今年1月に待望の2期が放送開始され、2月下旬には延期し続けたソシャゲの配信も決定している、ウマ娘。このウマ娘は、ただ単に競馬人気にあやかろうとしたものではなく、制作陣の強い愛情によって、競馬ファンでなくとも楽しむことが出来ます。本記事では、そのOP曲についての感想や考察を述べたいと思います。現在Youtube上では、ノンテロップOPを視聴することが可能です。OPムービーの解説などは他の方がやっていると思います。
さて、まず冒頭はおなじみのファンファーレから。そして、1期と同様、サビ始まりです。印象的なのはこの歌詞「キミと夢をかけるよ」です。このフレーズについての感想や考察を述べたいと思います。
競馬と切っても切り離せない言葉が「夢」、1期1話でトレーナーがチームスピカの皆に「日本一のウマ娘ってなんだ?」と問いかけるシーンがありました。そのとき、サイレンススズカが答えたのは、「みんなに夢を与えられるウマ娘」でした。競馬ファンからすると、この言葉は心にくるものがあります。サイレンススズカというウマは98年の天皇賞(秋)で、レース中に骨折をしてしまい、予後不良と診断され、安楽死しました。その翌年の宝塚記念、実況の杉本清さんが、名実況を残しています。
「今年もまた、あなたの、私の夢が走ります。あなたの夢はスペシャルウィークか、グラスワンダーか、私の夢はサイレンススズカです。」杉本清さんが出場しないウマの名前を取り上げるのはこれが最初で最後だそうです。
競馬は、人々がウマの勝敗結果を賭ける賭け事ですが、同時にウマに人々の夢を懸けてもいます。皆、自分の夢を思い思いのウマに懸け、そのウマが勝つ姿を夢見ています。結局のところ、競馬というのは動物をダシにした、ただのギャンブルかもしれません。でも競馬ファンは、各々の夢を託しています。だからこそ競馬は熱いです。そして、このOP曲では、ウマ娘がそれぞれの夢のために駆け抜けていく様子が描かれているのです。「人が懸ける、馬が駆ける、夢を架ける」そういったいくつものカケルが掛けられているこの曲はまさに秀逸です。流石!!