リスクを恐れては成功はできない
若干二十歳くらいの若い男が輸入車のブローカーとして成功している。
といっても、大きな株式会社というわけでなく、個人としては実績が上げられている。
彼曰く
「リスクなくして成功は無い」
だそうだ。
僕はコンサルタントという立場からリスクヘッジを主な仕事にするので、できる限りリスクは減らすようにして、リスクがある戦いには挑まないように舞台裏を必死で作り上げる。
しかし、彼はひとつの実体験を出して話してくれた。
初めて買った車は廃車寸前のシボレーカプリスワゴン。シボレーらしい大きな横幅のステーションワゴンだ。この車を愛し、磨き、大切に大切にきれいに使っていた。
ただ、車が好きだったのだ。
あるとき、彼の友人がとてもその車を気に入ったそうで売ってくれと頼んできた。
基本的には気に入っている車なので売りたくないし、いくらで売っていいのかわからなかった。
彼の友人はアメリカによく行く人であり、アメ車が好きだそうだ。
彼が提案してきた。
アメリカに行けばたくさん中古車を買うことができる。
そういう案内はしてあげるから、日本にいる間だけの日にち分で売ってくれといってきた。
アメリカに戻ったら、ただで返すよ。
値段は10万円。
売るということは譲渡するわけで、所有権を相手に渡す。
日本にいる期間が短いといっても口約束。すぐに戻ってくるわけではない。
普段の彼だったら確実に売らなかった。
でも、彼は何かそこにかけたかったのだ。10万円を捨てるつもりで何かチャンスか何かわからないものを体験したかったという。
結果、彼は友人と輸入車を手がけて個人でマニアックな輸入車の販売をしている。
彼は、最後にこういう。
日々生活していると、給料が30万前後貯金や生活費を考えると守りの資金繰りを考える。
それでは、日常を自ら作り出しているだけだ。
ギャンブルは捨てる覚悟を持たなければ次に進めない。
なるほど。鬼気迫る。
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