残念!スーパーアグリ撤退。 | Evolution Blog

残念!スーパーアグリ撤退。

先日、F1チーム、スーパーアグリのF1からの撤退が発表されました。

純日本製チームとして参加をしましたが、誠に残念至極…。


じ

07年上海グランプリでのスーパーアグリ・佐藤琢磨(撮影:吉田)


▼悔しいのは、彼らスーパーアグリが頑張っていないとか、結果を残すことが出来ないという、自らの理由ではなく、資金獲得がうまく行かなかったことや、政治的な部分でのきな臭さが残る決着があったこと、などです。


レースの世界にはどのカテゴリーでも、「ワークスチーム」「プライベーター」という括りが存在します。

ワークスチームは、ホンダやトヨタ、はたまたフェラーリなど、いわゆるメーカー直系。それに対してプライベーターは独自のチームを立ち上げ、車体購入(ないし貸与)や、スポンサー集めなど、自分たちで行うもの。


いま、資金だけで勝負するような流れになっているF1に、プライベーターが存続出来る余裕はもはや残されていません。過去、たくさんのプライベーターが撤退、売却を余儀なくされました。



▼今回のスーパーアグリ。参戦後、いきなり2台完走を果たしました。-話にならないほど遅い、型落ちマシンで参戦し、エントリー2台とも完走をするというのは、快挙なんです-。2007年には入賞!!少ない資金の中で(それでも我々からしてみたら巨額ですが)、いかに勝つか、その究極体がスーパーアグリでした。昨年は同系列であるワークスチームのホンダよりも結果を出していたなど、期待が膨らむ一方でした。


資金に関しても、紆余曲折ありながらも、ドイツの企業の支援が決まるという朗報が入ってきたのですが、その数日後に撤退表明の記者会見…。



▼余談ですが、私も、以前あるバイクの有名レーシングチームで2年間近く、走ることが出来ました。

そこは当然、ライダー自らスポンサー集めや、バイクの整備、参加費の捻出などが基本でした。近所の商店街に行き、私は「マシモ金物店」さんという、どこにでもある金物屋さんがメインスポンサーでした。いい思い出です(笑)。

もちろん、結果が出せればこういった負担は減っていくのですが、一見華やかに見える世界というのは、実は、その裏は結構大変だったりするのです。

F1の世界から比べれば、私のレベルの話など、話にもなりませんが、これは、どのカテゴリー、スポーツでも存在する話であり、規模は違えど、同じような悩みがあります。鈴木代表は、本当に苦渋の決断をされたのでしょう。


スーパーアグリという団体は、F1からは撤退しますが、今後も国内外のプロジェクトは今まで通り参加するそうです。ぜひいつかは…と思います。


幸せな夢を与えてくれた、スーパーアグリに感謝します。

ありがとう!!