Survivors
1月に掲載した分の続きです。
相変らずヘタレですがご容赦を、
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結構歩いて来たけどまだ一度も人を見て無い。
他の人たちは一体どこに行ったのだろうか?
もうこの街から逃げ出してしまっているのかもしれない。
でも人っ子一人いないという事なんて有りえるんだろうか?
怪我人とか逃げ遅れた人が何処かにいるはずだよな。
もしそういった人達に出会ったらどうしよう?
この辺は連中の呻き声が余り聞こえないから大丈夫だろうけど
怪我人を連れて歩いていたら連中に襲われた時にはヤバイよな。
こっちまでやられるかもしれない。
そんな事を考えている内に出入口のガラスが割られたコンビニを見つけた。
コンビニの中は薄暗いが非常用の電灯がついてる。
これなら電気も通ってるだろうし食料関連は大丈夫だろう。
とにかく中に入ろう。懐中電灯や電池なんかも手に入れたいし。
ガラスの割れた出入口から中に入ると早速懐中電灯を探した。
カウンター近くの棚に電池なんかと一緒に小さめの懐中電灯があった。
やっぱコンビニに置いてる懐中電灯ってこういう小さいのしかないか。
まぁ無いよりはマシだし。早速ビニールを破って中に乾電池を詰める。
予備として電池をいくつかデイバックに詰めて後は、、、、、、、、
携帯ラジオが置いてあるな。なんか情報収集に
役立つかもしれないから持って行くか。
さて、電池とかの必要な物は取ったし後は食料。
やっぱこういう時は持ち運びしやすいオニギリとかパンなんかが良いよな。
まずはオニギリから頂こうかな。そんな事を考えながら歩いていると
弁当を置いてる棚の近くでネチャ、ネチャ、と言う気色悪い音が聞こえてきた。
俺はバットを両手で握り締め警戒しながらゆっくりと音のするほうに近づいた。
音のする方には下半身が無く普通の人間ならもう生きてはいない状態になった
得体の知れない奴、いやゾンビがいた。
もう、こんな姿になってまで動いてるんだからゾンビって言ってもいいだろう。
そのゾンビはこちに気が付いて「う~、、、、、う~、、、、、」と呻き声を上げながら
こっちに向かって来てはいるが動きが鈍く中々近づいてこない。
このまま放置しても良いんだろうが今から食料を物色するから万が一って事もあるし。
トドメを刺しておこう。握り締めたバットで体を何発か殴った。
グチャ、グチャという変な感触がする。
凄く気持ちが悪い。バットの先もゾンビの血やらなんやらで赤黒くなってしまった。
殴られたゾンビは動きを止めたが直に呻き声を上げながらじたばたと暴れだした。
一体どうなってんだ。普通ならこれだけ殴っておけば動かなくなるってもんだろ。
頭か、頭を殴ってなかった。映画とかでも頭を攻撃したらおとなしくなってたよな。
そう思った俺は力いっぱいバットでゾンビの頭を殴った。
最初の内はゴス、ゴスって感触だったけど途中から気味の悪い音に鳴り出した。
それでも無我夢中になって殴り続けた。
殴り続けているとゾンビの体の動きが止まったのに気が付いて殴るのを辞めた。
気が付いて辺りを見回してみるとそこら中に血とか肉とかが飛び散ってた。
俺の体にも血が付いていた。それを見たら急に体が震えだしその場で吐いてしまった。
胃の中にある物を全部出してもまだ吐気が止まらない。
それに体の震えも止まらない。化け物とはいえ
「人」だった物をバットで散々殴った挙句殺してしまった。
続く(?)。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。