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血のバレンタイン

恒例の大人買いしたDVDの中から、今日は"My Bloody Valentine"(「血のバレンタイン」)を観ました。
カナダ映画で1981年の作品。


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まさに1970年代末から1980年代初頭のホラー映画の典型というべきか、顔の見えない殺人者が次々と人を殺すというお話であり、「13日の金曜日」の影響が随所に見られる作品ですが、これが意外と侮れません。

いつも投げやり過ぎるので、たまにはあらすじから書いてみましょうかw

舞台は片田舎の炭鉱の町。
20年前の凄惨な殺人事件以来、ずっと自粛されてきたバレンタイン・デーのお祭りを再開するため、皆が楽しそうに準備しているのですが、「殺人鬼ハリー・ウォーデンの呪いがあるぞ」などと不吉なことを言うオッサンがいたりして、いかにも13金っぽい設定です。

主人公の男、TJは長らく町を離れて音信不通にしていた間に、旧友のアクセルに恋人をとられちゃったりした不遇な奴。
久々に戻ってきたけど、面白くありません。
かつての仲間たちにも溶け込めず、緊張感が漂います。

そんな中、地元の保安官に届けられたバレンタインの贈り物の中身は、なんと人の心臓。
添えられたメッセージは、ハリーからの警告状でした。
「バレンタインのパーティを中止しないともっと続くぞ」という。

しかし、事件は公にされることなく、第2の事件が起こってしまいます。
市長、保安官は、混乱を恐れて警告の存在を公表せず、パーティの自粛を決定。
しかし、若者たちはおさまらず、こっそりと町外れの炭鉱の施設内でパーティを開催することにしたのでした・・・。


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さて、この映画は、登場人物の思考や行動にあまり無理がない点で、この手の映画としてはかなり良く出来ています。
大抵の低予算ホラーは、登場人物が理不尽な行動をして自ら危機に陥るのが定番です。
例えば、
・怪しい物音がした方をわざわざのぞきに行く。
・車の窓を閉めればいいのに開けたままにしておく。
・鍵など大事なものを落とす。
・2人以上で戦えばいいのに1人ずつ順番に殺される。
・わざとばらばらに行動して順番に殺される。
・約束・言いつけなどを破って危険な状況を作り出す。
などなど。

「血のバレンタイン」にはこういうのがあまりありません。
状況を考えると、登場人物の思考や行動にはあまり無理がない。
(実は主要な部分に大きな無理がありますけど、ネタバレになるので自粛)
無理があるところも、あまり気にならない。

これは、実は、無理を吸収する部分が画面内で描かれていないからなんですね。
例えば、殺人鬼がすごい短時間で移動したり服を着替えたりしている部分があっても、画面内で展開される物語の裏側で同時進行している部分にあたるので意識に上りにくい。また、その理不尽さがかえって神出鬼没の恐怖をもたらす効果を出しているともいえます。

もうひとつこの映画の美点としては、物語の展開が上手な点です。
物語が進むにつれて舞台が変わっていくけれども、その時間配分とか進行する方向(穏やかな場所から不吉な場所へ)とかがきっちり構成されていて飽きないようになっています。

また、これはサスペンス映画の定番手法ですが、疑わしい人が被害者となって消えていき、だんだんと絞られていく。これも、観客の予想を小刻みに覆すことで飽きさせないで最後まで引っ張るように機能しています。

それなりに大きなアラもありますし、大傑作とはいえないけれども、このジャンルの映画としてはかなり丁寧に作られているんですよ。

グロいシーンも若干ありますが、ショットをごく短く切ることではっきり見せない。その見せない点がテクニックです。瞬間的に見えたものや部分的に見えたものが想像力をかきたてて恐怖を呼ぶ。

(追記:この映画は公開時に検閲でカットを受けているので、最近DVDで出た3分長いディレクターズ・カットだとグロも豊富かもしれません。私が観たのは劇場公開版です)

ジョージ・ミハルカ監督はテレビ界を主な活動範囲としていたようで、他にはろくな映画を撮っていないらしいんですけど、20代に監督した本作はとても手堅い仕上がりで、テレビ界に主軸をおいたのもよくわかるような気がします。

カルト・ホラーとして知られる「血のバレンタイン」が手堅い作品だったというのは意外でしたが、こうしてきっちり作ると映画全体が締まって、作者の意図した趣向が生きてくるといういい見本かなと思いました。
ちょっと投げやり&オープンな終わり方も、その無理目なテイストまで狙って作ったとしたら大したものですw
多分、アイディアに無理があって破綻気味だったのが、結果オーライでまとまっただけなんでしょうけどねw

009-1の甘デジ

009-1の甘デジは、結構長持ちしそうな感じしませんか?

いつ見ても誰かキモオタが打っていて空席がありません。
保留表示変化とか、桜柄パンツとか、単なる小技に釣られるキモオタ男が多いのかもしれませんけど、それに加えて比較的手軽に右打ちが来るのもいいんじゃないかと思います。
パトラッシュ緑や天竺ロードより軽いわけですし、70sアイドルよりはずっといいでしょうし。

一度、腰をすえて打ってみたいのですが、これだけキモオタファンに人気だと、私が打つ頃には釘がダメなんでしょうね。

甘デジ充実?

この夏は甘デジ界が大幅に刷新されそうです。

・地中海
・慶次
・倖田來未2

これに、すでに登場したのも含めて続編機種がいろいろ

・笑ゥせぇるすまん
・ベルサイユのばら
・宇宙戦艦ヤマト
・萌えよ剣STX

新機種で要注目なのもあります。

・石川さゆり
・月影
・鬼の歳三

もうちょっとマイナーだけど要注目なのがまだまだあります。

・モンスターパーティー
・カイジの1/150
・デビルマン倶楽部の1/150


今年設置開始の機種で、これから少数台で長く残りそうなのもあります。
・009ー1
・八代亜紀のATX
・バカボン
・北斗の拳STV
・上へまいりま~す3
・華恋姫伝

弱小店の彩りとして便利な機種もたくさんありますね。

・ガンモSXL
・ブルースリー
・エウレカセブンGLB
・ドーベルマン刑事


甘デジに関しては、思ったほど不作ではないのかな。
甘デジシマの40~80台くらい軽く構成できそうですよ。

これに較べてMAXやミドルは危険ですね。
新台の賞味期限が短くなっているといいますが、実際にあっという間に店内移動しちゃっています。
前回導入の台が既に閑古鳥。
ちょっとひど過ぎます。