車からの脱出 | garage door

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大雨による車水没の事故で、あっちこっちのワイドショー
を賑わせている、緊急時の脱出


我が家じゃ最近ダンナが国産の新車なんぞ買ったから、
いまどきの車の電気仕掛けの多様さにはビックリして
いたところだけど、オーソドックス派の自分的には、
一番に考えることが、この万一のときってやつだった。

便利だけど、あれこれ電気で動いているってことは、
電気が来なくなったら動作しないわけだから。


私は競技車育ちだから、電気仕掛けのものには今ひとつ
馴染みが薄いから余計にそんなこと思うのだけど。
近年は人並みに足用の車を持っていて、そいつは電気で
窓は開いて、それだけでスゴイって感じだし。(;´▽`A``

競技用の車は、ハンドパワーパーウインドーだし、おまけに
涼しい風も生産しなくて、むしろ年中強力床暖房入ってる。。。
快適性皆無。汗

けど競技で走るときは、ドアはロックしない、乗員の居る
横のウインドーは閉めるなどと、地味な常識がある。
またラリー車は、手動ウインドーが普通。

それは、道の外へこぼれたときの安全のため。
万一の時に、脱出を容易にするため、またあるときは、
外から助けてもらうためなのだ。


ラリーなんかやってると、落ちる刺さるの話は日常茶飯
事的にあるんだけど、それでも水に浸かるってことは
滅多にあることじゃないから、これはやはり怖い。

友人が湖に落ちたときは、その場に居合わせた誰しもが、
その後密かに脱出用ハンマーを買っていたのは、忘れも
しない笑い話だった。

だけど、これが大事なんだよね。


脱出用ハンマー…これは、先が鋭利な形状になっていて、
軽量ながら、軽い力でウインドーを破れる。
また、シートベルトカッターも付いているのが定番だ。

ずっと昔から持ってるけど、実際に使っている絵を見た
ことがなかったので、その実力はいかほどかと思って
いたのだけど、ついにワイドショーでその実際を目に
することができた。

本当に軽い力で、ものの見事に割ってみせる。目
コツは、サイドウインドーの中央部は粘るので、上部を
狙うのが良いらしい。

また思いっきり水没したら、エンジンのある方を下にして
沈んで行くので、フロントエンジン車なら、後部のウイン
ドーを破った方が、安心して脱出できると言うことだ。

もしこんな便利ツールを持っていなかったら、硬貨を
コンビニの袋などに入れて振り回して当てても割れると、
みのさんがやってみせていた。
これなら10円で済むぞ。(笑)


ドアーの1/3程度の高さの水没でも、水圧でドアーは
開かなくなるらしい。
もし窓を破っている暇もなかったら、車内いっぱいまで
水に浸る直前、その瞬間がチャンスですと。
内部と外部の圧力差が無くなり、そのときドアーは開く。
…けど、ロックしてたらダメだわね。

本当なら、車を走らせているときは、ドアロックはしない
のが万一の時のためなんだけど。
けど治安の悪いところや、子供やペットを乗せていると、
そうは行かないかな。


それでわ一発、超怖い映像なんぞ貼っておきますか。