ナースウォッチ洗濯

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今朝、娘の制服のポケットに時計が入ったまま、一緒に洗ってしまったナースウォッチ。


やっぱり時計は止まってる。



秒針とれてるし。


娘に直しておいてと言われ、


ダメ元でナースウォッチ分解作業をしました。


電池交換はやったことあったので裏ぶたの開け方は知っています。


まず裏ぶたの窪みにヘラを引っ掛けて開ける。



試しに爪でこじ開けようとしたけど無理でした。爪先欠けました。


薄くて硬い物があれば簡単に開けられます。


たまたま自宅にあった金属のヘラを使い、簡単に開けることができました。

開けた中はこんな感じ。



中にも水が入っていたのでティッシュで拭きながら中のプラスチックの部分を取り出す


次は電池を外します。


水を拭きながら小さなボタン電池を外そうとするけどこれがなかなか外れない。


スライドするようにして力を込めて外すと思い切り飛び出しました。


その後にもう一度出し入れした時は簡単にできたので、きっと私のやり方が変だったのでしょう。


その電池がこれ。



電池は小さくて SR626SW と刻印されてます。


そしてここからが問題。



この部分が外れない。


引っ張るとカチッとなり、時間の調整をするツマミと本体が繋がっている棒の部分。


これが取れないと表側の濡れてるの部分を拭く事も、秒針を取りつけることも出来ない。

そもそも秒針がまた取り付けられるかもわからないけど。


これが外れなければもう諦めよう、と思いつつネットで検索。


そのツマミは「リューズ」と言うらしい。


リューズを外すのは、その時計によって何種類かあるらしく、これはプッシュ式のような感じ。


プッシュ式は、ある窪み?穴?の部分を押しながら引き抜いて外すらしいが、その押す部分が時計によって違うらしく、これはどこだかわからないので、


手当たり次第、押せそうな所を押しながら引いてみるけどぴくりとも動かない。


さらに調べると、押す部分の見つけ方はリューズを押したり引いたりした時、わずかに動く部分だとの事。


よく観察しながらやってみた。


押したり、引いたり、押したり、引いたりして


ほんの少し動く部分を見つけたのがここ。




拡大するとここ。



ここの小さな部品が僅かに動いてリューズがカチッとはまる。

そこに小さな穴というか窪みがあって、どうもそこがあやしいっぽいので、そこを押しながらリューズを引いてみたけど、動かなかった。


ちがうか。


諦めずにまた検索すると、まち針のような細い物で押すと良いとのこと。


今まで小さいハサミの先端で押してたけど、次はまち針で押しながら引いてみた。


んー外れない。


今度はまち針で色々な所を押しながら引いてみたけど、外れない。


なんで?

と思ってまたリューズを押したり引いたり観察すると、さっきのあやしい穴の部分が、引いた時より押してある時の方が良く見える位置にあるような感じ。


今までリューズをカチッと引いて、回すと時計の針が動かせる状態で穴を押しながら引き抜くを繰り返していた。


今度は、リューズを押し込んだ状態から、穴をまち針で押しながら引き抜くと、スルッと簡単に外れました。


おーーー、ちょっと感動。


そして文字盤の部分を取り出して、水分を拭いて、秒針の取り付け。


秒針は裏側に小さな突起があったので、時計の針の中心にある小さい穴にはめ込んでみた。


ピンセットでつまんで上から指で押し込んで取り付けた。


超繊細で、押し込んだ時に穴の位置がずれて秒針がグニャっと曲がってしまったので、真っすぐに直してまた取り付ける。

今度は押しすぎて反ってしまってまた直す。


まじで超繊細。


きちんとはまったかどうか確認のために指でそっと秒針を回してみると、半時計回りでは簡単に回るけど、時計回りだと動きが重い。


押しすぎて壊してしまった感があって、諦め半分で電池を入れてみた。


やっぱり動かなかった…。


ダメかと思ったけど、思い出した。


そうだ、水没したんだった。


今度はドライヤーで本体を乾かして、元通りに組み立てて見てみると


無事、動きました!



洗濯して中にも水が入って秒針も外れて半分諦めてたけど、無事動きました!


一日経った今でも動いてます。



次また洗濯してしまった時の参考に。


また、電池交換だけでも誰かの参考なれば。


その先は素人のダメ元修理なので、あくまでも自己責任でお願いします。