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目次

 

1、個性の時代「シンギュラリティ2030年」

  に活躍するために!

2、10年後、どんなライフスタイルが欲しいの?

3、この子は絶対に大丈夫だ…!と思うとき

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1、個性の時代「シンギュラリティ2030年」

  に活躍するために!

 

 

 

息子が不登校になったときのこと。

 

 

本人は元気そうだが、ずっと家にいて。

いつまで続くかわからない。

表面上は明るく過ごすが、

私の心がこんなにも重たい日々。

 

 

いったい、いつまで続くんだろう、

どうしたらいいのだろう、と

途方に暮れていたことがあります。

 

 

学校の勉強も手につかず。

学校の勉強でやっていることくらい

家でもやってくれれば

少しは安心ですが、

それは全く叶わない状態でした。

 

 

状況に不安が募り、

たくさんのセミナーや本を人知れず

夜中や4時に起きて勉強しながら、

ふと、

こんなフレーズが

目に入ってきました。

 

 

「シンギュラリティ2030年」

 

 

これは、ご存じAIが人間の知能を、

自学自習しながら超え始める、

と予想されれいる時期です。

 

 

そして、AI台頭に伴って、

これからは「個性」の時代

書いてある一文が目に留まりました。

 

 

それは、

こういった意味合いで

書かれていました。

 

 

AIによって個性が発揮やすい!

情報は調べるといくらでも出てくる。

机について学び、知識を積み重ねることは

生き抜く力に繋がらない。

 

 

今目の前にある

価値観や感覚は数年後、存在しない。

その世の中の変化のスピードがコロナ後、

どんどん速くなってきている。

 

 

好きなことを追求していたり、そこから、

新たなアイディアが生み出せることに価値があり、

それを生み出せる人こそが頭角を現していく!

 

 

そして私はこう感じたのです。

 

 

「…あれ?

学校の勉強もある一定までは大事だけど、

この時代に子どもが、

活躍できるようにするのは家庭だ。」

 

 

「今まで、不登校だからと

教科を頑張らせようとして

玉砕していたけれど、

むしろ学校では

教えてくれないことに、

光がある!」

 

 

「家で伸ばせる

ビジネス能力ってあるはずだ!

逆に学校では教えてくれないから、

今この空白の時間にするべきは…それだ!」

 

 

そう直感的に感じ、

この空白の時間を

親子の未来に向けた、

最高の学びの時間にできると

一気にワクワクしてきたのです。

 

 

ここでは、

不登校や不登校なりかけ、

というご家庭はもちろん、

そうではないご家庭にも役立つ話題です。

 

 

まだ早い!ではなく、

「どんな働き方やライフスタイルがあるのか」

について、小学生の頃から、

親子で楽しく話し合うことの重要性

について書いていきたいと思います。

 

 

これを読むことで、

将来にとても役立つ親子の話題が分かり、

楽しく取り入れられるようになります!

 

 

 

 

2、10年後、どんなライフスタイルが欲しいの?

 

 

 

なんとなく過ごさずに、

「ママも子供も、どんなライフスタイルが

自分の理想なのか」

 

 

そして、

「どうしたらそれが手に入りそうか」を

予想したり調べたりして話し合うこと

実はとても大事です。

 

 

なぜなら、

 

 

人生における「本質的な目標」と興味や好みも

お互いに共有できて、

サポートもしやすくなり、

これから選ぶ進路を

大きく間違わないものになるからです。

 

 

これは不登校の息子のこれからの進路を

「不登校が宝物だった」と転換するのに

必要でした。

 

 

人生における目標設定や

ビジネス脳にしておくこと。

そこにアンテナを立てて

これから過ごすことは、

今の時代の変化の加速している、

子どもたちには、とても大事だと感じたからです。

 

 

本人はまだできなくても、

お母さんが自分の理想や今まで体験した、

働き方やライフスタイルなどを紹介しておくことは、

良質な種まきであります。

 

 

これから見聞きするものへ、

「なぜだろう」「なるほどな」と

リアルな社会科見学のような視点を

増やしておくというものです。

 

 

たとえば、

同じようにレストランに行っても、

 

 

「何でここのレストランは

いつも満席なんだろう?」

 

 

「あの従業員さんは

こんなにやっても

1時間でもらえるのは900円?」など、

 

 

ただ食べて帰るよりは、

遥かに「なぜ」を考えることが増えるので

地頭が良くなりますよね。

 

 

自分なんて、その辺の知識なんてなく、

どんな働き方が自分と合っていそうかなど、

考え出したのは大学になってから。

とても遅いタイプでした。

 

 

就職活動の時にいきなり

「自分は何をしてきてこれからどうしたいのか」

と最初は焦った記憶すらあります。

 

 

 

「どんな働き方やライフスタイルが

自分が好きそうか」「なぜなのか」

「どうやったらなれそうか」

などを話題をするときに

 

 

重要なポイントは3つあります。

 

 

一つ目は、

絶対「勉強」っぽくしないこと。

 

 

そこに座りなさい、これを話します、

では、聞きたくない雰囲気を

作り出してしまって、逆効果です。

 

 

あくまで、歩いている時、お店に入ったとき、

テレビを見ている時など、

親はトピックを決めていますが、

表向きは「雑談」をするのです。

 

 

二つ目は、

今は早いと思わずに、一緒に面白がること。

 

 

親の知っている働き方の種類や、

ライフスタイル、他の国のものなど、

一緒に話して、携帯で調べたりして楽しみます。

 

 

 

三つ目は、

パパやママのリアルなお仕事の話をすること。

 

 

なんでやりたいと思って、

これをこうしたいと思ってこの仕事に入った。

実際と思っていたものとのギャップ、

そこで感じたこと、など。

 

 

子どもにとっては、一番身近なパパ、

ママの若い頃考えていたことに、

今との意外性を面白く思ったり、

最高の社会科見学になるでしょう。

 

 

ただし、注意しなくてはいけないのが、

あくまで、親一人の小さな意見だという事。

 

 

これは困るから、こうしておきなさいよ!と

そこで得たママやパパの「価値観」を押し付けては、

子どもの気持ちは閉じるだけです。

子どもが未来に対して具体的に興味を持ち

ワクワクするという本来の目的を、

なし崩しにしてしまいます。

 

 

 

 

3、この子は絶対に大丈夫だ…!と思うとき

 

 

我が家は「もっと先でいいんじゃない?」というような

働き方やビジネス的な視点を子どもと、

たくさん話し合うことにより、

最初はピンとこない会話でしたが、

徐々に子どもの目がキラキラとしてきました。

 

 

机上の勉強は「学校」に

負の感情があると全部いやに見えるけれど、

実際の社会のママから聞く生の話しは、

どんどん自分で知りたがり、

さらに調べたり、大人に聞いたり。

 

 

リアル社会科をどんどん進めるようになったのです。

 

 

学校社会はもちろん大事だけれど、

行く先のないトンネルに光が射したような、

感覚もありました。

 

 

ああ、面白いことがたくさんありそうだ!

ああいうの良いね!こういうのも良いね!

空想が入ってトンチンカンでも、

 

 

将来の展望を楽しそうに話す横顔に、

 

 

「この子は絶対大丈夫だ」

 

 

と確信しました。

 

 

みんな、あるのです。

自分で伸びて行きたい!

学びたい!という力が。

 

 

最初は不安の中で、

なんとなく過ごしていた日常でした。

 

しかし、ママも子供も、

どんなライフスタイルが自分の理想なのか、

話し合ったり楽しく調べたりを

一緒にしているうちに、

(あなたはどうなの…とあくまでも問い詰めない!)

人生における「本質的な目標」と興味や好みも

お互いに共有できました。

 

 

習い事や読んでみたい本、

行ってみたいイベントや場所なども、

サポートもしやすくなる効果もありました。

 

 

こう言った話題は一回ではなく、

大学や就職の時期まで、

子どもが話してくれそうな時に、

かしこまらず、何気なく。

でも、軸をブラさずに問いかける。

 

 

そうすることで、

選ぶ進路を間違わないものにする、

ひとつの大きな力になると思っています。

 

 

AI知能が人間の仕事をどんどん変えていっても、

欲しいライフスタイルなどが

時代に合わせて、その時都度見つけやすくなる。

 

 

答なんて出なくていい。

何気ない質問が、胸に残るものだから。

 

 

アンテナを高くしてあれば

自分から吸収した情報をもとに、

ワクワクするシゴトを見つけて

目指せるようになると思います。

 

 

今日、食卓にて、ママでもパパでも、

どんな風にシゴトやライフスタイルに関して、

昔思っていたか、今はどう思うかなど

「雑談」してみませんか?

 

 

話す中にきっと、

子どもの目が「キラッ」となって

聞き返してくる部分があったり、

そこから、

発見がたくさんあると思います。