おはようございます。

飲食店で働く人の成長をお手伝いする、心理カウンセラーの高橋ひでです。



思考を深める。

ずいぶん前からこの習慣を取り入れ、

今ではその効果の高さから、むしろ楽しみな時間となっています。

 

やり始めたころはそれこそ何も思い浮かびませんでした。

でも、脳に汗をかきながら必死に考え続けるうちに、

少しずつ頭に言葉が浮かび、考える回路が作られていったのです。

 

この経験から、ビジネスにおいて「考える癖をつけろ」とよく言われますが、

まずは基本中の基本である「考える習慣」を取り入れることをおすすめしたい。

 

 

なんでもそうですが、思っているだけでは何も変化しません。

行動して初めて結果が出ます。

 

その結果が良かろうが悪かろうが、

何かしらの発見から次の行動につながるヒントを得ることができる。

 

そしてまた次の行動をして新しい発見を得る。

成長ってこの繰り返しなんですよね。

 

 

だから思考に関しても、まずは考えてみればいいのです。

何を考えよう?

そんなテーマから始めるのも面白いかもしれませんよ!

 

 

ビジネスの思考術として身に付けやすいのは、

仕事を始める前に結論へのアプローチを考えてから始める方法。

 

例えば、人不足で休みが取れないことについて考えるとします。

 

人がいない原因として考えられるのは以下の通り。

 

・人員はいるのに稼働率が悪い

・採用がうまくいかない

・忙しすぎて今の人数じゃ回らない

 

まず簡単に解決できそうなのは、「忙しくて人数不足」となっている3番目。

採用の広告を打つのと同時に、オペレーションや配置など、

今一度基本を見直すことで解消できそうです。

 

 

・人員はいるのに稼働率が悪い

 

この場合は少し厄介な問題です。

単純にみんなの予定が忙しすぎるのであれば、

ある程度仕方ないかもしれません。

 

しかし、職場の環境が悪い場合は、

根本的なカイゼンが必要になるでしょう。

 

気分で仕事をしている人はいないでしょうか。(罵声が聞こえるなど)

言動は一致されていますか?

決めたルールを、社員やオーナーも守っていますか?

エコひいきなど秩序は保たれていますか?

目標が共有されていますか?

 

人間関係も含めて、見直してみる必要がありそうです。

 

 

・採用がうまくいかない

 

時給の見直し、告知方法、手段など、採用に関することを見直した方がよさそうです。

今の時代ならSNSも有効です。

早急に手を打っておきたいですね。

 

 

上に挙げた例のように、項目を抽出し、分析することで答えにたどり着きやすくなります。

 

こういったやり方が「雲雨傘の論理」。

 

雲=事実

雨=解釈

傘=アクション

 

といった意味があるのですが、

空に雲が出てきた(事実)

きっと雨が降るだろう(解釈)

だから傘を持っていこう(アクション)

 

このように筋道通ったプロセスで思考を行うのです。

 

この思考方法には3つのメリットがあります。

 

・作業の全体像が見え、ゴールまでの道筋がわかる

・相手とのやり取りで相違が無くなる

・事前に作業の難易度や量が把握できる

 

 

確かにスピードは大事。

しかし、やみくもに行動するよりも安心感があり、

確実に結果が出しやすくなるこの手法、ぜひ身に付けたいですね!

 

 

■【今日の質問】

 

「考えずに行動していませんか?」

 

 

■【今日の名言】

 

「挑戦し、失敗するから原理原則がわかる。

傷を負い、痛い思いをして、自分の血肉になったものだけが、

次のチャンスで威力を発揮する。」

(柳井正|実業家)

 

 

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【今日の「ヒント」】

 

思考する際には、「雲雨傘の論理」を活用するといい。

 

空に雲が出てきた(事実)

きっと雨が降るだろう(解釈)

だから傘を持っていこう(アクション)

 

この構図を頭にインプットして、

いつでも活用できるようにしたいものだ。

 

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます(^^)

今日もあなたの心が動きますように。

では、またあした!