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  2007年12月24日のブログで少しだけ触れましたが、江ノ島に海上自衛隊の『掃海艇・すがしま』が
  来ており、その内部を見てきましたので紹介します。

  これが外観です。
  いつも見ている江ノ島にこんな海上自衛隊のグレーの船が入るとちょっと「何かあったの?」って
  思ってしまいます。
  きっとみんなそう思っていたのだと思いますよ。だって恐る恐る近づいて見てましたから。

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  船の左舷側から伸びたタラップを上って乗船しました。
  写真のとおり数名が船上におり、元気な挨拶で出迎えてくれました。元気な挨拶って気持ちいいですよね。

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  乗船後、20ミリ機関砲がある前方の甲板から右舷側に回り船内に入りました。
  するといきなり急な階段が現われてソレを降ります。たぶん足のある位置は海面より1.5mくらいだと
  思います。
  下の写真は食堂です。ここに救命胴衣や制服、ウェットスーツなどが見せるために置いてあった。

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  続いてトイレに行ってみた。位置的には前方甲板の下あたりです。
  一応写真を撮りました。変な趣味だと思わないで下さいね。
  だってみんな見たこと無いのでどうなっているのかって興味あるでしょ??エッ!オレだけ??
  だったらヤバイなぁ...(^_^;)汗、汗.. 

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  食堂から後方へ歩くと右側(左舷側)に「士官室」があります。
  白いカバーがいかにも...って感じですね。
  「セイラー服を着たオジサン」って聞くと変な感じですが、見るともちろん制服なのでまともです。
  写真は有りませんが通路を挟んで調理場があり、入口には調理に関わる体制図が貼ってありました。

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  士官室、調理場の間の通路から後方を見たところです。緑色の公衆電話があります。
  写っている人は乗員の方々です。ストロボが光ったら全員がこっちを見た。ドキッ!

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  後方の甲板に出る手前に喫煙所がありました。ここでも分煙化ですね。良いことです。

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  後方甲板に出るとこの艇のメインとなる“掃海装置”がありました。黄色いヤツです。
  僕は「人間魚雷」か「水中スクーター」かと思いました。アブナイ、アブナイ..(^^;)

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  後方甲板より階段を上がり、再び船内に入ると左手に“艦長室”と“司令室”があります。
  ここは見せてもらえませんでした。

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  前方に移動すると“電信室”がありました。きっとここが通信室なのだと思うのですが入口上部には
  コールサインにあたる『JSLH』と表示があります。これが「すがしま・1番艇」であることを
  無線上で表してます。
  ここも見たかったけどダメでした。

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  さらに階段を上がり艦橋・操舵室へ入った。
  操作卓があり、3機のモニターには艇内の情報が表示されていた。

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  天井には2つのラッパが光ってた。
  何に使うのだろうか?お腹が痛いとき?それはラッパのマークの正露丸ですね。スンマセン!!

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  操作卓の反対側には海図があった。置いてあったのは江ノ島の湘南港をはじめ近辺の情報が入ったものだ。
  三角定規にコンパスがあった。なんか懐かしいぞ。(^_^)

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  おっ、アナログの気圧計があるぞ。
  僕の腕時計(PROTREK)にある気圧計と比較してみた。
  両方ともに1015hpa(ヘクトパスカル)を示していた。スゲー!ピッタリじゃん!
  それだけでなんとなく嬉しくなった。(^_^)v

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  天井にはこの場所(江ノ島)の日出・日没時間、月出・月没時間、潮位、月齢が表示されていた。
  これを見て「おーー、今日は満月じゃん!」と思ったのだ。    

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  VHFの無線電話装置とかがありましたので一応撮りました。

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  前方に向って右側にある艦長席に座って見える景色です。

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  艦橋前にあるアンテナの給電部です。

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  艦長席の前に立ち、ワイパー部を撮った。モーターなどとてもメインテナンスがしやすい形だ。

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  発光信号を送るライトです。
  本体の横にあるレバーを引くと前のシャッターが開閉するのでそれで光の信号を送る。

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  後方には旗旒(きりゅう)信号用の旗があった。
  自船がどういう状態なのかを周囲に知らせる時に該当する旗をあげる。

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  旗旒信号用の旗の上に鐘もあった。
  何に使うのかは不明です。

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  こんな感じでした。
  

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