行きたかったんです。
行かなければならないというか。
天気が心配だったんですが
臼井先生が
「待ってるからおいでよ」
と思ってくれてると嬉しいかなと。
ケーブルカーには乗らず、
全て自分の足で歩こうと決めました。
ケーブルカーに乗ってしまうと
見れないところもありますからね。
僕は前世で瀧にうたれて修行をしていた僧侶だったそうです。
瀧があるとゆっくりと眺めるようにしています。
力強さを感じます。
これも「金」のつくところでしょうか。
いかにもパワースポット的な石畳があるんですが
人がたくさん来るのでその後ろのほうから
この場所で感謝行をしたかったんです。
ゆっくりとエネルギーワーク。
そして中へ入って手を合わす。
左端にある御朱印所の奥、小さな毘沙門天王様が祀ってあるところに書いてあったもの。
持ち帰りできるプリントもあったので書き写します。
光に向かって
天を覆う雲は厚くとも、
太陽は常に大空に在る。
風が来て雲を払えば、
黄金の光が燦然と輝く。
人の心に吹きすさぶ八風を、
苦悩の雲を吹き払う風として、
真実を観る智慧の光を迎えよう。
智慧の光が輝くとき、
宇宙生命(尊天)に生かされている万象を観る。
あなたも私も、花も鳥も、
みな共に生かされているこの世界。
万象が織りなすいのちの相、
宇宙に懸かる金色のいのちの羅網、
遠い昔から受け継いで来たいのちの絆、
私もその中の一つのいのち、
たがいに手をつなぎ響き合ういのち、
あなたも私も、樹も水も、
みな共に厳然と生かされている。
慈愛の温もりに抱かれ、
智慧の光に照らされ、
豊かな活力に満たされて、
今ここに生かされていることの嬉しさと有難さ、
この歓びと感謝の輪を拡げよう。
あなたも私も、あの人もこの人も、
たがいに光り合い照らし合う、
明るい未来を信じ希いながら、
一日々々を宝石のように大切に生きよう。
すべては尊天にてまします
素晴らしい言葉だと感動しました。
本殿を後にして霊宝殿へ。
ここの三階には国宝の仏像奉安室があり、
奥の正面に毘沙門天立像があります。
持っていた荷物を降ろし、
毘沙門天王様を前に座禅を組む形で向き合い、
ゆっくりと見上げました。
するとなぜだかわかりませんが、
涙があふれてきました。
先ほどの「光に向かって」が心に響いたのか
毘沙門天王様に何かを汲み取ってもらえた気がしたのかよくわからないんです。
自分の心の奥底で歓びを感じたのかもしれません。
ここから先は険しい山道、
息を切らせながら進みます。
道は整備されていますがひたすら坂道。
そしてやっとたどり着きました。
「奥の院魔王殿」
ここを訪れるのが目的だというぐらい
来たかったところです。
護法魔王尊様、ただいま参りました。
今日、ここへ無事にお参りできたこと
日々の感謝をお伝えしました。
ここまで来れば貴船へ抜けたほうが早いです。
反対に貴船から上がって来られる人も多くいました。
ここで辺りの雰囲気が、ガラリと変わるのを感じました。
道は続いていたものの、鞍馬と貴船は全然違う。
空気が、違う。
貴船は人々がたくさんいて賑わっている。
なんだか、
さっきまで修行していたのに
通り沿いに並ぶ料理屋さんやお茶屋さんを見ると
俗世間に来た、みたいな感じでした。
観光スポットですからね。
中吉でした。
お盆休みは今日で終わり。
明日から仕事なのでがんばります。














