記事を載せたつもりが、記事にした後で公開ボタンを押さずにそのまま爆睡してしまい、『載せた』と一週間思っていたプリンスです(笑)




ブログではたまたまですが、よくやるヤツです。

はい。





いつだったかな?





K氏からまたロッドを頂き、メーカの本来のロッドの性能を釣り場でジックリしっかり確認してから











ぶった切ってから



あ~でもない、こ~?でもないと




オレのアジングロッドも7作目…じゃなかった8作目





【  剣  BLADE  57 titanium 】









2フィンガーグリップでのキャストが必須の、1ハンドキャスティングモデルである。



このロッドの詳細の前に、

コイツをこんな形でビルドをやった一番の理由。





ブランクスの中身までは、まだ未だに説明できない事も多くザックリな事しか言えませんが



このジャッカルというメーカの

このブランクス










既製品として付いていたダークフレームSicガイドを、全て取り外した段階でのこのブランクスだけの状態で











ブランクスの厚み具合が違うものの、パリッとした振った感じ、ティップの追加に対して変化しやすいしなり具合、そして細身という設計のブランクスが









自分の作った [ 沈黙の魔術師 511 titanium ] に、Magnum KraftのAJX5917にかなり感じがよく似ている。



だったらこのブランクスでこの感じでちょっとやってみたいロッドを作ってみようと考えた。





メーカロッド    JACKALL (ジャッカル)


ソルトウォーターショアキャスティングロッドシリーズ


BRS (BAY,RIVER,SURF) - S64UL    2ピース




長さ    5フィート7インチ  ( チタン120ミリ使用 )



重量     28グラム ( フードナット非装着時 )

             35グラム ( メタルフードナット装着時 )

                45グラム ( 装飾ダブルロックナット装着時)



ティップ    チタンティップ ( オリジナルテーパ加工 )

         長さ    120ミリ(埋め込み8ミリ) 0.5 - 1.0
 
         使用チタン      0.7 - 1.0  120





1ハンドキャスティングにおいて最もアジングにおいて考えなければいけないことは
キャスティングフィールと飛距離である。


ジグヘッド単体ロッドは全てのロッドに対してまずこの飛距離を考えなければならない



ティップでもバッドガイドでもその飛距離とのバランスは、アジングロッドには操作感度の次にでも必要になりえる要素だからである。



しかし少ない力でも飛ばす飛距離を考える上で
、リールからのガイドの距離を近づけても、少なくともバッドガイドはATガイドの12番の高さが少なくとも必要だし、だけど12番では径がどうしても小さくなってしまう。



だったらコイツをブッた切っちゃおう








という事でATトルザイトガイドの16番をブッた切り、ガイドをよりリールに近づけるセッティングとともに高さはATトルザイトガイドの12番と同じ高さにセッティング。



それだけじゃぁねぇ




KTガイドだど高さとセッティングがとてもやりにくく、できればLガイドのSic-Sが欲しいところ、



なのでついでにATトルザイトガイドの8番を、Lガイドに改造してLトルザイトガイドの8番に、飛距離向上を狙ってみた。



それだけじゃぁねぇ









グリップにも色々と考える視野が増えるものを使用してみた。



スクリューナットである程度の自由度の幅を作ることにより、

リールシートから位置をある程度変える事ができ

それによりロッドバランス等の考えもあった上で

自由自在にナットの形状変更やフードの軽量化への中身を知るためである。





そしてこのロッドにはその為の、一つのテーマがある。


このロッドのテーマとして考えたのが








『遊び心』である。





釣りが大好きで


アジングが大好きだから


そんなロッドビルダーとしての遊び心




しかしその中には経験からでてくるそのアングラーの



『本気』を引き出してくれる



そんなグリップである。







(ちょっと盛ってみた(笑))




このグリップの考えは、色々でてくるけれど、似ていると言えば既製品の宵姫って感じかな。









ウロコ付けの芦屋にはこの一本しか釣れなかったけど



ショートチタンによりキャスト性も右手でキャストし、左手で操作する事に違和感はないし


左手でキャストしても良い感じだが、ちょっと練習する必要があるかな




そもそも左手片手でキャストする事は、根本的に左手の意味としてできない事もある。


ロッドが軽いから分からない事でもある。




ロッドバランスもリールシートから1センチ弱な事もあって操作性がかなり良いし、


なによりパリッと感を残しつつダルくないのが良い


というか前に作ったショートチタンのAJX5917アンサンドにかなり似ているのがすごく良い





がまかつの宵姫がなぜこういう思考でグリップを作ったかの理由はある程度は読めたし



そしてチタンとカーボンでどれだけ軽量化に対してメリットとデメリットの働き方もある程度は読めたけど



これはとても分かりずらく、とても重要じゃないかと感じたね。



近場でキャスト練習のアジングには浅い場所で、

ヒットレンジはド表層でジグヘッドのテンションを感じる事がとても重要な場所


ただこの日はそれ以外に








キャスト練習のついでにこのリッチなジグヘッドの操作性も確認したかった








色々グラムのはばがあってもコイツ以外あまり使わない気がするけど、ワンコイン並みに3個とはキャスト切れしたら…



例えるなら、Mキャロでパチンと切れたくらいのレベルだね



なぜなら状況によってはそれだけで、そこでのアジングはもう終わったも同然ということにもなりかねないから








ちなみに今ついているダブルロックナットはLOS16ナット







群れがパラパラだったのでそんなには取れなかったけど


性能確認には充分な風だった。





ただこのロッドを作って改めて感じたのは、


MagnumKraftのブランクスは思った以上に扱いやすく、価格もそれほど高くなく良いブランクスなんだと改めて感じた




ビルドやってる釣具店が言う意味がやっと分かってきた感じかな













チャンチャン。