先日、エアコンが壊れて今日は新しいエアコンを取り付けに業者さんが来てくれてます。
なので出かけられない私は超ヒマなので以前から気になっていたスマートフォンの充電電流を確認してみました。
USBの電圧・電流などを測れる装置が有るのでそれを接続しての確認です。
まぁ精度はよくわからないけど目安としてはOKでしょう。ってことでコレを使って確認してます。
スマートフォンの充電残量が50%だったのでそれを負荷とし、いつもの私はパソコンのUSBジャックを使用して充電しているのでその状態では開始。
接続してみると4.95Vだったけど満充電(100%)になると5.03Vとなり、電流もほぼ流れてない状態になった。
ん~...パソコンのUSB回路は負荷により電圧降下があるね。もちろん問題は無いレベルだと思うんですけど、ハードウェアを設計する者としてはこの電圧降下がどこで発生しているのかって気になる部分でもあります。
電源の問題、使用デバイスの問題、基板のアートワークの問題、基板からコネクタまでの電線の太さや材質の問題などなどいろいろと考えられる部分はあるけど、前述のとおり問題ないレベルではあります。

そうそう、他のUSB充電器はどうなんだろう??
近くに2つのACアダプタが有ったのでそれもチェックしてみましょう。
奥さんのiPhoneに付属していた充電器と自分が個別に買ったOwltech社の充電器です。

Owltechは4.80Vかぁ。
2.4Aも取り出せる物なので実は5Vを期待していたんだけどなぁ。

iPhone純正は4.99Vとほぼ5Vだ。
オマケの品物と言うレベルで考えていたので脱毛ではなく脱帽。

スマートフォンが満充電になった状態で測ったら4.80Vで変わらず。

スマートフォンを外して無負荷の状態で測ったら4.81Vだった。
なるほどもともとの電圧が4.80V程度ってことなんだね。
電圧は4.8Vと定格の5.0Vよりも0.2V低いけど、負荷による電圧の変動は0.01Vと殆んど無いってことだね。その点は素晴らしい。

iPhone純正は無負荷では5.07Vと0.07V高いけど負荷を接続して5.00Vになる設計だと思うのでそれはそれでOKなんでしょう。

ちなみにパソコンのUSBは無負荷で5.04Vでした。

無負荷時と負荷をかけた時の電圧変動率を見ると次のとおり。
<PC>
・無負荷:5.04V
・負荷有:4.95V
・変動率:1.82%
<Owltech>
・無負荷:4.81V
・負荷有:4.80V
・変動率:0.21%
<iPhone純正>
・無負荷:5.07V
・負荷有:4.99V
・変動率:1.60%
結果からすると電圧変動率で一番小さいのはOwltechってことになる。
逆に一番変動率が大きかったのはPCだ。これは予想外の残念な結果だなぁ。
でも充電時を考えるとiPhone純正が充電時の電圧が一番高いので一番早く充電できるってことだね。
ちょっとヒマなのでこんなことやってました。(^^;
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