北海道は内地からの開拓者、入植者によって開かれてきた土地です。
もちろん元々アイヌがいて独自の文化圏を築いてはいます。
なので、あくまで現代日本に続く北海道としての話。
そんな北海道の開拓村の一つがニニウ30年程前に村としての機能を失って、キャンプ場やサイクリングセンターなども設置されましたが、現在全くの無人地帯となっています。
しかしここ最近ニニウが人の目に付くことが多くなりました。
道東自動車道の開通によって。
そこを通るほぼ全ての人達は、ここが廃村であることなど知らず通り過ぎるのでしょう。
そんな場所に行ってみました。
国道274号線から道道610号を北上、約7kmのートを抜けた先にニニウはあります。
山あいから開けて最初に目に入るのが道東自動車道の橋脚。
個人的にはこの道路は仕事で大変お世話になっているので感謝の言葉しかありません。
帯広までの所要時間が40分は短縮されやもめましたからね。
かつて村があった事を示す建物はこれだけ。
割れた表札が哀愁を誘います。
そのすぐ横にはサイクリングセンターがありますが、10年放置されて、もはや修繕するだけでは使えないレベルまで損壊しています。
案内掲示板の楽しげな文言も今は虚しいだけ。
この区画だけはなぜか手入れされていました。
春先に高速道路から見た時は草ボーボーだったのに、きっちり刈られています。
ここにはキャンプ場もありました。
現在も炊事場などの施設の一部はすぐにでも使えそうですが、営業再開することはないのでしょう。
キャンプ場のすぐ側を高速道路が走っているのですから。
ニニウを後にして占冠方面へ向かうと、旧道と新道が交差する地唐ェあります。
ここ赤石青巖峡は荒々しくてなかなか見ごたえあり。
フリークライミングスポットとしてもメジャーなようです。
旧道跡には力尽きた標識が。
北海道にはこんな廃村が至る所にあります。
社会構造や工業基盤の急激な変化についていけなかった開拓集落や炭鉱街といった場所は、部外者としては非常に興味を惹かれるところです。
しかしそこで生まれ育った人達はいまだ健在なわけで、その方達はどういう気持ちなんでしょうね。
それでもオレは興味の赴くままにこういうところを巡っていきますよ
