スリアロチャンピオンシップ報告 | 海老沢稔のブログ“えびぶろ”

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麻雀業界にずっと携わってきて、ある日突然麻雀プロになることに挑戦することになった、ある男の麻雀的日常。

 と、いうわけで。



 日刊スポーツ杯スリアロチャンピオンシップグランドチャンピオン大会、ご視聴いただきましてありがとうございました!


 ……大会名、なが!www


 初戦で敗退してしまいました。


 実は同期の中でもこんなに放送対局出させてもらってる男子プロ少ないんですけどね


 またも決勝にすら行けないという…


 いつも中途半端。終わってみれば全然結果は残ってない…


 



 この局は捨て牌的に雑賀プロが早いと思ってて。 リャンシャンテンの段階ではドラ一枚だけ浮いてたので、誰かがドラ切ればテンパイ取りに行ってもいいけど、雑賀プロのリーチが来ても手詰まらないようにって進めてました。


 ドラ重なれば別だけど、って思ってたらドラ重なってモードチェンジで全面戦争体制!


 最終的に残った待ちも場況良しで、かなり手応えあったのに…親リーチに放銃。 まあもうこれはしょうがない。


 南三局、連対条件の直対相手の二着目の近藤誠一プロには1000点でもアガればオーラスハネツモ条件。満貫ならラス目から出アガってもオーラス満貫ツモ条件。


 雑賀プロが早めに仕掛けていて、近藤プロが上家からアシストしに行くのも込みで進行してるように思いました。

 近藤プロは絞らず自由に進めてるのに、下家の雑賀プロの反応がなかったのでもう普通にアガりに向かい始めたなーという風に見えました。


 近藤プロが刺しにいくならリーチして場を制限しないといけないかなと思ってたんですが、僕のダマはマークしにくい点数状況だったので、ぐっとこらえてダマで辛うじて満貫拾うことに成功しました。


 そしてオーラス。


 僕は満貫ツモ条件。満貫イーシャンテンまでいったけど、近藤プロの先制リーチ。

 アガリやめがなくて伏せれば通過の近藤プロが、リードがまだ心もとないと判断してのリーチ。ということは役ありなら絶対ダマにするので、基本的にはそんなに高くないことが多い。ドラ頭役なしリャンメンとかもあるけど。


 だいたい役なし好形リーチでマンズのリャンメンから三面張が本命か。マンズは我慢したけど、結局ツモられましたね。


 そしてオーラス一本場。ハネツモ条件になって。

 
 できましたよ、メンホン役牌リーチ。仕上げましたよ。


 ツモれるんでしょ!?ここまできてまさかこれも空振りとかないでしょ!?ね!?


 ……無情にも、空振りました。



 勝負手どっちかだけアガれれば


 でも。そのもう一歩が、僕にはいつも遠いんです。


 なんでだかわからないです。敗者コメントでは笑ってましたけど

 いつも大事なところで勝てなくて、これだけ放送対局とかにも出れてて決勝すら行けてない僕がどれだけ悲しいのかとか、他の誰にもわからんと思ってるよ。



 でもね。笑ってコメントする僕も僕だから。


 悔しさ圧し殺すのにめっちゃ机の下で貧乏ゆすりしてたわ。


 応援していただいた皆様、ありがとうございました!







 強かったけど、背中追いかけて頑張らなきゃな(´・ω・`)