.
 昨日は千葉・幕張メッセで開催されている“サイクルモード・インター
 ナショナル2014”に行ってきました。

 木曜日に自宅のPCから前売りチケット(通常より¥200安い)を
 購入して現地入り。

 実は電車に乗ったら忘れ物をしていることに気づいて、1駅行った
 ところで1度自宅まで戻ったのは秘密の話ですけどね。(^^;

イメージ 1

 自宅に戻ったのでロスタイムは1時間弱。
 会場の最寄駅であるJR・海浜幕張駅に着いたのは12時前。
 駅の改札を出るとオレンジ色の牛丼屋に吸い込まれていった私。
 そして会場に到着です。
 入口横にこんな物がありました。コレにお金をかけ過ぎじゃない?

イメージ 2

 入口から入ると私を待っていたのはピナレロのDOGMAでした。
 買うしかないでしょ!
 いや、買えませんよ、私には。

イメージ 3

 端っこの方の見えにくい場所にピナレロのMTBが置いてあった。
 独特な作りには私はいつも見入ってしまいますが、私以外には
 誰も見てなかった。やはりピナレロはロードなんだろうね。
 このフレーム、ほぼ100万円。
 自分が乗ったとしたら走りに気を遣うだろうなぁ。
 石を踏まないとか石を撥ねないようにゆっくりはしるとか.....
 えっ、MTBだろうって?だよね。

イメージ 4

 続いて気になっていたデローザのIDOL。
 あの“ハートマーク”が硬派じゃないイメージをだしているのが
 イタリアっぽくて面白いと思うよ。

イメージ 5

 先週、自分のMYBにインストールしたチェーンメーカーである
 KMCが出展していた。

イメージ 6

 8速用から11速用まであるんですね。
 塗装されたカラーチェーンもあったけど、あれって変速ギア車に
 付けるとハゲちゃうんじゃないの?シングル用ってことかな?

イメージ 7

 自分がインストールしたのと同じヤツがありました。
 シルバーの方が良かったなぁ。
 ゴールドって田舎の成り金オヤジっぽいイメージがあるよ。

イメージ 8

 サポートカーも載せておきましょう。
 ピナレロを使うTeamSkyのジャガー・XF。セダンなんですね。

イメージ 9

 シマノのサポートカーは富士重工・レヴォーグ。

イメージ 10

 部品メーカーでMTBのサスペンション・フォークを販売している
 SR SUNTOURがいました。
 実は最近までこのメーカーを知らなかったのですが台湾の企業
 なので品質は某C国と違って大丈夫でしょう!
 いろいろお話を聞いてみたら以前は電動自転車の動力に注力
 していた会社だそうで、今回もその自転車が置いてあった。
 でも興味があったのはパネルにセットされているサスペンション
 フォークです。

イメージ 11

 バリエーションも多くあることを知りました。
 ボトムケースがカーボンの物を発見。これだけ持つと軽い!
 カーボンだけでは強度の問題があるのでマグネシウムとの
 組み合わせだそうです。
 気になるクラウン部分は中空アルミで軽量化と剛性を得ている
 そうです。
 この製品の1つ下のモデルとの差は30グラム程度(たしかそう
 言っていたと記憶)しか違わないそうです。
 でもバネ下の30グラムは自動車ならともかく、自転車にしては
 大きいでしょ。でもその分高いですけどね。

イメージ 12

 今回特筆しておきたいのがヨネックスが出展していたこと。
 同社は自転車の世界には縁もなさそうだったけど、4月にフレームを
 出したということだ。

イメージ 13

 実はカーボン技術ではバドミントンやテニスのラケットで実績が
 ある。それは知っていたけど....
 バドミントンもテニスもシャトルやボールを打った後のラケットの
 振動を制御するテクノロジーがあってそれを自転車にも応用した
 ような感じ。
 また日本製であることを前面に出して、“JAPAN QUALITY”を
 強力にアピールしている。

イメージ 14

 品質に対する自信の表れは“内視鏡”を持ち出した説明だ。
 実はこの説明ブースがあることは知らず、この直前に私はフレー
 ムの開口部から指を入れて内部の確認をしていたのです。
 外側はどこのメーカーももちろん綺麗に作ってくるけど、私は内部が
 重要だと思っている人なんです。(^^;
 どこのメーカーかわからないけどロード車用のなかなかカッコイイ
 カーボンフレームが横に置いてあり、ソレとの内部比較ができる
 仕組み。
 中を見るとカーボンの貼り方、固めるための樹脂の使われ方が
 一目瞭然と言ってもいいくらいだった。
 カーボンフレームの場合、カーボン自体の重さに加え、固める為に
 使う樹脂や塗料の重みが結構あるそうです。
 確かに航空機も塗装を剥がすと数百キロ軽くなって燃費が大きく
 変わるもんなぁ。
 そんなワケでヨネックス参入はこれから期待できそうですね。

イメージ 15

 なぜか若そうな人が群がっているところがあったので誰かいるのかと
 思ったら絵だった。
 これ、人気なんでしょうか?
 ジジィにはわかりませんが、最近はマンガやアニメ(この違いもよく
 わからん)が牽引役になることもあるからね。

イメージ 16

 またジャージを売っているブースがあった。
 意外と買う人が多いのには驚いたよ。
 ジジィには着れませんよね。だいたいパンツが少し見えているし。
 鼻血もんです。過激過ぎ~!

イメージ 17

 ソニーからまたまたアクションカメラ発売されたみたい。
 今までの物よりもさらに小型になった。カタログ値では画素数が
 若干落ちたけど、それだけなら内部処理も軽くなるしいいかも。
 むやみに画素数だけを上げる製品が良くないことは知っている人
 ならわかるでしょう。

イメージ 18

 またまた面白い物を発見!
 最近流行り(?)のヘリです。最近テレビなどで空撮映像が多く
 見られるようになったのはコレのおかげですよね。
 私も欲しいです、コレ! (^^;

イメージ 19

 あと自転車収納などに使える小屋(?)も出展されてました。

イメージ 20

 こちらはガッチリしてました。
 メインフレームは亜鉛ドブ浸けメッキだったし、耐久性は高そう。
 前面のシャッターは三和シャッターを使っていたので品質には
 問題は無いと思います。
 ご担当者にお話を聞いてみるとこのメーカーはロッカーやレンタル
 ボックスなどを作っている会社だそうで、それを応用して今回
 出展したと言うことです。たしかにそんな感じはしました。
 鋼鈑メインの物なので炎天下では内部が超高温になるのは
 間違いありません。
 ゴムやプラスチック、オイルなどを使っている自転車にとって
 熱は間違いなく大敵です。
 この点を考慮して改良を加えれば、ベースはしっかりした良い物
 なので間違いなく良い製品になるでしょう。
 今後に期待ですね。

イメージ 21

 最後に...
 こんな感じの今年のサイクルモードでしたが、規模が毎年縮小して
 いる気がしますけどどうなの?
 会場も狭くなったし出展者も減ってませんか?
 メジャーなメーカーはどんどん出展しなくなっているし。
 ジャイアント、宮田自転車/メリダ、トレック、ブリヂストン/アンカー、
 コルナゴ、スコット....
 その代わりに新しいメーカーなどが入ってきている感じもしました。
 これらのメーカーに言わせれば「日本の市場開拓はもう完了した」って
 ことでしょうかね?

 以前自転車メーカーの方が言っていたけど「サイクルモードに
 来る人は買う人が少なく、むしろレースなどのイベントに出展
 した方が実際には販売に結び付く」と言う言葉を思い出した。
 ココではカタログは有料で販売しているメーカーでもレースなどの
 イベントで来ていたら無料だもんね。

 3年前くらいがピークで年々規模が縮小している感じを得た
 今回のイベントでした。

.