『悲劇の主人公は卒業』
◎結構最近悲劇の主人公の人が多くて…
・自分は悲しい、自分は自己犠牲している、と悲しみの世界に
浸ってヒーローの気分になっている人が多いです。
・それは損で、ブッダさんも「現実をありのままに見なさい」と
言ってたのです。
・物事は現実を見ることが難しく、僕達の目の前で見ている事は、
「解釈というレンズ」を通しています。
・実際に目の前で1つの事が起きても、それを解釈の違いで
「これは悲しいことが起きている」と思う人がいれば
「ラッキーだな」と思う人もいます。
・今、悲劇の主人公が増えてます。
・何故かというと幼少期の時、学校の先生とか親に
「ああしなさい、こうしなさい」と我慢するように教えられて、
「世の中は我慢する人生なのだ」「嫌な事でもやらせられる」
という世界観ができてしまっている人が多いのです。
・なので同じことを言われても、「俺はやらされている」
「我慢をしてやっている」と悲劇に浸る人が多いのです。
□平さんとコウさんの場合
平さん:被害者意識とは違うのですか???
仙人さん:あ!それと同じですね。一寸ネガティブですね。
平さん:僕はこういうのが分からなくて、こういう人が一番嫌いな
タイプです。
・こういう人が来たら相手にもしないです。
・そういうのは駄目ですか???
仙人さん:いや、僕はもう「腹が立って殴りたくなる」感じです。
・僕の世界観は「皆に喧嘩を売っているのかな」なので…
平さん:「お前だけ悲しい訳ではない」
「お前だけ苦労してるわけではない」と思います。
・コウさんどうですか???
コウさん:僕はそのタイプで…
・一寸前まで実践ライブなどで、「やらされてる感」
「疲れてる感」をアピールした時期があって、それが恥かしい
と気が付いたのですが…
・完全ではないですが、意識して治すようにしています。
平さん:「自分で全部やってやる」という気持ちになって
やってると良い感じがしますね。
・コウさんは、体もでかく頼りがいがあるので…
・「悲劇の主人公」ぶっているのは誰ですか仙人さん???
仙人さん:コウさんですね。
・あ!でも直ってきているのですが、ズバズバ言ってあげないと
分からないタイプなので…
・人生は選択なので、押し付けられていると感じるのは、
ありのままを見ていないのではないかと思います。
□インプロの社員
平さん:インプロビックにもこういう感じの奴がいて…
・いつも自分が困ったような顔をしてて…
・「無理をしてやらやらなくても、止めればいいのでは」と
言うのですが…
・「私は平社長の元でやりたい」と…
・「じゃあそんな顔するな」と…中々治らないですね。
□仙人さんの子ども達の意思
仙人さん:それは深刻な話ですね。
・僕の話を聞いている方は、僕が子どもにガンガン命令している
イメージがあるかも知れませんが、現実は子ども達の意思を
尊重しています。
・例えば、食べ合わせについて彼らが「嫌だ」と言います。
・それでも「食べ合わせはこちらの方が良いんだよと教えます」
・それでも嫌だと言った時は、怒らないです。プッシュしないです。
・「分かった」と言って、「パパはこうやって食べるからね。
お!元気もりもり、筋肉がでかくなってきた」とアピールします。
・でないと大人になった時、悲劇のヒーローや、やらされる感を
持ってしまうので…
□選択肢まみれ
平さん:そうですね私もそう思います。
・嫌だったら辞めるという選択が出来るのだから…
・ゆったりとしてやれば良いと…
仙人さん:人生は選択肢まみれです…
平さん:コウさん分りましたか???
仙人さん:全てが選択肢というのは本当で「目の前でやっている
事は全て選択肢の一つなのです」
・今の日本では何でも出来るんです。
・自分で選んだ道だという事です。