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ここ数年は外に持ち出してないFT-817NDは内蔵バッテリー(FNB-85)が

もう死んでいるのでは?とふと思い電池が入っている部分を開けてみた。

 

そうしたら電池だけではなく本体の基板から延びてバッテリーと接続する

コネクタにチョー鮮やかな色の物体がでているじゃん。

 

💀ちょっと毒っぽい色だよね💀

 

しかしこれはヤバイ! 想定外だ😫

 

 

簡単に手で外せると思ったけど固着している。

本当は使いたくなかったけどラジオペンチで掴んで外した。

鮮やかな色の物体の発生源はコネクタ内の接続ピン。

 

🤔なんで?電蝕かな?

物質が不明だから何とも言えないワタシ。

 

本体から延びている線はコネクタっぽいけどどうも違うみたいなので外せない。

なのでコネクタだけ可能な範囲で掃除した。と言っても取り切れないけど。

 

このFT-817NDを入手して15年以上経つけどバッテリーを一度も外したことが

無かったのです。

 

そこでバッテリーはもうダメっぽいと判断して分解してみた。

 

4列x2本の計8本を直列にして9.6Vとしている。

つまり1本は1.2Vx8本=9.6Vってワケ。

 

 

では、もう廃棄するのでばらしてみることに。

先ずはラベルを外す。

 

 

カッターで白いフィルム(たぶん熱収縮チューブのデカい版)を切ってしまう。

 

 

おっと、なんか付いているぞ。

お守りのサーモスタットでした。

 

 

さらにばらして一個一個のセルにしましょう。

各端子間はレーザー溶接によってしっかり接続されているので、乱暴ですがその接続している金属を引っ張って切り離しました🙂

 

 

全然電圧は出ないと予想していたけど、あれ?違うぞ?

2本は1.1V以上あった。マジか?!って感じ。

 

 

あとの6本は0.3V以下だった。

一番低い物は0.02Vって完全にアウトだね。

直列接続されているので条件はほぼ同じだけど、結構違うもんだなぁ。

 

 

そしてお守りのサーモスタットは常温ではほぼ抵抗なし。

テスターで0.2Ωと出ているけど、測定に使用したクリップなどの抵抗もわずかではあるけど存在するので誤差の範囲でしょう。

 

 

専用内蔵バッテリーは高いのでこれからは買わないで、どこでも入手可能な単三型の二次電池を使いましょう。汎用電池が使える無線機っていいね。

なので私はオプションで乾電池ケースの販売が無い無線機は買わないようにしてます。

 

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