急遽一ヶ月前から予定を立て、今回は約1週間のタイ旅行を計画した。
というのも、10月中旬に予定していたギリシャ旅行であったが
いざ成田空港まで行き、チェックインしようとしたところ
アテネ空港の管制塔がストライキということで、日本からすらも飛び立つことは
できない状況であった…
情勢が芳しく無く、公共交通のストライキが多いとは事前に把握していたが
まさか自分が当たるとは。。モっていた(笑)
会社には事情を説明し、有休は取り消しにしてもらえたので
その分の休みと積み立てたお金を使って、
とりあえず近場のアジアを中心に計画を練っていた。
いろいろ候補はあったものの、バックパッカーの聖地タイを選んだ。
タイと言えば、直近のニュースでプミポン国王が亡くなったのを聞いていた。
絶対的な信頼と忠誠のもとにあった国王の死に直面した国は
やはり治安に不安があるのだろうか。
という少し不安な気持ちもありつつ、まとめて休みを取れそうな期間が
11月中旬と、残り一ヶ月程度しかなかったこともあり
今回の(代替)旅はタイに決定した。
まずは航空券の手配。
スクート航空というLCC利用で往復で34,555円。
スクート航空は日本ではあまり馴染みのない航空会社だが、
ネットでいろいろと調べたところ、世界的には割と有名で安全(たぶんね)であった。
宿はバンコクの中心に近いBTSナナ駅の近くにとった。
ここを中心としていろいろ周る計画だ。
11/14(月)5:15江ノ電江ノ島駅発〜JR東海道線〜YCATバスを乗り継ぎ成田へ。
神奈川からでも成田へ行くまでは一苦労…
こんなことを言うと地方民には怒られるかもしれない。。
飛行機は10:00発、空港には十分余裕を持って7:30には到着した。
悪夢のチェックイン。。だったがさすがに2回連続ストライキという奇跡は起きず
無事にボーディングパスをゲット。
時間までテキトーに過ごし、セキュリティーチェックを通過しいざ搭乗。
↑スクート航空機内。
通常のLCCでは男性ならば膝が付くくらい狭いが、拳一個分は余裕があった。
有料サービスは付けなかったので機内食はなかったが、
サービスに特に不満はなかった。
特筆すべきとしたら、すこし空調が効きすぎて寒かったくらいか。
通常の航空機ならばスワンナプーム国際空港に到着するが、
LCCの到着はほとんどドーンムアン空港となる。
どちらもバンコク中心からは距離が同じくらい離れているため
市内へのアクセスに関しては苦労は変わらない。
ただ、規模はドーンムアン空港は小さいとのことであったが、たしかに
古く小さいと感じた。
10:00成田発〜バンコク・ドーンムアン空港には現地時間14:50くらい着。
日本とバンコクとの時差は2時間あるため、日本時間では16:50着となる。
空路の関係で行きは7時間かかったが、帰国時は6時間弱で着くのだ。
一日目の計画は、空港到着後バンコク市内まで移動し、宿へ移動。
荷物を置いた後、日本通りと呼ばれる「タニヤ通り」と「パッポン通り」へ
行く予定であった。
しかし、バンコク市内までバスで移動〜BTS乗り換えで宿まで到着するのに
思ったよりも時間を要した。
得に大型連休ではなかったため、空港には日本人の姿はまばらだったが
なにしろ欧米人が多く居た。ほとんどが夫婦やカップルのようで
相変わらずの美男美女スタイル抜群で、アジア人は蚊帳の外状態であった。
空港を出るとバス乗り場はすぐ見つかり、チケットを購入しようとしたが
基本的にタイの市内バスは車内での精算のためチケットはない。
バスに乗ると欧米人と地元のタイ人ばかり。
すこしすると、金属製の料金袋を持った回収係が料金袋を「カランカラン」と
鳴らしながらやってきた。
「30バーツ。」タイに来て初めてのバーツの支払いだ。
1バーツ=約3円 のため乗車時間45分程の距離で90円。なんと安いことか。
料金回収のおばちゃんは自分の仕事を終えると運転手の横に行き、
なにやらおしゃべりを始めかなり盛り上がっている。
当然つぎの停留所名のアナウンスなどは無い。
いきなりタイの通常営業を見せつけられた感じだ。
地元の人たちは、ここ停留所?!というところでも構わず運転手にストップを
告げ降りていく。
目的地はMRTモーチット駅付近だったが、風景からは確認できず。
結局、大きな荷物を持った明らかな旅行者が一斉に降りる停留所で降りた。
一応おばちゃんに確認したところ「モーチットだよ」とのことだったので
とりあえずは無事にバンコク市内への移動は成功した。
そこからBTSモーチット駅まで歩き、宿のあるナナ駅まで移動。
BTSとは民営のスカイトレインのことで、日本でいうところの東京モノレールである。
初乗りは15Bから、遠くても52Bと、旅行者にとっては非常に嬉しい料金である。
ナナ駅に着いて、事前に調べておいたレートの良い近くの両替所で両替。
そこから宿までは徒歩5分くらいなのだが、ナナ駅は歓楽街で小さい店が多く
点在しているためなかなか見つけることができず、結局15分程かかってようやく
チェックインできた。
荷物を整理し、外へ出れる準備ができたときにはすでに薄暗くなっており、
移動の疲れもあったため予定していたルートを変更し、
初日はとりあえずナナ駅付近の探索とした。
この日最高気温は33℃あったようで、夜になっても気温は落ちない…
夜でも25℃くらいはあったのでは?
しかもかなり蒸し蒸ししており、日本からの初日の身体では汗が止まらなかった。
1時間ほど近くを散歩し、ある程度の地理を把握したところで腹も減ったので
夜飯タイム。タイに来たからには地元のローカルフードを食べようと思っていたが
いきなりの屋台飯には少し抵抗があったため、なんでもありそうなローカル店っぽい
ところへお邪魔することにした。
↑カーオパットクン(チャーハン)、パタヤサラダ(酸っぱ辛い)、チャンビールで200Bほど。安い!
タイ料理は合わない人は合わないと聞いてたが、今回の旅中に口にしたものは
ほぼ美味しく満足であった。
いい感じのほろ酔い気分で早めに宿に戻り、
一日目終了。
「タイ2日目」へ続く。