今回もスキーマーのスキームを確認していくっす。
企業について、説明していきたいと思うす。
投資家は様々な情報をもとに
様々な思惑を持ってトレードするっす。
ファンダメンタル分析やテクニカル分析などの
情報だけがトレードの判断材料ではないっす。
企業による広報活動も投資家の心理を
動かす要因となるケースもあるっす。
広報活動により、企業の経営理念、
CSR(社会的責任)、将来へのビジョンなど
財務諸表には表れない企業価値を
積極的に発信することによって、
実体経済である業績や株価などに対して、
良い影響を与えることもできるっす。
また新製品の発表の場においては、
需要創造型のコミュニケーションを取る事によって、
実際のマーケットにおけるシェア拡大や
業績向上を促進することもできるっす。
このことは、広報戦略による好業績を期待して、
投資家がトレードする要因になることも
あるということを意味するっす。
( ・(ェ)・) イロンナ ハンダンザイリョウガ アルノネ
独自の広報活動によって、
ブランドを確立したのが、アップル社っす。
故スティーブ・ジョブズ氏は、
「アップル社の製品は、世間では、
クレイジーだと思われているような人のためにある。
しかしクレイジーな人達こそ、世の中を変える力を持っている。」
というようなメッセージを発信することで、
「アップル社の製品のユーザーは革新的な人たちだ。」
というイメージを受け付けたっす。
加えて、革新的であるアップルの製品に対して、
既存の問題点のある製品の象徴に、
IBMやMicrosoftを対立軸として起用したっす。
これらの広報戦略により、アメリカにおいては、
「Windowsをハッキングするより、
Macをハッキングする方がCoolだ」と考える
ハッカーも増えるという社会現象も引き起こしたっす。
このようなコアなファン層を獲得すると、
新商品のプレスリリース前に、噂が噂を呼び、
そのような話題性は、発売後の需要へとつながり、
好業績は株価へ好影響をもたらすっす。
( ´艸`) カミ スグル
またアップル社は、
他社が参加する展示会において
あえて新製品を出展せず、
それらの展示会の終了後に、
独自のプレスコンファレンスを実施することによって、
他社との差別化を図ったりしているっす。
(・∀・) アトダシ ジャンケンデス
2011年3月には、任天堂の岩田聡社長による
ニンテンドー3DSを直前に控えた基調講演に、
独自のプレスコンファレンスをぶつけることによって、
3DSの話題潰しを成功させたっす。
これにより、3DSはアメリカのマーケットで
苦戦を強いられ、1万円もの値下げに
踏み切らざるを得なくなったっす。
このような広報活動を含めた経営戦略によって、
不景気にも関わらず、
アップル社の株価は急騰しているっす。
( ゚Д゚) タイシタモンダ
次回はM&Aについてっす。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。