mixiに詳細連載があります
今回Ray DaviesのTour
Cambridgeから行きました
前2回も訪れたCambridge
難無く行けると思った
宿へ・入ろうと・・・・・・・
・・・・・・
何処に行っても拒否されるのだ!!!
理由は一つ
クリスマス・シーズンであるのと
一人であり小汚いからだ
飛び込みのカップルはOKなのだ
この時程カップルをうらめしいと思った事は無かった(笑)
1つ1つ交渉しやっと話しに乗ってくれたのが
3つ星のCrowne Plazaだ
富山で言うとこの元全日空ホテル
今のANA Crowneだ
で支払の話になったら強気だ
通常50£弱(\6,500)の宿泊をラインで考えているのに
常時120£(\15,600)とは耳にしてたが
Twinで払うなら泊めてやると跳ね付けられ
213£(\27,690)要求された
このレートは外貨為替レートだが
換金手数料等が入ると大体160円位だから
税金やら何やらで\35,000-近く要求されてるのだ
こっちも寝るとこが確保出来無いので泣く泣くOKした
流石に部屋に入ると疲れてしまって少し寝てしまう
高い金額の割りに風呂場のドアノブが壊れてるし
トイレット・ペーパーの予備が無い
(まだ下痢が危ないので・・・)
部屋にいてもしょうがないと思い
Venue Open1時間半前だったが部屋を出て会場に向った
エレベーターを待つも遅いエレベーターで
中から男性二人の会話の声が聞こえる
マスクの事を言われるのが嫌だったので
外して下を向いて出て通り過ぎるのを待った
目の前を過ぎた後
何と無く
通り過ぎた相手の方を見た
「間寛平みたいな小っちゃなオッサンやなぁ・・・」
と思いきや
Ray Davies本人なのである
大袈裟では無く正直腰を抜かした
もっと汚い事を言えば失禁しかかった
(この日の体調だと大きい方になるが)
半分口の開いた状態で立ちすくんでたら
一緒にいた男性がこっちに向って来た
「RayのFanなのかい?」と
もう言葉が全然出ない
ただ鞄に持ってたチケットを見せ
「日本から来た」と
「Almost watching」なんて言う訳の判らん英語を喋ってた
彼はDave Cotray
Rayのロード・マネージャーである
彼は「ペンと紙があるか?」と聞くのでノートを渡したら
「ホテルでは会わせられないが
ショウが終ったら電話しろ」
と電話番号を教えてくれた
半分我を見失った状態で会場に向う
11.Dec.2009 Cambridge Corn Exchange
(Acoustic set)
01.You really got me
02.I need you
03.I'm not like everybody else
04.Apeman
05.In a moment
06.Hymn to new age
07.Waterloo sunset
08.Dedicated follower of fashion
09.Autumn Almanac
10.Sunny afternoon
(Acoustic & Band set)
11.Deadend street
(Band set)
12.Morphine song
13.Celluloid heores
14.Post card from London
15.Til the end of the day
16.Where have all the good times gone
17.Vitnam cowboy~Machaloni Western theme
18.One more time
19.The tourist
20.Tired of waiting for you
21.All day and all of the nights
(Anchol)
22.Days
23.Lola
今回は以前Van Morrisonで行った場所
当時1FがAll Standing Floorだった記憶から
今回は2Fバルコニーをとった
正直この歳になるとStandingのLiveは辛い
座席座ってゆっくり観たいのが本音だ
前座が30分程やってから21時にRayがStart
上記Set Listにある通りAcoustic Setでは
ギターのBill Shanleyとツインで(『X-ray』tourのパターン)
声は若干衰えたが1999年7月の苗場富士Rock以来のRayである
10年半振りなんだなぁ・・・・・
今回渡英した目的は翌日のBirmingamでの聖歌隊バックだが
やはりこのオッサンは自分にとって特別の人だ
廻りから色んな人が去って行っても
究極のロクデナシの生活をしていた時でも
Rayの歌うThe Kinksのレコードだけは手離さなかった
正直今回のバンドのメンバーに関しては全く知識が無かった
ベース見て
「女の子だ」と勘違いする位にだ
驚いたのはThe KinksのキーボードであったIan Gibbons参加だ
まぁSimpleでタイトなバンドだったが
周りの評価は低かったみたいだ
Bill Shanley;Guitar(中途半端禿)
Ian Gibbons;Key,Pi,Acord(チビなオッサンなマイケルJフォックス)
Dick Noalan;Bass(女装マニア)
Damon Wilson;Drum(変態)
特に評判が悪かったのがオーストラリア出身のドラマーだが
個人的にはThe Kinks最後のドラマーBob Henritより好きだ
Bobの硬いドラミングよりは柔らかくて好きと言うだけだが
メンバーの後ろかっこは第一印象です(笑)
演奏曲の中で耳に止まったのは
『The tourist』『Vitnam cowboy』だ
スタジオ録音と比べソリッドなアレンジでちょっとワクワクしてしまった
新曲の『Post card from London』は
初めて聴いたこの時
正直申して良さが判らなかった
ただ数日wav dataを聴いていると
歌詞と相まって「誰かにポストカードを送りたい気分になる」
蛇足だが帰国して会場で買ったCDを聴いた
Live Versionとは違い美しいのだ
London Olypic招致の為の同名Musicalの主題歌である
ブリテン島の空の下で
切なく甘酸っぱい気分にさせてくれた事に
thanks giving!
Liveが終って会場付近をウロウロしてたら
Kinks関連の名物おばちゃんであるOlgaが
「K/U!!!ここよ~!」と叫んでる
ちょっと恥かしい
Stage doorだ
そこにはガードマンがいて
数分するとホテルで会ったマネージャーのDaveが来た
彼は
「楽屋には5人しか入れません」と行っている
で女性5人が入って行った
すると奥からガードマンが
「Japはいるかぁ?」と叫んでる
周りを見ても自分だけである
「me?」と自分を指刺したら連れてかれた
ぐるぐる色んな所を通って出たとこにDaveがいた
そして
「wait a minute!」と
キョロキョロしてたら後ろから
「Hey Japanese best friend!よく来てくれた!」と
振り返るとRay Daviesである
「さっきはエレヴェーターではゴメンなぁ」と
いきなりhugされた
とっさの動物的反応で薄っらと生えてた我が不精髭を
Rayの腕に擦りつけた
その後何か語りかけられてたが
スミマセン
全く覚えてません!
逝っちゃった状態で立ちすくんでたんだと思います
我に戻った時
「一緒に写真を撮って」とは行ったものの
カメラを落とし
バッテリーが何処かへ飛んで行く
見つかって入れようとしても手が震えて入らない
Daveが「貸しな」と言って入れてくれて撮った写真が
スミマセン
半泣き状態になってます
この瞬間から
私の廃人化が始まり
憑き物の取れたツマラン人間になってしまった訳だ(笑)
最後に
「この時は失禁しませんでした」
と言う事を書き添えて