もうおしまい。

そう。あなたはきっと早く終わらせたかった。

平穏で居たいから。

落ち込むわたしとは反比例で、ちょっと弾んだ声で彼女と約束して会ったよね。

きっとそうしたかったんだ。ずっと。

嘘はもうつかなくていいから。
なにもかもなかったこと。そうして歩いていく。

なんにも残らない。

誰も知らない。

なにも変わらない。

わたしたちの日常。

ただただ、わたしは虚しく悲しい。

もうあなたには会えない。