.
   有給休暇を2日(月)に取ったので土曜日から火曜日までの4連休。
   しかし2日は雨。そこで湯河原温泉に行ってみました。
   湯河原温泉は古くからの温泉街。その中にレトロな雰囲気の温泉を選んでみました。

   車も通れない細い路地を入ります。

イメージ 1


   目的の“中屋旅館”に到着です。建物の周囲は杉板が貼られた古い建物。最近、このような建物を
   見ることが少なくなった。昭和を感じさせるね。

イメージ 2


   ガラス戸を開け玄関に入ると期待通りのレトロな雰囲気。誰も出てこないので大きな声で挨拶すると
   おばあさんが出て来てくれた。
   入浴は1人¥500で、奥さんの分を合わせて¥1000を払う。

イメージ 3


   温泉は男女別に分かれている。
   写真は男湯の脱衣所です。

   脱衣所に入ると正面に「温泉分析表」と「成分に影響を与える項目の掲示事項」が掲示されている。

イメージ 4


   分析表によるとここの温泉はph8.6です。

イメージ 5


   加温、加水、循環、殺菌などの項目を見ると何も手を加えてない“正しい温泉”だ!!   
   嬉しい!!

イメージ 6


   目の前を“蚊”が飛んでいったと思ったら浴室入口のガラスにとまったので記念撮影。
   ちょっとデカイ蚊だ。
   (※ストロボを発光させてしまったので見にくくなってしまった。)

イメージ 7


   浴室に入ると大人5~6人がどうにか入れるくらいの浴槽が一つ。

イメージ 8


   ケロリンの桶でビシバシかけ湯。ちょっとぬるいね。
   シャンプーも無ければシャワーも無い。有るのは小さくなった石鹸を集めて固めたような歪な形の
   石鹸だけ。

イメージ 9


   そこで蛇口よりガンガン熱い源泉を入れて温度調整する。熱くなり過ぎても水を入れることができ
   ない。無加水に徹底しているのは嬉しいね。

   あ~...いいお湯だ!! 極楽、極楽~!

イメージ 10


   風呂から上がって旅館のおばあさんに話を聞くと実に正統派温泉にこだわっている。
   源泉の温度が高いので前日の22時にお湯を張るそうで、そうしないと熱くて入れないんだって。
   なるほど、加水をしないならそれしかないよね。

   旅館の敷地内に温泉井戸があると聞いたので建物の裏に行くと湯気が出ているじゃん。
   「新鮮な温泉に入れたなぁ」と実感する。      

イメージ 11


   私は加温は良しとしているが、加水、循環、塩素による殺菌をしていたら正しい温泉とは思わない。
   北海道、東北の温泉をたくさん入ってきて正しい温泉がわかった。

   今回は久しぶりに“正しい温泉”に入った。


.