世の中には器用な人もいれば不器用な人もいます。
と言っても、それは一部のことに関して言えることで、
人間として全体を見たら、長所と短所が明確に分かれているということなんですよね。
言い方を変えれば、完璧な人間などいないということ。
だからこそ、今行なっている仕事に対して
「この人は向いてない」
と感じたとしても、根気よく教え続けてほしい。
そう強く感じてしまいます。
とはいえ、リーダーになると数字の責任が伴い、
生産性に関して気になってしまうもの。
人を大切にしたいけど、利益も出したい。
こんなジレンマに陥っているリーダーは多いのではないでしょうか。
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最も理想的なことは、生産性が高くチーム力も高い状態。
これは僕の経験なのですが、
どんな人でも同じことをやり続ければ、
生産性は上がります。
その理想となる数値はもしかしたら低いかもしれません。
でも、現状よりは確実に上がることは確かなのです。
もちろん新人の頃などは、すぐに忘れてゼロに戻ってしまうこともあるでしょう。
「この間教えたのに、なんで忘れるんだ!?」
リーダーになっているような優秀なあなたですから、
そんな初歩以下のことは理解できないかもしれません。
でも、それが現実。
実際にそんな人とはたくさん出会うことができますからね。
イライラしてもなんの得もありません。
せっかく一緒に働くようになった縁ですから、
見方を変えて育てるようにしてみませんか?
教育の方法に関しては、それぞれのやり方で大丈夫です。
ただ、その中で一つ言葉を付け加えて欲しいのです。
「この間の○○すごく良かったよ!いつもありがとう!」
できるだけ一つの仕事を終えたタイミングで、
なんでもいい、その人にとってできていたことを、
具体的に挙げて褒め、感謝を伝えて欲しいのです。
もちろん普段の教育では、厳しく指導してあげましょう。
やるべきことはちゃんとやる。
これはリーダーとしての責務です。
しかし、指導ばかりしていても気持ちは通じません。
毎日じゃなくとも、たまには前述した一言を添えてあげることで、
間違いなくやる気につながるはずです。
結局人はモチベーションが大事。
テンション高くやり続ければ、必ず技術は向上する。
そう信じて、ぜひ一言を伝えてあげてくださいね!
■【今日の質問】
「うまくできたこと、ちゃんと伝えていますか?」
■【上がる名言】
「俺は何度も何度も失敗した
打ちのめされた
それが、俺の成功した理由さ」
(マイケル・ジョーダン|NBA選手)
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【今日のヒント】
リーダーにとって、教育はとても重要なこと。
普段はしっかりと指導してもらいたいが、
定期的に伝えて欲しい言葉がある。
「この間の○○すごく良かったよ!いつもありがとう!」
この一言で、必ずみんながやる気になる。
どんなに不器用な人でも、やり続ければ必ずできるようになる。
そう信じて、指導しつつ声をかけ続けてあげて欲しいものだ。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます(^^)
今日もあなたの心が動きますように。
では、またあした!