今日、職場でご一緒している先生の、異例の異動を聞いた。

『ほんもの』なひとが、また一人去って行く。

随分歳が下なのに、思いやりに満ち、それを気取らせない
スマートな立ち振る舞い。
ずっとずっと、ふんわりとお守り下さった。

新年度改組時や、7月の私のミスをフォロー頂いた時の、
お優しさとお気遣いには、本当に涙が出る思いでした。

「何が」と明確に言葉にはできなくても、
子ども達には、いや、子ども達だからこそ、『ほんもの』はわかります。
今日、子ども達は、いつもに勝る元気さでしたね。
みんな、幼いなりに自分の心をなんとか保とうとしていたのだと思います。

TN先生、本当におつかれさまです。

またご一緒した時には、どうか、よろしくお願いいたします。


賢く器用でいらっしゃるけれど、それを『ズルさ』に変えない気高さと、
温かな在り方を、これからもお手本にいたしますね。



playlist 〝Remedium〝  を聞きながら…。





一昨日は、お世話になったシスターが帰天されてちょうど一年目だった。

修道院に伺い、お御堂でお祈りさせていただこうかとも考えたが、
修道院にいらっしゃるシスターはみなご高齢で、
でも伺えばいつでも温かく丁寧にご応対下さるので、かえって申し訳無いような気がして、
シスターYのお写真にお水とお菓子をお捧げして、
シスターから頂いた愛と、お教えに思いを致した。

シスターの急な悲報に動揺し、6つ下の彼に電話をして、
酔いにも任せ、苦しい思いを乱暴に投げつけた日から、もうすぐ一年経つのだな。

7年勤めた職場を辞め、空いた時間に比例した大きさのココロの穴を埋めることに
躍起になって、もうすぐ半年経つけれど、
「縁」というものの在り方に、ようやく、寂しい納得を覚える。

6つ下の彼のことも、私がADDの診断を受けたことを聞いて
離れてしまった友達のことも、そして仕事もそうだけれど、
「縁」があるときは、こちらがそれを求めなかったり、あるいは遮断しようとしていても、
見えない強い力に押され導かれるように、その「縁」あるものが引き寄せられる。
逆もまた真なりで、こちらがどんなに必死にそれを求めても、
「縁」がなければ、それとは決して、結ばれることはない。


「彼」の存在を「なかったこと」にして、でも、ずっと何よりもその存在を求め、
呼吸のできない矛盾の渦中に身を置いて随分経つけれど、
何をどう都合良く解釈しようとしても、さすがにもう、「縁」はないみたい。笑

なんの糸口も無いもんね。


でも、私の経歴や素質では本来繋がらないであろう将来へのチャンスが与えられ、
今はただ、その「縁」を信じて、粛々と努力するべきときなのだな。


      くん。
一年前も、それまでも、本当にずっとありがとう。

あなたなりにいろいろ考え、傷付き、それでも温かく手を差し伸べてくれたんだよね。
今はただ、その柔らかく無垢な気持ちを私に向けてくれたことに、感謝します。

さすがに最後は酷い仕打ちをされたと思っていますが、
でも、仲の良かった数年の、
その折々に頂いた温かく純粋な真心を思い出し、
それに力をもらって、このチャンスをものにしたいと思います。


『おもかげをわすれかねつつ 
こころくるしきときは
 風とともにあゆみて
おもかげを風にあたへよ』

好きな作家の好きな言葉を、20年の時をかけて、今、自分のものにする。

全てを手放して新しい自分を手に入れるために、私は今、できることにのめり込むのみ…。


本当は、とても、会いたいです… 。



「お盆は帰ってくるの?」

先程母から電話があった。



3月に仕事や仕送りの愚痴をこぼした時に、
「そういうことを言うんだったら、仕送りも、気に掛けることもしなくて良い」
と言ったよね。
その後の2度の電話でも、
「娘と言えど別人格。お母さんもその辺は割り切っているから…」
そういったじゃない。

私の気持ちや、母の生活を守るささやかな努力を踏みにじったのに、
なんで平気でそんな電話をかけてこられるの?


もう母も、いい歳。
離れて暮らしているから、いつ会えなくなるか、
何があってもおかしくない。

でも、私のことを認めてくれない人に向き合うことは、私もできないよ。

空しいだけ。

私は私なりに頑張ってきたのに…。


無理して帰っても、どうせまた口げんかになるだけだし、
帰らなくて正解だよね?


年齢や、今までの沢山の苦労が母を変えてしまったのか、
元からそうだったのかわからないけれど、
父が妾に走り、会社を倒産させて…
そんなことが育つ中の日常だったから、
だからこそ母が大切で、私は私なりに頑張ってきたのだけれど
母はそのように感じないのだね。

ただ、私がずっと「母のことをとても大事に思っていた」ということさえ
わかってくれていたらよかったのに…。