10月27日 大分県別府温泉
午前9時30分、起きているがまだホテルの部屋の中である。昨夜の思わぬ事態により少々凹んだ俺、さすがに起きれませんでした・・・。今日はまた移動がメインなので急ぎではないのだが、幾分気分が重いスタートとなった。
午前9時45分、チェックアウトしてマシーンに乗りる。さて!昨夜、俺は「思わぬ事態に追い込まれ全く予定にない別府の夜景を撮影するに至った訳であるが、一体何があったのか?ここで説明しておきましょう。
まず、今回の旅をするに当たり、全く知らない土地を走る俺がどうやって道を探して走っているか?用意したものは2つある。
1つは地図帳である。全日本版の道路地図で、前夜で喋りながら見せた「アレ」である。そして2つ目、これが今回問題を引き起こしたモノである。それは、携帯電話だ。ちなみに、俺の携帯電話はauである。この携帯にはGPS機能が付いており、これを利用したサービスで「EZ助手席ナビ」と言うものがある。まぁ、目的地なり住所なりを入力すれば、そこまでの距離と所要時間を教えてくれ、かつ、目的地まで音声で案内してくれると言うシロモノなのだ。で、今回もホテルに行くにあたり、ホテル名を入力して検索をした訳だ。
そうすると、目的地までの住所等がこのように表示される訳である。ちなみに、この表示された住所は間違っていない。そこで、音声案内を開始にすると距離と所要時間が表示されるのであるが・・・・・
走行距離44キロ、所要時間1時間56分!?ハァ?オイオイ、ちょっと待てよ!
俺は今、ホテルの真ん前にいるのに、この携帯は44キロも走らせてどこへ連れて行くつもりだぁ!?![]()
・・・・・と、言う訳で、本来であれば、あのカー用品店からものの10分でホテルに着けたはずが、44キロも走らされ、着いた先は湯布院の山奥であったのである・・・。街灯も何もないうっそうとした森の中でこの携帯電話は「まもなく目的地付近です。お疲れ様でした
」とほざきやがったのである・・・。道端からひょこっと出てきたタヌキ
を何度も引きそうになりながら、来た道を戻り、途中で暗い道を走るのはもう嫌だったから高速に乗り、別府湾SAであの夜景を撮影したと言う訳である。
実は、この様な事態に追い込まれたのは今回で2度目なのだ。1回目は、4日目の北海道で宿を探している時である。全国地図は大まかな道しか載っていないから、細かい道はこの携帯に頼るしかないのである。そこで、これをやられてしまうと・・・・・お手上げである・・・。しかし、今後もこの方法でやっていくしかない。チョンボされないように祈りながら行くしかないのである。![]()
さて、今日で九州シリーズは終わりである。別府港からフェリーに乗って四国へと渡り、四国シリーズが開幕となる。フェリーは比較的多く出ているので、午後の便で渡る事にした。よって、午前中はフリーである。そうとなれば、やはりここに来るしかいない!と、言う事でまたまた来てしまった「明礬温泉」である。もはや明礬マニアである・・・![]()
午前11時00分、昨日同様温泉につかり|∀`)ニヤニヤした俺は温泉たまごを食い、食事処で朝メシ兼昼メシを食い、出発する事にした。もはや、九州でやり残した事はない。心置きなく九州をあとにすることが出来る、そんな感じである。
午後12時15分、別府港に到着。向かうは愛媛県八幡浜である。14時00分発のフェリーのチケットを購入する。まだまだ時間があるので暫し待機する事になる。ちなみに、乗るフェリーは宇和島運輸のフェリー、写真の船は行き先が違うが、まぁ、こんな感じのヤツが来るはずである。
午後1時45分、乗船する。八幡浜までの所要時間は2時間40分である。甲板に出て別府の街並みを見渡す。今回で3回の別府であったが、改めていい所であった。そして、ほぼ1週間に渡った九州シリーズが終了となる。
午後2時10分、フェリーは定刻通りに出港した。出港してから10分、さんふらわあ号が、別府の街並みが、大分市(だと思う)が、国東半島がみるみる小さくなっていった・・・。![]()
しかし、 フェリーの中は特に何もやる事がなくただ寝るだけであった・・・
Oo。。( ̄¬ ̄*)
午後4時30分、別府港を出港してから2時間30分、ついつい寝てしまった俺であったが、
Oo。。( ̄¬ ̄*)あと10分で到着という所まで来た。新たなるフィールド四国である。しかし、やる事がない・・・・・今日はここまでひたすら移動のみである・・・
午後4時46分、愛媛県八幡浜に到着。ついに四国上陸である。四国は今回で4回目であるが、マシーンでは北海道・九州同様初上陸である。そして、向かうは愛媛県の中心地で四国で1番デカイ都市、松山である。しかし、ここ八幡浜も特にやる事がないのでここも通過・・・。国道197号線を大洲市に向けて走り、大洲ICより松山自動車道に乗る。
午後5時30分、松山自動車道で松山に向けて伊予市辺りを走行中である。しかし、この高速道路、北海道チックだなぁ・・・特に交通量が多い訳ではないし・・・![]()
そして、相変わらずやる事はない・・・ただただ移動である・・・・・。
午後6時00分、愛媛県松山市に到着。実は、松山市に来るのは今回で4回目なのだ。何気に別府よりも訪れている回数はこっちの方が多いのである。その理由は別府同様で温泉がお目当てである。ちょっと交通量が多い国道33号線を松山市に向けて走り、向かうは今日のゴールである「道後温泉
」である。さぁ~温泉に入ってまた|∀`)ニヤニヤするぞぉ~♪って事しか考えていない俺であった。
午後7時20分、ホテルに到着し温泉
ですっかり|∀`)ニヤニヤした俺。あとは晩メシを食うだけであった。しかし、今日は何もないただの移動な1日となってしまった・・・。「今日はもう何もないなぁ・・・」とは言え、今更やる事がないのも事実だし・・・。とりあえず、晩メシを食いに外出する事にした。
これが、道後温泉本館である。過去3回、必ず俺はここに来ていた。まぁ、これが1番有名だし、これしかないと言っても・・・て感じであろうか・・・。しかし、今日はここには寄らない。過去3回入っているし、何よりも晩メシである。しかし、この道後温泉同様、過去3回必ず寄っている所が在る。そして、今回もそこに行く。
ここがその場所である。道後温泉本館のすぐ横にあるお店である。麦酒館と言い地ビールを飲ませてくれるお店である。初めて来て以来ここが気に入ってしまった訳である。ある意味、リピーターである
「今日は何もなかったなぁ・・・・・」と思いつつ店に入る。
しかし・・・ここで思わず興味を引く展開が・・・・・
「お兄さんは1人かい?」
突然、声を掛けられた俺。
「どこから来たんですか?」
|∀`)「はぁ・・・神奈川です」
「実はねぇ、私も神奈川に住んでいるんですよ。」
なんと!こんな所で同じ神奈川県民に遭遇!!
「神奈川のどこですか?」
|∀`)「横浜です」
「実は、私も横浜なんですよ・・・洋光台に住んでましてね・・・」
なんと!同じ横浜市民!!
(なにやら面白い展開になりそうであった。
どうせ1人だし、暇だったのでこのオヤジの発言に興味引かれまくりである。)
「こちらにはどうして?」
|∀`)「実は、今旅をしてまして・・・」
「ほう?休暇ですか?」
|∀`)「いえ・・・会社辞めて日本1周しているんです・・・」
「ほほぉ~いいですなぁ~。」
さらに・・・
「私は仕事でここに来てましてね。今日、仕事が終わったのでこうしてノンビリしているんですよ」
|∀`)「ほほぉ~・・・」
そして、さらに・・・
「私は作家でね、売れない小説家なんですよ・・・」
(なにぃ~!?作家!?売れない小説家~!?もう、暇な俺の好奇心をこれでもか!と刺激してくるのであった。もうねぇ、内心はε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノな気分であった。あのねぇ、このオヤジが言っている事なんかホントでもウソでもどうでもよかったのだ。とのかく、暇な俺をくまなくツンツンと刺激してくるのだ♪)
|∀`)「ええぇ!そうなんですか!何て言う本を書いているんですか!?」
「いやいや・・・それは・・・まぁ・・・」
何故か濁すオヤジ・・・。
「ところで、日本1周ていうとどこを周って来たのですか?」
(そうきたか・・・)
|∀`)「1日目は福島を通って山形まで・・・・・・・・・・・・・(以下省略)・・・・・・・・・・・・・・」
延々とこれまでの経路を話す俺。
|∀`)「明日はこのまま徳島へ抜けて・・・・・・・・・・・・・・(以下省略)・・・・・・・・・・・・・・」
今後の予定を話す俺。すると・・・
「高知には行かないのかい?」
|∀`)「ええ、以前行ったので行きません」
「じゃあ、坂本竜馬も見に行かない?」
|∀`)「ええ、以前見ているので今回は・・・」
(おやおやぁ~?ここで坂本竜馬が出てきたかぁ~?)
すると・・・オヤジは!
「君は、あれだな・・・。歴史に対する認識が甘いな・・・」
(そうきたか!)
「君はねぇ・・・坂本竜馬が過去に何をしたのか知るべきだ・・・」
(いやぁ~別に坂本竜馬の事を知る為に旅をしている訳じゃあないからなぁ・・・)
|∀`)「はぁ・・・そうですか・・・」
「まぁ、若いうちからそう言う旅をする事はいいことですよ。今、君は素晴らしい経験をしていると思いますよ。でも、その経験を今後にどう活かすかはあなた次第ですよ。そうでないと、ただ経験をしたと言うだけで終わってしまいますよ」
(なんと、ありがたい?お言葉)
|∀`)「はい。ありがとうございます。」
そう言うと、その小説家は店を出て行った。ちなみに、このお方、俺と同じホテルに泊まっているとの事であった。
いやいやいやいや・・・・・何もない1日で終わるはずが・・・・・最後の最後でこう来たかぁ~(笑)
俺もしばらくして店を出てホテルに戻った。そして、明日に備えて眠るのであった。こうして「謎の小説家事件」は俺にとって忘れられないモノとなった。やっぱ、旅での人との出会いはいいものだねぇ・・・。こういう手の出会いは大歓迎である。明日は、何が起こるのか・・・。四国シリーズは初日から飛ばし気味であった。