気長に、焦ることなく待っていたある日
産まれたみたいだよ~と連絡があった
女の子もいるから、乳離れしたら差し上げますって~
友達から連絡があった。


名前はもうまた、母が決めていた
「マイ」にするといった

先猫がアイで
アイ=I (わたし)だったから、つぎは
マイ=My(わたしの)
と、決めていたんだと。


大体うちに来るのが2ヶ月~3ヶ月ごろだろうと思っていたので
楽しみに日々過ごしていた 



友達から電話があった
「明日、子猫連れてくるって~~」


Σ(-`Д´-;)ええええええええええ????
まだまだだと思っていたので、何にも用意してなくて
母と急いでホームセンターに行ってトイレなど準備した


冷静に考えたら
誕生日から3週間しか経ってなかった


ほんとに、大丈夫なん???
って電話したけど
友達はうーん、大丈夫なんじゃない?
持ってってーーって言われたみたいだしーって
けっこうあっけらかんとしていた


うどん屋さん⇔友達彼氏⇔友達⇔はなまる
ってかんじで、直接うどん屋さんと話してないので、
うどん屋さんと直接話せたらよかったなぁと、今更おもう



迎えるのが明日ってことになって
わたしの頭の中は急激に子猫でいっぱいになった 


アメショーの子猫ちゃん❤
シルバーと黒の模様で、脇にはうずまき?があって~
耳が大きくって、クルクルのお目目で・・
・・たくさん妄想して
脳内でキャーキャードキドキしていた


次の日、仕事が終わってから友達宅にお迎えに行った


はなまるちゃん、すーっごい可愛い子が来たよ!!
見てみ~~!!!って友達も興奮してて・・

ダンボール箱に入っていたマイ
普通の、みかん箱みたいなね 笑

大阪から4時間・・車にゆられ、ダンボールでやってきたマイちゃん
怖かっただろう、ママ、きょうだいと別れて淋しかっただろうなぁ


そーっと開けた




そこには、小さい、ちいさい
まだ青い目の





クリーム色の?
トラ模様?の子が


ミーミー鳴いていた。



可愛い・・・かわいいんだけど
アメショ=白黒のイメージしかなかったので
正直・・・正直な気持ち
え・・?って


そんなところに、友達の彼氏が
かわいいやろぉおお!って言いながら帰ってきた


クリームの子が一匹だけ産まれて
その子が、一番元気にアピールしてきたから
その子を連れてきたわー!と言った


今なら、携帯カメラやメールなどで画像を送ってもらったりして
この子がいい~って選べるんだろけど
当時はそんなものなく、全部彼氏さんにおまかせだったのだ。



そんで、今は耳が曲がってるけど
そのうち耳上がるからってうどん屋さん言ってたよーって



そう、
耳がぺったんこのまるい顔
をしていた



ペットショップなんかで小さいアメショの子猫みても
こんな耳がペタンコなの見たことないわ・・
と思いながらも
愛嬌のある小さいマイちゃんを連れて帰った


なんか思ってた子と全然違うけど
可愛いから、いいやーって


父も母も、思っていた子と違っていたみたい
でも、そのおもしろい顔に
見ているだけで和むわ~と言った



そのうち耳は立つからって聞いていたけど
マイの耳は上がらなかった。


夏は半分立ったカンジで
寝ているときや冬はぺたんこだった
手で、折れてる耳をピローンと伸ばしてみても
全然小さい耳。。

本屋さんに行ってねこの本を見ていたら
スコティッシュフォールドという
マイにそっくりな猫がいたけど・・


アメショの子として貰って
うどん屋さんも、耳は立つて言ってたしなー
頭の中で、なんでマイはこうなんだろうーて思いながらも
考えてもめんどくさいし
マイが可愛いからそれでいいじゃないかー!って
深く考えずに、可愛いマイと過ごした


猫イコール 置き物のように大人しくて
物静かに過ごしているというイメージが強かった
アイちゃんがそうだったから、そんなもんだとおもっていた


でも、マイは・・
日々、Σ(-`Д´-;)!!!!と驚かせてくれた
カーテンにぶらさがって、ターザンのようになってたり
そこから、むささびのように飛んだりΣ(-`Д´-;)

何処で鳴いているんだと探したらカーテンレールの上から鳴いてたり
籐のラグを巻いて、立てかけてあるのに木登りみたいに登ってたり
つねに走ってるし・・


わたしはいつの間にか、そんなやんちゃガールなマイを
マイ五郎と呼んでいた


ひょうきんで、いつも笑わせてくれて
お客さんには、我こそ先に!とお迎えに出て
お客さんの膝の上で寝る
アイとは全く正反対の子だった


父も母も、この子はわらかすネコや~と、笑っていた
父はマイと散歩にも出かけていた


飼って4年後にわたしは結婚して家を出た。
しばらく、わたしが帰ってくるのを待ってるのか
玄関にばかり居るんや、って
父がアパートに何度か連れてきた


子供(若)が産まれて実家に里帰りしたとき
みんなの注目が若にいってしまって
拗ねていたマイごろう。
でも、いつも若のそばで寝ていたね


もっともっと、長く居られるとおもっていたけど
6歳で逝ってしまいました。
心臓に、先天性の欠陥があったみたいで
よく、咳みたいなのをしていて。。

父の腕のなかで、今日逝ったよって電話があって、
実家に飛んでってお別れした



一緒に居て、とても楽しいマイだった。
6年って短いよーーって悲しかった。
もっともっと、一緒に過ごせるって思ってたのに

父も母も、とても淋しそうだったけど
年齢を考えると責任もって飼えるとは言えないから
もう飼わない、飼えないって言っていた






アパートで暮らしていたので、欲しいとおもっても飼えなかった猫


いつか、ココを出て何か迎えるなら絶対ネコが欲しい
早くにお別れしたマイのこと
マイの明るくって楽しい性格が忘れられなくって
つぎ、わたしが迎えるとしたら・・
スコティッシュだなぁ・・って、思っていた



まい

まい

当時、デジカメとか無い時代でした。
家にあるマイの写真をデジカメで写してみました。
日付は1999年4月15日となってました。
1歳ごろのマイです^^


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まる