『プレッシャーに負けない方法』を話します。
あなたが“１０００人の前でスピーチをする”
という人生初ミッションがあったとします。
足はガクガク。。。
ノドはからから。。。
マイクのところまで
歩くのに転んでしまわないかな？
顔が引きつっていないかな？
そして、こう想像します。
考えていたスピーチ内容がぶっ飛んでしまった。。。
聴衆のひとりひとりが、怪訝な顔でこちらを見てる。。。
・・・想像しただけで緊張しますよね。
よくある対処法としては、
『上手くいってることを想像する』
というものがあります。
例えばこのケースだと、
１０００人を見据えて、滑舌よく、雄弁に話しているところ
それを想像することです。
より鮮明に頭の中で映像化すると、
現実と空想の区別がつかず
成功体験としてインプットされる。
そういわれています。
私もそれを心掛けています。
しかしですよ、、、
“鮮明に映像化”なんてできますか？
初めてで上手くいった試しもないのに。
現に、このスピーチミッションを想像したときに、
すぐに出てきた想像は、先に述べた
“失敗して大恥をかく” ことでは？
人間とはそんな生き物なんですね。
潜在意識下では物事を
最悪に考えてしまうんですよ。
そこで無理矢理
「プラスのことを考えろ」
そういわれてもね。
悪魔に罵られながら、聖書と十字架を手に
必死に十戒を読む映画エクソシストの
牧師さんのような感じです。
それよりも効果のある方法をお伝えしますね。
それは、、、
『立ち向かわず開き直る』
これです。
ネガティブと戦わなくてもいいんです。
結局のところ成功体験って
どれだけ失敗したか
なんですよね。
何度か失敗して、経験して
「大したことないじゃん」
そう思えるようにならなきゃ、
平常心なんておとずれない。
今、自分が絶体絶命な体験をしていることが、
その後の自分の血や肉になるんです。
「うわあ、、、このプレッシャーすごいわ。。。」
「この後、オレ、すげー成長するんだろうなあ」
そう思ってください。
もう一点、開き直る方法としては、
『枠を広げる』方法です。
こういった思考をしてみてください。
１０００人スピーチで恥をかいたら？
↓
だからどうなの？
↓
日本の人口どんだけなの？
↓
たった、１億２０００万分の１０００だぜ
↓
上手く話せなくてどうなの？
↓
見てる人からお金もらってるわけじゃないぜ
↓
怒られやしないじゃん
↓
全然大したことない
逆転サヨナラホームランを打った
野球選手がインタビューで
「開き直ったのが良かったッス」
といってるのを聞いたことがありますよね。
借金取りにつるし上げられ、
「無いものは無いんだ！煮るなり焼くなり好きにしろ！」
ちょっと古い言い回しですが
債務者がこう開き直ったら
怖いお兄さんたちも形無しです。
この究極開き直り型が、
「命まで取られるわけない」
という思考です。
これは、人生の色々な場面で応用できると思うんですね。
大勢の前で話すときもしかり、
自分が好きな人や、権威の人、
お客さんと話すときにも使えます。
投資の売買をするときや
重大な選択をするときもです。
プレッシャーを避けて
生きることはできません。
それに相対する態度によって
人間が大きくなるのですね。
プレッシャーには
『立ち向かわず開き直る』
そんな思考を心掛けてみてください。