「壊れている」と言われてもらったAOR社製レシーバー“AR-3000A”ですが、AOR社の製品は中を見たことなかったので興味があるのでそのままもらって来た。

 
専用のACアダプタも一緒にもらってきたので早速接続し電源をONするとディスプレイは全点灯だ。
なんじゃこりゃ?もしかするとCPUが停止状態かも....と思った。
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友人の偉大なるサルオ先輩に「こんなレシーバーをもらったよ」話をしたら、なんとサルオ先輩はコレと同じレシーバーを持っていた!
 
さすがパイセン!なんでも持っている。
事象を話すと「間違いなく原因はこれだ!」と断言。
 
先ずはACアダプタの出力電圧を測ると、無負荷の状態で18Vもあるよ。
負荷を掛ければ、つまりレシーバーをつなげば12Vになるんだろうと思った。
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ところが、レシーバーをつないでもほとんど変わらないぞ!!
なんで??
このレシーバーは12Vで動く機器なのに大丈夫か??
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サルオ先輩のアドバイスを先ずは実践。
それは内蔵しているボタン電池の消耗だ。
電池をホルダー仕様にするための部品箱を探したら2個あったよ。
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内蔵電池はCR2032だけどストックが無い。
近所のヤ〇ダ電機にダッシュで買いに行って10分で戻って来た。
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サルオ先輩が指摘した内蔵電池はこれだ。
なぜか黒いテープが貼ってある。
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黒いテープをはがすとバッテリー登場。
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ハンダごてでバッテリーを外す。
そして外したバッテリーのオープン時の電圧を測ったら14mVって完全に終わっているじゃん。
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電池直付けは出来ないのでホルダーを取り付ける。
ところが....
保有しているホルダーのピン間の距離が20mmで元の電池から出ているリードの間隔は15mmだった。
そのままでは入らないのでホルダー側のピンを強引に改造して15mmにした。
そして電池と搭載。
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基板をもとに戻してACアダプタを接続すると全点灯。
これでリセットボタンを押せばOkなんだろう。そう思っていたけどリセットボタンを押しても状況変わらず。
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そうか、電源ボタンでONしないといけないのね。(^^;
電源ボタンをONしてリセットボタンを押す。
すると80MHzを表示した。動いた~!って思ったけど、ロータリーエンコーダーを回しても周波数表示が変わらない。またボタンを押しても反応が無い。
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電源ボタンをOFFすると時計みたいな表示が出た。
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そんな状況をサルオ先輩に伝えたら、リモートスイッチの位置じゃないのかと。
おっ、ソレだぜ!
自分も認識していたのに失念していた。
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背面のリモートスイッチをOFFしたら正常に動いた。
FM放送もAM放送も、そしてエアバンドも受信できたよ。
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ってことで直ったけど、すでにレシーバーいくつか持っているから不要。
返そうかなぁ....
 
Special thanks:サルオ先輩