蝶の様に舞う雀
(↑これは、日光東照宮の雀)
蝶の様に舞う雀を見たことがあるだろうか?
蝶の様にひらひらと可憐な舞を魅せる優雅なたとえを意味しているわけではない。
雀の捕食行動の一部始終なのだ。
雀が、蝶を食わんとし、蝶を追っている様は、まさに蝶の様に舞っているのだ。
狙いを定め、その目的を達す為には、鳥である雀も蝶の様に羽ばたいてしまう。
それを見ながら、自分も思った。
目的を必死で達成しようとしているとき、
自分は自分のスタイルではなくなるときがある。
それを、どう捉えるか?
蝶の様に舞った雀を、雀の身体能力の開花と褒め称えるべきか?
蝶の様に舞った雀が、自分の飛び方を崩し、危険にさらされていると危惧するべきか?
雀に食べられている蝶を見ながら、僕は思った。
「若いうちは、スタイルなんて無い、目の前の達成にがむしゃらに生きるしか他ならないのでは?」
と。
