EVO爺 -14ページ目
なぜか頭が冴えてしまう。
3時頃から寝なければと、
思えば思うほど寝付けない。
何か考えているのかと言えば、
この時間帯では解決出来ない事、
しかし大した問題だとも思えない。
そんな時間を30分以上も過ごし、
とうとう起きてしまった。
幸いにも咳は出ず天然の妻を起こさず、
リビングまでたどり着いた。
さて、どうしたものか。
今日の予定を立てながら、
気持ちを前向きにしようか。
それともギターでも爪弾いて、
心を落ち着かせようか。
今は不思議と咳も痰も出ない。
呼吸も多少の息苦しさはあるが、
胸の痛みなども落ち着いている。
(こんなまま癌が消えてくれれば・・・)
おっと、
油断していると咳が出た。
しかし1回で止んだ。
急に早朝の空気を吸いに行きたくなった!
日中のチリやホコリは地面に落ち、
静かに歩けば綺麗な空気を吸えそうだ。
鳥達も鳴き始めている。
ちょっと出てみよう。
いま、3時。
1ヶ月ぐらい前から、
寝付きが良くない。
しかもトイレや咳込みで目が覚めると、
2〜3時間は寝られない。
とても素敵な方々の悲報を知る度に、
つい原因を探ってしまう。
そして、
「また、肺腺癌か〜。」
と心の中で呟く。
外見からは、
「嘘でしょ〜?全然見えない!」
いちいちCT画像を見せる訳にもいかず、
「そうなんだよね〜!」
と苦しさを隠す。
抗癌剤が合わず治療を止めて約1年。
本当の姿は、
天然の妻しか分からない。
私も苦しいけど、
天然の妻は何十倍も苦しいだろう。
自分の不甲斐なさと心の弱さで、
昨夜は久々に切れてしまった。
自分の生き方が変わったと嘆く、
とても嫌な奴になっていた。
急に春を突き抜けて、
まるで夏の陽気。
この気候のせいか、
血圧が非常に安定している。
上は106〜125で、下は57〜67。
体温も35.8〜36.5度と冷え込まない。
しかし、
今日は朝から身体がダルく、
胸から胃の辺りがムカムカしている。
食欲も湧ないが薬の為に飲み込んでいる。
気になるのは、咳。
16日は約半日間は喀血してしまい、
19日には再び血痰が出た。
そして今日の20時30分頃から、
血痰が滲み始めた。
とりあえず天然の妻が何度となく、
2階の寝室まで水やら薬を持ってきて、
水分補給のおかげで咳も落ち着き、
トイレに行けて腹部も楽になってきた。
気分的に落ち込んだのは、
気候が良くなってきたのに、
身体の不安が出た事。
特に胸部の左側の痛み。
今は湿布薬を貼って楽にはなったけど、
根本的な解決にはならない。
血圧が下がって良くなったと思う反面、
血流が良くなった分だけ癌細胞が、
身体を駆け巡るのかと不安。
今日の様に身体を休めていたのに、
血痰がでたり痛みがあると、
転移する兆候かと考え込んでしまう。
新たな治療に挑戦しないとダメかな?

