脳内物質のバランスに作用する薬を飲まなくなってから、
5カ月経つ。
その間にもいっぱい嫌なことはあったし、
眠れない夜もなくはなかったけれど、
自分の一番近くに、ゆるぎなく大きな愛を感じられているからか、
頓服を2回飲んだだけでやり過ごすことができた。
薬が徐々に脳から抜けてしみじみ思うのは、
同時処理のタスクがあり得ないくらい立ち上がり
そのノイズに耐えがたいことはあっても、
「感じる」ことにふたをするよりはよほど、生きている実感があるということ。
周囲のちょっとした雑音に耐え難くても、何も感じないよりはいい。
きっと、普通の人よりだいぶ、良いことにも悪いことにも過敏なのだろうけれど、
「悪いこと」には簡単に打ちのめされてしまうけれど、
「感じる」幸せは、手放せない。
少しずつ薬を飲む前の感覚が戻ってきてから、
フェイスブックに写真付きで記事をアップしている。
フェイスブックは、去年まで、サポート校でやっていた授業
「いいことにっき」を一人でやっているようなもの。
かすかだけれども、確実に胸に残る「何か」を残しておくために、
「何か」を感じる「私」が「この世に存在したこと」を、
残しておくために…。
「かそけき」ものの声を聞くことのできる喜びと悲しみを
身に纏いながら、今日も1日、生きていく。