんだろうなあ〜と思いつつ、

昼間の一通りが少ないストリートを散策。

 

 

 

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↑世界共通のファストフード店「マクドナルド」のドナルドも、タイではこんなポーズ「コップンカー」

 

しばらく歩いて行くと、小高い丘のふもとに差し掛かる。

 

 

 

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↑中腹には「PATTAYA city」の文字

 

この丘の上に「ワットカオプラバート」という寺院があり、見晴らしは最高のようだが、行くのは断念した。

 

 

 

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↑海の目の前には大きなホテルがある。「ラーン島への」ボート乗り場がすぐ付近にあるため宿泊するには良さそう。

 

ここらへん周辺がパタヤビーチの最南端となるため折り返してメインロードに戻ることにした。

 

 

 

↑戻る途中で子供達がサッカーボールでバレーの要領で遊んでいた。

 

元サッカー部としては混ざって遊びたかったがさすがに26歳のジャパニーズおじさんが来たらびっくりされるかなと思い止めた(笑)

 

 

喉がカラカラだったので飲み物を探していると、いい感じのフルーツジュースの露店があった。

おばちゃんは英語ができないみたいで、指差しにて注文することに。

 

いろんなフルーツがあったが「スイカ」を注文。

 

 

 

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↑注文してから豪快に包丁で一刀両断し、ミキサーで作ってくれるため新鮮。甘くて美味しい!

 

戻ってぷらぷらしていると夕方近くになってきたためそろそろバンコクへ戻ることに。

 

さて、メインロードからバスターミナルへ向かわなければならないが、行きのようにタクシーが並んでいることはないので、自分で交渉して向かわなければならない。

 

少し歩き回って探していると、暇そうなソンテオを数台見つけた。

 

運転手の兄ちゃんにバスターミナルまでの料金を聞くと

「200Bだよ」と、高いって…!

「来る時は50Bだったぜ兄ちゃん」と返すと、

「Ohh..そうだっけ?but too farなんだぜジャパニーズ」と返してきた。

「そう。じゃあ別を探すよ。」値切り開始。

「ちょっと待ってくれ。しょうがないな180Bでいいよ。」とのことだが当然無理。

「80BならOKだぜ。」

「厳しいってジャパニーズ。」

そんなやり取りをして、結局120Bだったかな?に落ち着いた。

正直そんなに馬鹿高くなければいくらでも構わないのだが、日本人相手にぼったくろうとする現地の兄ちゃんと交渉するのが結構楽しい(笑)

 

しかもソンテオなのに高い金払ったからか、荷台ではなく助席に乗せてくれた。

そして丁寧な運転。うん、この兄ちゃんを選んで良かった。

 

too farとのことだったが、ものの10分でバスターミナル到着。

「コップンカー兄ちゃん」ソンテオを後にし、高速バスのチケットを購入。

 

出発まで3分ほどのベストタイミングだった。

 

帰りのバスでは疲れてすこし寝てしまった。

起きると高速道路を降りるところで、行きの景色からいうと経路の半分近くまで来ているようだった。

 

バスでは、前方の席のエアコン部分から水が垂れ落ちて欧米の親子が別の席へと移動していた。こういったタイの風景にも慣れてきた。

 

一般道路に降りてからは帰りのラッシュアワーに当たったようで、合計2時間近くかかり、「エカマイ駅」に到着したときにはすっかり暗くなっていた。

 

そこからナナ駅へ戻り、付近の屋台で夜飯とチャンビールを購入。

 

 

 

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↑2つで100Bくらい。鶏肉とネギを甘辛ベースのたれで炒めた丼。

 

 

約半日程度の滞在だったが、タイの有名な「パタヤビーチ」はとても良かった。

久しぶりに海を見たこともあって癒された。

一週間近く海を見ないとモヤモヤしてくるため、やはり自分の人生には海が欠かせないと再認識した。

 

 

 

明日は最終日。

 

土日しか開かれないバンコク最大の市場「ウィークエンドマーケット」へと行く予定。

 

 

この日はたくさん歩いたためぐっすりと眠れた。

 

 

 

 

タイ6日目へつづく。