「意外」の重要性。
先週末、日本フットサルリーグ(Fリーグ)が開幕しました。早くも3シーズン目です。
今年の開幕は、色々とあったようですね。テレビ朝日の「やべっちFC」でも、一つのサインプレーが取り上げられていました。大分vs大阪の試合でした。
それを見て感じたこと。今日は、私の視点から感じたことをお話します。
少々長いですが、よければお付き合いくださいね。
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このシーンを要約すると・・・
大分のフリーキック時、キッカーに寄った橋本圭悟選手(#2)がわざとコートにコケる。
壁に入った大阪の選手はそれに目をとられているその瞬間にゴール!
という筋書きだったようですが、実際にはうまく行かず、壁に防がれたというシーンでした。
「観客の多い代々木でやりたかった」という、この作戦を考え出した館山マリオ監督は試合後の記者会見でも饒舌だったようで、取材陣を爆笑に誘っていたそうです。
この作戦(!?)、人々の感想は賛否両論と言ったところですが、私としては、最高に面白いと感じました。
橋本選手はよく知っている選手で、とても「ひょうきん」な選手です。なるほど、彼ならでは!と思い連絡をすると、「穴があったら入りたい」という返事。いや、よくやりました(笑)。
【意外は必要】
少し前でしたか、お笑いステージを研究した真面目な番組を見ました。
人は「え?」と、意外に思うことが、いわゆる“笑いのツボ”と捉え“面白い”と感じるという研究結果があるそうです。確かに「フーン」と思ってしまうことに「超面白い!!」とは思えませんものね。
Fリーグをエンターテインメント(多くの人々を楽しませることをその主題とする)とするならば、今回のような変わったフリーキックさえもアリなわけです。
おおっ!という、分かりやすい凄さであったり、前出のように突飛でもないようなプレーがもっと出て、それ以上に素晴らしいプレーを見ることが出来れば、もっと興味を持つ人が出てきませんか?
【想像してください】
例え話で、この「自分」というのをアナタに例えて、このシチュエーションの後の感覚を想像してください。
1『自分はフットサル大好き!仲のよい友人にも好きになってもらおうと一緒に観戦に行ったが、お互いに失点を恐れ、固い試合運び。凡戦で終わり試合は1-1のドロー。』
2『自分が全く興味の無いスポーツが好きな友人が行こうと言うので一緒に観戦に行った。周りは何やら盛り上がっているけど、説明されてもいまいち意味が分からない。特に目立って凄いプレーもなかった。』
この2つの話の心境、どうですか?容易に想像できませんか?
1「よりによって今日こんな試合になるとは!次また誘って見てもらわなきゃ」
2「何だかよく分からなかったなぁ。ま、1回見たしもう来なくてもいっか」
私の場合、2は「もしかしたらこの試合がたまたまだったかもしれん」と、2度は見ますが、おおよそほとんどの人は上のような感情になるのではないですかね。というか、こういう経験、皆さんも何度かあったと思います。
自分たちはすっかりフットサルに漬かっていますが、世間から見ればまだまだ少数派。これからたくさんの人を取り込むにあたり、このように思う人たちがたくさんいることを、忘れてはならないと思っています。
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勝利のため、または負けたくないからガチで引き、ロースコアで終わる。
マニアックな人たちからすれば、センターサークルあたりの勝負のアヤの楽しさや、動きの精度などで「オオオッ!」と思えたり「う~まっ!!」と言えるシーンはたくさんあるでしょう。
が、ごく一般の人々、特に応援するチームを持たないライトな人たちの心を揺らすには、いささか弱い。
「ガチ」は楽しいかもしれませんが、それだけでは気持ちを繋げられません。
ちなみにサポーターは別。サポーターは試合展開に文句は言いますが「旗の下に集まる」のがサポーターという人種であり、また違った感情を持ちますからね。
【入り口は何でもいい!!】
フットサルは奥深く、本当に面白く楽しいスポーツだと思います。
正直言って、そんな小手先でどうのなんてなくても、魅力いっぱいなのですから。でも、その魅力を伝える前に、そもそも触れてもらえない、興味を持ってもらえないのであれば難しいですよね。
ハマるきっかけ、フットサルの入り口は何でもいいんです。
出来れば、その入り口はたくさん持っていたほうがいい。今回の大分のフリーキックの放送を見たサッカーファンが「面白いじゃん」と思ってくれれば占めたもの。いや、情報発信をする側が「こいつら、また何かやるかもしれん」と注目をすれば、それは入り口を増やしたことになりますよね。
ある人が
「誰か選手がトップアイドルとスキャンダルになれば注目される」
と言ってました。メチャクチャだけど(笑)、これでも確かにフットサルが一般により見てもらえるきっかけになるかもしれない。
アピールするにあたり、もしかしたら、プレーだけではダメかもしれない。
でも、プレー以外だけだと話にならない。
色々なものがそこに存在し、非日常空間に身を置き何も考えずに熱中し楽しむことが出来る。どんなことでも楽しめ、魅力がたくさん詰まっているものがエンターテインメントであり、スポーツ観戦の醍醐味でしょうね。
【ガチは私たちに任せて!!】
さて、Fリーグは今の所、降格はありません。だからこそ、今出来ることはもっとあるような気がします。
もっとふざけろ!ということではなく、もっと「楽しませて欲しい。話題性を持たせてもらいたい。」と思うのです。
Fリーガーはそれが出来るだけのトップクラスの技術を持ち合わせている集団なはずです。
ガチの試合はFリーグを抜かした下のカテゴリーに任せて、Fリーグは、日本のフットサルのフロントマンという意識をより持ち、高い競技性に加えて「観客を楽しませる」ことをよりプレーに反映させてもらいたいですね。Fがうまく行かなければ総崩れにもなり兼ねません。だからこそ余計に牽引していって頂きたいし、エボリューションという会社も、零細企業ですが必死になりたいと思っているのです。
Fリーグはプロリーグではありませんが、お客さんからお金を貰っていることは事実であり、そこにアマチュアだからという理屈は通りません。
・・・ということで、本当に長くなってしまいました。すいません!
「意外を作る」ことは、フットサルの“営業活動”に繋がると思います。人はどこに興味を持つか、どれが「オイシイ」と見るか、日本のフットサルシーンが盛り上がるためにも、真剣に考えていきたいところです。
開幕戦、素晴らしいプレーがたくさんあったはずなのに、やべっちFCがしっかり取り上げたのは
「点も入らず失敗をした」あのフリーキックの場面なのですから。
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