10月23日   博多駅前のホテル
                           
 午前8時30分、いつも通り出発の準備である。旅を続けて20日目、大体このくらいの時間に準備をするのが定着してきた。昨夜は屋台で6000円以上も使い散々飲んで食ってを実行した俺ではあるが、だからといってお腹イッパイであったかと言うとそうでもなかった訳である。なんかねぇ・・・胃の感覚がおかしくなってきてますな・・・。行く先々で美味いモノを食べてきた訳だが、いつしか麻痺ってしまったような・・・。いや、食っている時は美味いのである。文句なしに美味いのである。でもねぇ、何か物足りない訳である。それが何か?今一つ釈然としない最近であったりするのであった。
                           

 午前9時20分、ホテルを出発。この時間もすっかり定番になった感がある。さて、昨日ついに本州シリーズが終わり九州に上陸した訳であるが、今回で九州は3回目である。博多に関して言えば2回遊びに来ている。勿論、過去2回とも屋台に行っている。なので、今回は博多はこれにておしまい。特に映像的にも面白いものはない。先を目指すこととした。 
                           

 午前9時30分、都市高速に乗る。今日は移動距離は大した事はない。行き先は長崎県である。「まだ行った事がない県4つ」の内の1つで、これで3つ目となる。都市高速から九州自動車道に乗り、鳥栖JCTから長崎自動車道に乗って目的地を目指そうという訳である。地図で確認し、携帯に道案内をしてもらいながら走行をする。

           しかし・・・・・

  何を思ったかのか都市高速を下りてしまいまして・・・・・道に迷ってしまったのである。汗慌てて地図で現在地を検索する。すると出てきた文字は「大宰府」であった。「大宰府ねぇ・・・」そこで考えた。いくら道に迷ったとは言え大宰府まで来てこのまま何もしないでUターンというのはどうであろうか?と・・・。「・・・・・行きますか」という訳で、急遽寄り道で「大宰府天満宮」に行く事にした。時刻はまだ午前9時40分、巻き返しはいくらでも出来る。そんな時間帯であった。 

 午前10時00分、最寄の駐車場にマシーンを停め、メインストリート(まぁ参道というヤツですか?)を歩く。まだ、時間が早かったのでお土産屋さんや食堂はこれから開店しま~す、と言った感じであった。しかし、それでも観光客はそれなりにいた。神奈川に住む俺としては「江ノ島神社」を連想させる通りを奥にと進むのであった。


 そして、これが本殿である。ここには「菅原道真」さんと言う学問の神様が奉られている。そんな事もあってやはりここには学生さんが沢山いた。まぁ、修学旅行であればここはもう定番な所なのだろう。掛けられている絵馬には「○×合格」と言ったモノが沢山あった。
                            
                そんな絵馬を見て俺も書いて見た。しかも2枚・・・。内容は教えません・・・・・シラー

 さて、各国の反対を無視?して(スイマセン・・・アホです)参拝を済ませた俺は、帰り道の途中で「梅が枝餅」と言うのを買った。ちょうどお店がオープンしたばかりであったので、餅も出来たてであった。なんでもここの名物らしい。朝メシも食べてなかったのでちょうどよかった、と言った感じである。出来立てのホヤホヤは言うまでもなく美味かったです♪
                            
 梅が枝餅で腹を満たした俺は大宰府天満宮をあとにして来た道を逆送する。そして、間違えた場所まで戻り、再び高速道路に乗る。時刻は午前11時00分、今度こそ長崎へ行く為に九州自動車道を走るのであった。

 九州自動車道から長崎自動車道を通り、長崎出島道路のトンネルを抜けると、そこには「!!!」と思うくらいの立派な街が現れた。時刻は午後12時20分、ついに長崎に到着した。広い通りを走り長崎駅前を通り過ぎながら、俺は思った「函館そっくりだなぁ・・・」。周囲を山に囲まれた港町で、坂が沢山あり、函館山のような街を見下ろす観光スポット(稲佐山展望台)もあって、さらに路面電車もある。なんとも共通点の多い所だなぁ~・・・と言うのが初長崎の第一印象であった。そんな長崎を観光する為に、俺は長崎駅近くの駐車場にマシーンを放置して長崎駅に向かう事にした。


 JR長崎駅は俺が思っていた以上に立派な駅であった。駅に併設された商業施設やホテルは見事であった。「ほぉ~・・・」と思わず口をポカ~ンと開けてしまったのであった。( ̄□ ̄ )

    さて、駅の近くの駐車場にマシーンを放置して何でいどうしようと言うのか?

 答えはこれである。路面電車だ。長崎市内の観光であるならばこれが1番いいのではないかと思ったのである。しかも、この路面電車は運賃が素晴らしいのだ「どこまで乗っても一律100円!である。安いねぇ♪さらに、俺が今回買った1日乗車券も大人500円と言う嬉しい価格である。こりゃぁ~乗らない訳にはいかないでしょう。今や市民の足としてだけではなく、観光客の足としても、なくてはならないものである。そんな路面電車に乗って早速観光開始である。ちなみに、制限時間は暗くなるまでである。


 まず、最初に訪れたのがこちら出島である。「島」と言うぐらいであったからここは島であったのでろうが、今は埋め立てられて完全に内陸となっている。ただ、このレンガの部分がかつての陸と海の境であったとのことである(歩道が海です)。


 ここは現在「出島ワールド」と呼ばれる所になっていて鎖国をしていた江戸時代の様子を再現している。

 これは当時陸揚げされた荷物に使われていた量りである。まぁ、こんな感じで使っていた訳ですな得意げ
             
 さらに、こちらは厨房である。よく見ると日本的なものに異国のものも混ざってある。何故か豚の頭がリンゴをくわえていたり、胴体が吊るされていたりと、本当にこんな感じだったのであろうか?江戸時代としてはちょっと想像しにくい光景であった。



 こちらはからくりモノである。こう言った仕掛けモノに俺は結構弱かったりするのである。これは、カレンダーと言ったところであろうか。月や太陽の動きを示すものでこれが1周すると1年と言う事であろうか。ちょっと欲しくなった1品である。
                           
           ちなみにこれが今の長崎市で、赤い部分が出島である。もはや島ではなく内陸である・・・。

 これが当時の出島を再現したミニチュアである。当時唯一異国と貿易を許可された場所は、こんなものだったのでありますな。
                            
 午後2時00分、再び路面電車に乗って次の場所へ移動する。次の駅である築町で降り、別の路線に乗り換え、終点の石橋と言う駅まで乗る。この辺は観光スポットが色々あり、全て歩いて周れる距離である。
                            
 午後2時30分、まず歩いて到着した場所は「孔子廊」である。何故、長崎にこんな中華な建物が?と思ったら、実は長崎にも「中華街」があったのねぇ・・・。横浜と神戸は知っていましたが・・・ここは知りませんでした・・・汗



 しかし、まぁ~なんて綺麗な建物なんでしょう。この赤というか朱色いうか・・・ものすごい鮮やかな色でありますな。奥にある建物も非常に立派でございました。建物の前には像が沢山並んでおりまして、なんとも不思議なムードでありました・・・( ̄□ ̄;)
                            

 中はこんな感じになっておりまして、孔子様が奉られてある。中も非常に綺麗で天井が高くて、外同様、鮮やかな色をしている。

 そして、こちらは一変して「大浦天主堂」である。江戸時代後期に建てられたもので歴史を感じさせる建物ある。ちなみに中は撮影禁止であったので外のみである。中は非常に素敵な所であった。で、そう言えば函館にもこう言った昔の西洋の建物があったような・・・。そんな事を思い出した。改めて、函館に似ているねぇ・・・。

 そんな大浦天主堂のすぐ近くにあるのが「クラバー園」である。もともと外国人居留地であったところに昔の西洋の建物が建ち並んでいる。ここは小高い丘にの上にあるので景色も非常に良い所である。


 そして、これが旧クラバー邸である。中々立派な所に住んでいたようである・・・。(いや・・・まぁ、別にいいんですけどね・・・)

 他にも昔の西洋の建物がここにはあり、市内に点在していたものをここに集めたそうだ。どれも、当時を雰陰気を漂わせる素敵な建物であった。洋風な所に日本のものが所々ある辺りがとても不思議であった。


                   おっ!こんな所にコスプレイヤーが・・・・・!(スイマセン・・・つい・・・あせる
                            

  午後4時00分、次の場所へ向かう為に大浦天主堂下という電停から路面電車に乗り、賑橋と言う電停で降りる。ここからはめがね橋が近いので見る事にした。しかし、俺はこのめがね橋を目的にここに来た訳ではない。この近くの店でちょと早いが晩メシにしようと言う訳である。今までの行程で1番早い晩メシとなった。
                           
 実は、このめがね橋の近くに「きっちんせいじ」と言う名前のお店がある。たまたま家で見ていたテレビでここをやっていて、行って見たいななぁ~と思っていたのである。外観は、廃車した路面電車をそのまま使ったちょっと変わったお見せである。ちなみに内装も路面電車で使っていたイスやつり革や網棚を使っていて面白い所なのである。
                           

 そんなお見せでどうしても食べたかったのがこの「トルコライス」である。まぁ、見ての通りドライカレーにナポリタン、そして豚カツが乗っていて、サラダとスープがついて900円である。まぁ、何と言いますか・・・「大人が食べるお子様ランチ」と言った感じでしょうか。しかし、味は文句なしに最高である♪♪♪また、ここのオバちゃんも気さくな人ですごく嬉しかった。多分、見慣れない顔だったからであろうか、俺に話しかけてきた。

 オバちゃん「あら?どちらからいらしたんですか?」
 |∀・)  「神奈川から来ました」

 オバちゃん「んまぁ~、遠くから食べに来てくれておりがとうねぇ~」

         いえいえ、こちらこそ・・・とても美味しかったです。来てよかったよぉ~・・・(=⌒▽⌒=)である。

 気さくなオバちゃんとトルコライスに満足した俺は、また路面電車に乗る為に電停に向かう。時刻は午後5時00分を回りすっかり日も暮れてきていた。ここで、ちょっと急ぐ事にした。日が沈んで暗くなる前にどうしても行っておきたい場所があったのである。

 午後5時55分、もうすぐ6時と言うところで何とか到着した。平和記念公園である。やはり、長崎に来たらこの平和の像はどうしても見ておきたかったのである。

      何とか暗くなる前でギリギリセーフと言ったところでしょうか・・・

 そして、この平和記念公園の近くにはもう1つ公園があって、そこには1本の柱が立っている。この柱は原爆の中心地だそうで、つまり、この柱の真上から原爆が落ちてきたと言う訳である。
                           
 去年観た映画「男達の大和」や広島県呉市にある大和ミュージアム、そして今回の平和記念公園を見て、いつも共通して思うことがある。「どうにかならなかったのか・・・?」と言う事だ。まぁ、「色々な意味で・・・」である。

 さて、時刻は午後6時を回りすっかり暗くなってしまった。路面電車で長崎駅に戻った俺は最後に長崎の町を一望出来る所へと向かう事にした。駐車場に戻り、マシーンに乗って向かった先は稲佐山展望台である。

そして、これが長崎の夜景である。改めて函館ににているなぁ~と思うのであった。

 稲佐山をあとにして、ホテルに着いたのは午後9時00分頃であった。ホテルはちょうど修学旅行で来ていたどっかの高校とダブってしまった。風呂に入れない時間があると言う事で、今日はこのまま寝て、明日の朝入る事にした。こうして今日は終了である。また、明日に備えて寝ることにしたのであった。