職人技への敬意 | 東西融合医療(中西医結合療法)の普及を目指して

東西融合医療(中西医結合療法)の普及を目指して

中華圏では西洋医学と東洋医学を併せた
”中西医結合療法”
と言う医療があり、
症例によっては効果をあげているそうです。

自分でも東洋医学の治療を経験したので、
blogを立ち上げてみました。


複雑な判断や作業を

システムやロジックで対応しようとすると

批判を受けることがあります。

僕らの事業テーマもそういう面はありますし、

個人的には迷う面も少しあります。





サラリーマン時代にお取引先で伺ったのですが、

金型成型というものは

凹と凸の隙間に材料を流し込んだり挟んだりして成型するものです。



その金型を作る為には

経験や技術が不可欠で、

完全な職人技です。


過去の経験から

『空気の抜け道を作らないと厚みに差が出る』

『ここは少しだけ他よりも薄くしたほうが均等になる』

そういう感覚的な判断が、

最終的には求められます。



墨田区や荒川区には
そういう老舗の金型業者が沢山ありましたが、
FAの進歩によりどんどん倒産しました。

コンピューターで自動計算し、
金型を設計し、
コストの安い中国で製造してしまうからです。




しかし、それでは

”本当の本物”

は出来ません。

最後は職人の経験値、暗黙知が必要になります。



システムはそこまではカバーできませんし、

カバーを目指しても、

コスト倒れになる筈です。

そういう意味では職人技の聖域は絶対にあります。



実際に中国製の金型には不満も多く、

精密金型は国内生産に依存していますし、

日本の職人さんが加工しないとNASAのロケットにも影響が出るそうです。




しかし、それだけを理由に

システム化やデジタル化を否定してはいけないと思うのです。




回転寿司店の厨房の奥では

寿司ロボットがシャリを良いサイズに軽く握っています。

カウンターの職人はそれを握り直しているだけです。
(全部がそうではないと思いますけど)

しかし、それはそれで悪いことではありません。

安くてまーまー美味しいお寿司を

手軽に食べられる環境になったのですから。




イノベーションとは起こそうと思って発生するものではなく

効率化と合理化を進めていった結果の産物だと思うのです。



その流れに対して、

圧倒するような価値や存在感があれば、

淘汰されることは無いはずですが、

中途半端な存在感では対抗できない。




僕らが目指す診断方法では100%のものは出来ません。

しかし、70%程度のものは出来ると思っています。



銀座の高級店のようなお寿司は握れませんが、

まーまー、満足できる水準のお寿司を安く握ることは出来るかも知れません。



それが良いことなのか?

良くないことなのか?

正直に言えば迷うのも事実です。

この悩み、迷いは最後まで解消はされないと思います。



実際に1,000円の床屋さんの出現は

従来の商店街にある床屋さんを追い込んでいます。

環境変化といえばそれまでですが・・・・・