絞死刑
evildeadの裏日記(新版)本日更新しました。
さて、熱いですねぇ、バテバテですよ最近。
昨日ですが何気なく見ていた日本映画専門チャンネルにて
大島渚監督作品の絞死刑を放送していたので見てみた。
ながら作業で見ていたので詳しく記憶していない部分があり
いい加減な表現を使うかもしれないがご勘弁を、
二人の女性を強姦し殺害した在日朝鮮人のRが絞死刑にかけられた。
しかしRは死なず意識を失ってしまう。
数分後Rは意識が回復した物のRとしての記憶を無くしており
再度絞死刑にかける事が出来ない。
困った刑務所の面々はRの記憶を取り戻そうと悪戦苦闘する。
この映画モノクロ作品でなかなかインパクトがある。
多分カラーでやっては迫力がなくなるだろうなぁ
この作品ですが18歳で犯罪を犯した在日朝鮮人の青年を
死刑にするという問題と朝鮮人に対する差別、国家とは一体なんなのかと言った
とっても重いテーマをブラックユーモアたっぷりで描いている。
作品のテーマは重くて暗いのだが刑務所の面々がRの記憶を取り戻す為に
行う再現劇はブラックユーモアが溢れていて面白い。
しかしながら後半、Rの姉と名乗る姿無き女性が現れてからは
民族性や国家間の問題などが表れどんどん重くなっていく。
そして姿無き女性が現れてからRが自分が犯罪を犯した事を自覚し始め
何故に犯行に及んだのか?と言った部分も少しだが出てくる。
最終的にRは自分がRである事を自覚するが
絞死刑を受けることを拒否する。
その後検事とRのやり取りの後Rは絞死刑を受けることになる。
どんなやり取りがあったかは実際に見ていただきたい。
ラストシーンにてRは忽然と姿を消してしまうが
周りからは拍手の音と"アリガトウ"と言う声がずっと流れてくる。
はっきり言って難しい、(書き物しながら見てたせいでそう感じるだけかも)
一度見ただけではなかなか理解できませんでしたよ。
難しく感じたが内容は結構面白いし考えさせられる。
台詞にも有ったが"国家"とは一体なんなんだろうか?
何を基準にして国家と言ううだろうか?
そして人種問題にしても同じ人間なのに
何故差別や偏見があるのだろうか?
う~ん、もう一度見なくては、
学校の授業で道徳の面白くない授業する代わりに
この映画を見せた方が遥かに為になると感じられた。
ただ小中高生が見ても"わかんない""おもしろくない"等
適当な感想しか無いんだろうなぁ
そうそう、この映画を見て感じた事がもう一つ
昔CXで放送してたボキャ天の影響で大島渚はオッパイジジイと言う
イメージしかなかったけどこの映画のお陰で凄い映画人だなぁと思った。
と言うか尊敬してしまった。
- ポニーキャニオン
- 絞死刑