タイ4日目その1のつづき
地図を見るとここから例の「エレファントキャンプ」まで近そうだったため向かうことにした。
再びサイクリングスタート。
大きなロータリー2つを通り越し、20分ほどで到着した。
園内に入る前に象の檻が外から見れるところがあった。
初めてこんなに間近かで見る象は、かなり大きくちょっと怖かった。
こんな大きい象に蹴られたり踏んづけられたら、ちょっとやそっとの怪我じゃ済まないだろうなと本能的防護の思考に走った。
↑乗る象の様子。想像よりも大きい!
そしてチケット売り場で領収書を見せて引き換えにチケットをもらった。
が…!
料金表示を見ると1回80B…
なんて日だ!!!
レンタルサイクル60Bとして象乗り80Bだから高くても140Bそこそこのはずなのに。。
これはぼったくられた。
しかも領収書でチケット引き換えだったのはレンタルサイクル屋にとって証拠を残さないためと思われた。
これがお前らのやりかたかああああ〜〜〜!
まあぼったくられたって言っても250B=750円程度。これが物価の安い国の助かるところだよね。
いい勉強になりました。
これで危機意識が向上し、その後は目立ったぼったくりはなかった。。と思う。
↑はじめてのエレファントライド。下から見るよりも高いし揺れるしやらでかなり怖かった。
エレファントキャンプの周辺を約15分かけてゆっくり周遊する。
道路にはみ出したりするけどそれは車の運転手も容認済みのようで上手くかわしてくれる。
象に乗ってると観光客から写真をバシバシ撮られるのがすこし恥ずかしい…
象使いのおっさんは途中で携帯電話で話しだしたり、ココナッツ屋で買い物したり、なんでもあり状態だった(笑)
ココナッツ売りのおじさんも象の高低差を気にせず料金の受け渡しも慣れたものだったので、たぶんいつもこんな感じなんだろうなあ。。
何はともあれ、人生初の象乗り体験は怖かったけどすごく貴重な体験になった。
エレファントキャンプから北へ10分ほどの「アユタヤ王宮跡」へと向かった。
↑アユタヤ王宮跡の様子。
1350年にウートーン王によって王宮が建てられ永く繁栄したが、1767年ビルマによる侵略のため徹底的に破壊されてしまった。
よって廃墟と化した静けさはあるものの、建造物は未だに美しい線形・構造を残しており、繁栄した時代の歴史や偉大さを感じ取ることができた。
↑野犬が気持ちよさそうに日向で寝ている。
アユタヤをすべて回ろうと思うと一日がかりだが、今回は半日の予定だったため
ある程度絶対見に行く箇所を決めていた。
最後に大きな寝釈迦像がある「ワットローカヤースッター」へ。
これまで見てきた箇所はアユタヤ中心だったが、ここは西へすこし外れているため辿り着くのに苦労した。
結局迷いながらも30分ほどかかってようやく辿り着くことができた。
↑寝釈迦像。全長29mある。
前日に見たワットポーの寝釈迦像と比較したら小さく見えたが辿り着くのに苦労したことも相まって、とても神聖に感じた。
こちらの寝釈迦像の顔はとても穏やかで柔和である。
この時点で15時。
帰りの列車の時間も考えるとそろそろアユタヤ駅へと向かわなければならない。
回った箇所はガイドブックに掲載されている箇所からすると半分くらいだが、サイクリングで汗をかきながら回ったので満足できた。
帰り道、因縁の(笑)サイクリング屋に自転車を返却し、渡し舟で対岸へと渡ったあと
駅前の屋台で肉団子の串とカフェオレを購入。
4日目にしてお店の人に対する「コップンカー」と合掌が様になってきた。
タイ人は挨拶やお礼に対してとても丁寧で良い印象を受け取ることが多々あった。
「微笑みの国」と呼ばれるだけあって、こちらもとても穏やかで楽しい気持ちになる。
無事に帰りのチケットを購入でき、エアコン付きではなかったが急行だったため往路よりも早く、1時間30分ほどでバンコクへと戻った。
バンコク着が18時過ぎでまだ早かったため、実家と会社へのお土産を買ってしまおうと思い、サヤーム駅近くにある「MBKセンター」へと向かうことに。
ガイドブックにはバンコク屈指の規模で外国人旅行者にも非常に人気と書いていたが、まさにその通りで駅前にどどん建っておりすぐに見つけることができた。
センター内は各フロアで商品の種類が別れており上階には巨大なフードコートがあった。
スーパーのような食品売り場の階に行き、会社にはテキトーにチョコレートを買った。
実家には、フルーツの乾物保存されたものと、ごま油、母親用にココナッツオイルを使用したボディオイルと化粧水を購入した。
買い物が終わったあと、フードコートで夜飯。
↑ひき肉を炒めごはんと併せた丼。備え付けの薬味を入れたらかなり辛かった…
MBKセンターを後にし、宿へ戻る途中に1日目に行けなかった、まるで日本のような「タニヤ通り」と「パッポン通り」へ向かうことにした。
BTSサラデーン駅へと向かった。
界隈は駅を降りてすぐの通りである。
↑通りには日本でも普段目にする「世界の山ちゃん」「つぼ八」「吉野家」等々、ここは日本か?!と勘違いするほど日本街の世界観に溢れていた。
タイ在住と思われる仕事帰りのスーツ姿の日本人を多く見かけた。
界隈には飲み屋、ローカル屋台、ゴーゴーバーなどのナイトスポットが点在している。
一通り回ったが人が多すぎて、疲れた体にはきつかったため
雰囲気を感じて早々に退散。
小腹が空いてたのでナナ駅近くの屋台でごちゃ混ぜご飯を買い、宿へ戻った。
旅も終盤、明日はいよいよ海好きにとっては有名であるリゾートビーチ「パタヤ」へと向かう予定。
さすがに一週間近く海を見ていないと精神的にきついものがあるため(笑)
明日はかなり楽しみ!
タイ5日目へつづく。