朝から病院。
渋滞にもはまらず予定通り到着!
血液検査はいつも通りの試験管6本。
尿検査に肝臓のエコー。
赤ちゃんを詳しく診るエコーに内診。
そして最後に内科の診察。
ハードスケジュールの1日。
絶食中だからより良い採尿するために
炭酸水をがぶ飲み。
採血の待ち時間に採尿。
いつもより色が良い。
採血は血管が細いからいつも失敗される。
この前は3回目でやっと入った位。
でも今回は1発で完了!ついてる感!
6本採っている間『良い血液でありますように』
と血に願いを込める。
その後肝臓のエコー検査へ。
担当は優しい感じの女性。しかも名字が一緒!
これも何か良い事が起こっている気がした。
『息を大きく吸って~止めて~吐いて~』
モニターを見つめる顔を時々見ながら大丈夫といい聞かせる。
肝臓エコー終了後、ご飯を食べる間もなく産科のエコーへ。
いつもより詳しく調べるため暗い別の部屋へ。
旦那も同席。
まずは赤ちゃんの心音。
無事確認
心臓も小さいけどちゃんと4つの部屋に別れていた!
それから背骨や胃、手足とみていく。
そして頭、太ももの長さで週数の大きさがわかる。
19w1dだが2週~3週程小さめとの事。
体重も100g。やっぱり小さいか。。
そしたら検査中赤ちゃんが動き始める♡『凄く元気な子ですね!』と先生。
なんて愛おしいんだろう。こんな小さいのに手足バタバタ。
『小さいけど骨格、体はしっかりしてますね』と嬉しい言葉。
次は臍の緒からちゃんと栄養が行き届いているかのチェック。ドクンドクンと心音の様に聞こえてくる。ただやはり私の場合臍の緒が細いうえに血流が悪く時々行き届いていないというのだ。
現状ポリープからの出血もあり赤ちゃんの栄養源がかなり減っているとの事。
『どうしたら臍の緒太くなりますか?血流よくするには何をしたら?』
『医学的に証明されている方法は特にないですね』
『そうですか……。』2人して一気に凹む。
嫌な予感。
でもとにかく普通の人より沢山食べて安静にして少しでも多く赤ちゃんに栄養を送ってあげるしかなかった。ごめんねベビちゃん。
最低でも500~600gにしてあげないと帝王切開もできないのだ。4Dもやってもらったがまだ小さすぎて何もはっきりとは見えなかった。中々ベビちゃんの顔は見えないが『あれ何かついてますね♡』
ベビちゃんは14w頃から怪しいものがと言われて今まで診てもらった先生全員に言われ確率高め!
嬉しい反面不安も残りつつエコー検査は終了した。
そして遂にSLEの検査を聞きに診察室へ。
もし、この検査が更に悪化もしくは横這いならば赤ちゃん継続は難しい。SLEの治療に入りおそらく即入院。
深呼吸して自分にいい聞かせる。『大丈夫。うちら頑張ったょ。ベビちゃんも強い男の子だから大丈夫!』そう思いながら旦那と見つめ合い頷く。
コンコン。
『失礼します』
『はいこんにちは!』
ドアを開けた瞬間主治医の表情は…
前回と違う。
主治医『どうですか調子は?』
私『大分熱も下がってきて楽になった気がします』
検査結果を見せてもらう。
主治医『うん、下がりましたね!』『腎機能も血小板も正常値近くなりましたね!』
嬉し涙が出そうになり彼と顔を見合わせる
旦那『よしっ!減塩食が効いた!』と声をあげる。
肝臓の検査結果の紙にも【見える範囲の肝内に明らかな腫瘤性病変は指摘できません】と記載。
やった願いが叶った
主治医も『やったね!』ととっても喜んでくれた。
『よって妊娠高血圧症、SLEのループス腎炎は現状大丈夫!まだ腎機能は少し普通の人よりは高いけど血小板も増えてきてるしこれからも気をつけて行きましょう。あとは赤ちゃんだね』
主治医『薬はそのまま継続して今後の転院の事も含めて明日また詳しく話ましょう。』(元々産科、内科、旦那、私での話し合い予約は入っていた)
夫婦『はい頑張ります。有難うございました!』
そうして内科の診察は終わり診察室を出ると2人で喜びあった。『やったね!奇跡起きた!』
『いや奇跡おこしたんだょ!後は赤ちゃんを大きくして助けてあげないとね!』
『そうだね!私は今日は大丈夫な気がしてたんだょね』なんて言ってみたり。
迅速な対応で薬を調整してくれた主治医のお陰でもあるが、彼には感謝してもしきれない。
2人で喜びあったあの瞬間は一生忘れないだろう。
有難う
翌日は最終産科のエコー検査。
まだ赤ちゃんの件は安心できない。
その結果で、また転院の方向がきまる。
そしてまだ自分自身の体も油断はできない。
続く