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2008年を振り返る(14)大一商会編

・アイドルコレクション70s
 ☆
打ち手が嫌がることをてんこもりにしたらどうなるか。
スペックと演出が噛み合わないとどうなるか。
液晶演出に魂をこめないとどうなるか。
さまざまな失敗の集大成だと思います。なぜ開発途上でチェックできなかったのか理解不能です。

・ワニワニパニック2
 ★★
一見面白そうなのに、やはり演出に魂がこもっていません。
ゲーム風に仕立てたはずなのに単調で盛り上がりに欠けます。リーチ演出のアイディアもよくないのでは?
各キャラにひとつずつあるリーチは要るのでしょうか?

・ミニスカポリス2
 ★★☆
パトランプとチョロQ。役物演出はわかりやすいし、液晶もよく出来ているほうでしょう。
しかし、もったいぶって出す実写が通常演出のアニメ演出よりしょぼいとか、どこか散漫な印象を受けます。
また、ミニゲームがゲームになってないのはもったいないような気がします。
悪くはないのですが、何か萎縮しているというのでしょうか、中途半端です。
大一にとって過渡期にあるというだけでなく、演出をエロ側に振れなかったというのが原因かもしれません。

・細川たかし
 ★★☆
なにより役物の見栄えがしますね。頭にぴったりフィットして・・・というのは役物じゃないなw
甘デジならばOKじゃないでしょうか。演歌ものの評価はよくわからないけれど、つまらなくはない。
ただ、ST機風の演出は考えものですw

・うたテレQUEEN
 ★★★☆
 年初に出た70年代編とは明暗を分けました。こちらは水準以上の仕上がりです。
夏頃に検定通過していたものを発売見送りしてミニスカポリス2と細川たかしを先に出したのは、出来栄えの問題じゃなかったのかも。
70年代編の評判があまりに悪かったので、明らかに姉妹機種であるこの機種は早期に出せなかったということじゃないですか?
2000台という当初の見込み数もかなり控えめでしたし。

・遠山の金さん
 -
 まだ打っていないのでとりあえず保留。センサーで打ち手の仕草を検出するシステムは余計じゃないかなあ。
ピンクレディ2もそうでしたが、主力機種で余計なことをするのはやめた方がいいのでは。


大一商会の2008年を一言でいうと「暗中模索」じゃないでしょうか。
2007年の「迷走」の結果、気づいたらとんでもないところまで来てしまっていた。
とりあえず引き返すことにしたけど道がわからないという1年だったように見受けられます。

演出にいまいち魅力がなく、スペックを甘くしたけれども盛り上がらない。
ステージや盤面構成などはスペックより辛くなる仕様のまま。辛くても楽しいならいいですが、不快感をともなう辛さはいただけません。
本当は直したい機種もあったのかもしれませんが・・・。

「機械代回収して利益もでますよ」という3流メーカー的な機種ではなく、ホールの稼動を引張る機種が出せるメーカーだったのではないですか?
軌道修正してから1年ほど経過しましたから、これからの新機種は負の遺産を受け継いでいないものと思います。
2009年が正念場でしょう。
それだけに、主力機種に実験要素を盛り込むのは本当にやめた方がいいと思います。



追記:
最近の大一商会の台は基本的に甘いです。
スペックより辛くなる仕様というのは、なんというか、2007年の方針の亡霊が憑依しているようなイメージによるものです。ワニワニパニック2のステージとか、アタッカー賞球とか。嫌がらせのようといいましょうか。
他の機種もステージはよろしくないですよね。
その一方で電チューは増えちゃう仕様だったりします。なんだかちぐはぐです。

ピンクレディ2やプロゴルファー猿が嫌がらせだらけでカラクリ屋敷みたいだったのを思えばすごく普通になりました。
でも、なんとも心に響かないんですよw

アイドルコレクション70sはまだ嫌がらせ全開でしたが、そこからリリースを数ヶ月あけてまでもワニワニでは必死に作り変えてきたのかなという憶測モード。
つなぎっぽい機種ばかり出したのも、本気で作った機種や大事なタイアップの温存なんじゃないですかね。
そんな想像をしています。



さらに追記:
そういえば、うたテレQUEENって、年末商戦の動向にあわせて急遽リリース決定されたんですよね。
その機種が実は一番面白かったってのはどうなんでしょうw

こういうのはカルト映画とはいわない

アマゾンでちょっと気に入らないもの発見w

「ゾンビッド ティーンエイジ・ゾンビの恐怖」

適当な邦題がついていますが、"Teenage Zombies"の日本版DVDです。

私がいただけないと思うのは、まるでこれがカルト作であるかのような宣伝文句です。
実際に観ればわかりますが、正真正銘のクズ映画ですよ。
「米国で人気の高いカルト作」?
Internet Movie Databaseで調べてみればそうじゃないことがすぐわかるでしょう。

評価の平均点が2.2点。 一番多いのは1点で、高い評価へと向かってきれいに階段状に評価数が減っていきます。
こういうパターンは只のクズ映画です。

本当のカルト映画の例を出すなら、例えば"Terror in The Midnight Sun"。
平均点3.4点。 一般的な見方でいえば十分クズのレベルです。
ただし、一番多い評価は10点。約5分の1の人が満点をつけています。

カルト作品というのは、一般受けしないけれど一部で高い評価を受けるものを意味するはずです。
その「一部」が比較的大きくて、観る人によって評価が大きく分かれるものほどカルトと呼ぶに相応しい。
観る人が皆揃って低評価を下すものはカルトじゃなくてクズ。
しっかり区別したいものですw

"Teenage Zombies"については以前に記事を書きました。
学究肌の人か、極度にゾンビが好きな人以外にはとてもお薦めできません。
確かに怪作だけれど、なんでもカルト扱いにするのは考え物です。
それにしても、映画というのはとかく誇張した宣伝文句で売られるものですね。



ちなみに、"Terror in The Midnight Sun"がカルトなのにはちゃんと理由があります。
いわばSF映画と雪男映画を混ぜたような駄作ホラーであるこの映画ですが、元々はスウェーデン映画です。
それがアメリカで作り変えられて、あちこちカットした上で余計なシーンを追加され、ますます変な駄作映画になってしまったといういわくつきの作品です。
結構普通のSF映画にできている部分と、なんとも投げやりな部分(特に終盤w)と、アメリカで追加された部分とが混在している奇妙な作品。
そのあたりの妙味がマニア心をくすぐるんですよ。

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