貸玉料金と当り確率が反比例する件
昨日。
1パチで甘デジを打ってジリ貧。
しかし、甘デジを見切って移動したビッキーチャンスで1回転めに2R潜確突入。
さらに3回転でビッグボーナスから連荘開始。
おかげで2.2kプラスでした。
今日。
1パチで甘デジ・・・が辛すぎてどうしようかと思ったのですが、ネオエキサイトジャックでさっくり10R確変。
おかげで1.6kプラスでした。
そして、4パチの店でストレート7.5kマイナス。
月影で保留炎上から小当たりが唯一の当りでした。
4円貸しだとどうして当らなくなるのでしょう。
永遠の謎です。
1パチで甘デジを打ってジリ貧。
しかし、甘デジを見切って移動したビッキーチャンスで1回転めに2R潜確突入。
さらに3回転でビッグボーナスから連荘開始。
おかげで2.2kプラスでした。
今日。
1パチで甘デジ・・・が辛すぎてどうしようかと思ったのですが、ネオエキサイトジャックでさっくり10R確変。
おかげで1.6kプラスでした。
そして、4パチの店でストレート7.5kマイナス。
月影で保留炎上から小当たりが唯一の当りでした。
4円貸しだとどうして当らなくなるのでしょう。
永遠の謎です。
甘デジの変貌(2)
つづき。
とりあえずは2007年の甘デジ界について、です。
単なる個人的な回想レベルの話なので、間違いなどあったら遠慮なくご指摘ください。
藤商事:
2007年の藤商事は、どん底という表現がピッタリの状況にありました。
まともにヒットしたのはヤマト1機種のみ。
もしもヤマトがスケジュールを遅らせたりしたら最悪な決算を迎えることになったでしょう。
甘デジに関して言えば、サンダーバード3、かっぱ伝説、島倉千代子、ジュマンジの4機種。
今の目で見るとあり得ない惨状です。
しかも先代枠です。お客にしてみれば拷問です。
さて、現在につながりそうなポイントを拾い出してみましょう。
かっぱ伝説は15Rを装備。ジュマンジはこれ以降藤商事の得意技となる「時短で出玉削り」機能装備でした。しかし、どちらも中途半端でしたね。ジュマンジの「糞ゲージ+長い時短」の組み合わせは、後の機種では「糞ゲージ+時短中の糞長いリーチ頻発」へと改良wされました。
唯一、島倉千代子がヒット。ジュマンジとほぼ同スペックですが演出が年配層にうけたのでしょう。ジュマンジとはゲージが異なり極端な玉減りがないのもお客視点では長所です。
当時、藤商事は甘デジの価値をまだ認めていなかったのかもしれません。
プロジェクトAとリングについては甘デジがありませんでした。
平和:
桃太郎侍、黄門ちゃま、スーパーブンブン丸。
正直言って、この辺りは全然打ってないです。黄門ちゃまを少しだけ打ったかな。
スーパーブンブン丸なんて、羽根物だったのをデジパチにリメイクしたものですよね。
ダイナマイトキングとかと似たような構成でいて、当ったら確変転落抽選開始w
お客のツボをはずしていたように思います。
この頃の平和について言えば、甘デジに限ったことではありませんでしたけどね。
透明板路線とか、なぜか本質的でない方向に注力してしまったのでしょう。
ニューギン:
クロムセブン、ブースカ、嘉門達夫、ネオエキサイトジャック。
こうして見ると全部白い枠ですよね。機種とあわせて、当時のニューギンの甘デジに対する評価がわかります。
嘉門達夫以外は甘デジバラエティや1パチの常連的機種となっています。
当時にあってもクロムセブンは安価でしたが、無理のない価格設定はニューギンの良心的な部分かと思います。
そのクロムセブンは出玉を抑えて時短を増やし、モミモミするように仕向けた機種。
ブースカは、主役のブースカがほとんど出てこないことで「やはりニューギン」と納得した方も多かったのではないでしょうか。
嘉門達夫は、新大江戸日記の「いかに2Rを多くしてスペック&演出をかく乱するか」というテーマを受け継いだもの。
ネオエキサイトジャックは、時短回数の傾斜配分と潜確を装備した少々きついスペックの機種でしたが、まずまずのヒットとなりました。ほぼ同時期に出たパトラッシュとともに、液晶偏重の風潮に対して違った可能性を示した点も指摘されるでしょう。
よく言われるように当時のニューギンは、傑作と駄作の両極端が特徴でしたが、甘デジを見てもいろんなパターンを探っていたのがよくわかります。
京楽:
歌舞伎剣、まことちゃん、黒ひげ危機一髪、仮面ライダー。
歌舞伎剣はマイナータイアップでやっつけ仕事のはずながらスマッシュヒット。
ほぼ同スペックの黒ひげもまずまずの人気でした。
この京楽機種のヒットが、甘デジのバトルスペックというものを確立したと言えるでしょう。
また、アタッカー賞球10個でカウント数を増やすという仕様も、後の甘デジの主流につながる点です。
変則的な機種としてまことちゃんもありましたね。うさんくさい人がよく打っていました。
問題はハイパー甘デジ。
潜在的な市場とみなされていたライトミドル市場を冷え込ませた張本人です。
この当時の京楽は、甘いスペックと長い演出の組み合わせが特徴のひとつでした。
仮面ライダーも同様だったのですけど、7R8C10個という歌舞伎剣同様の仕様と、確変率85%ながらも1/220クラス相当のトータル出玉性能が打ち手を失望させ、「辛い」と感じさせたんじゃないでしょうか。ホールの意識とお客の意識の間にギャップが生じた機械だったと思います。
特図2系統にして振り分けを変えていたらもっと出玉感を演出できたかもしれませんね。そうなると2009年のパチンコの問題を前倒しに生じさせたかもしれませんが。
一番辛い歌舞伎剣が一番長寿だったあたり、実はこの頃の京楽の方向性はあまり正しくなかったと言えそうです。
結果論ですけど。
まだ続くのでまた切ります。
2007年は、パチスロの5号機問題があった時期でした。
また、甘デジが本格的に台頭した時期でもありました。
一方ではスロで利益が取れないのに機械費用の捻出が要求され、他方では大当たりしやすい安定したパチンコ機種の人気上昇に対応が要求され、ホールには大変な時期だったのではないでしょうか。
そんな大変な時期に甘デジは一旦増えたものの、また減りましたよね。
その辺りも、今の甘デジの辛さに関係があると思います。
次は、まだ出てきていないメーカーを引っ張り出しつつ、2007年から後の苦境で甘デジの何が変わったのかを考えてみます。
(つづく)
とりあえずは2007年の甘デジ界について、です。
単なる個人的な回想レベルの話なので、間違いなどあったら遠慮なくご指摘ください。
藤商事:
2007年の藤商事は、どん底という表現がピッタリの状況にありました。
まともにヒットしたのはヤマト1機種のみ。
もしもヤマトがスケジュールを遅らせたりしたら最悪な決算を迎えることになったでしょう。
甘デジに関して言えば、サンダーバード3、かっぱ伝説、島倉千代子、ジュマンジの4機種。
今の目で見るとあり得ない惨状です。
しかも先代枠です。お客にしてみれば拷問です。
さて、現在につながりそうなポイントを拾い出してみましょう。
かっぱ伝説は15Rを装備。ジュマンジはこれ以降藤商事の得意技となる「時短で出玉削り」機能装備でした。しかし、どちらも中途半端でしたね。ジュマンジの「糞ゲージ+長い時短」の組み合わせは、後の機種では「糞ゲージ+時短中の糞長いリーチ頻発」へと改良wされました。
唯一、島倉千代子がヒット。ジュマンジとほぼ同スペックですが演出が年配層にうけたのでしょう。ジュマンジとはゲージが異なり極端な玉減りがないのもお客視点では長所です。
当時、藤商事は甘デジの価値をまだ認めていなかったのかもしれません。
プロジェクトAとリングについては甘デジがありませんでした。
平和:
桃太郎侍、黄門ちゃま、スーパーブンブン丸。
正直言って、この辺りは全然打ってないです。黄門ちゃまを少しだけ打ったかな。
スーパーブンブン丸なんて、羽根物だったのをデジパチにリメイクしたものですよね。
ダイナマイトキングとかと似たような構成でいて、当ったら確変転落抽選開始w
お客のツボをはずしていたように思います。
この頃の平和について言えば、甘デジに限ったことではありませんでしたけどね。
透明板路線とか、なぜか本質的でない方向に注力してしまったのでしょう。
ニューギン:
クロムセブン、ブースカ、嘉門達夫、ネオエキサイトジャック。
こうして見ると全部白い枠ですよね。機種とあわせて、当時のニューギンの甘デジに対する評価がわかります。
嘉門達夫以外は甘デジバラエティや1パチの常連的機種となっています。
当時にあってもクロムセブンは安価でしたが、無理のない価格設定はニューギンの良心的な部分かと思います。
そのクロムセブンは出玉を抑えて時短を増やし、モミモミするように仕向けた機種。
ブースカは、主役のブースカがほとんど出てこないことで「やはりニューギン」と納得した方も多かったのではないでしょうか。
嘉門達夫は、新大江戸日記の「いかに2Rを多くしてスペック&演出をかく乱するか」というテーマを受け継いだもの。
ネオエキサイトジャックは、時短回数の傾斜配分と潜確を装備した少々きついスペックの機種でしたが、まずまずのヒットとなりました。ほぼ同時期に出たパトラッシュとともに、液晶偏重の風潮に対して違った可能性を示した点も指摘されるでしょう。
よく言われるように当時のニューギンは、傑作と駄作の両極端が特徴でしたが、甘デジを見てもいろんなパターンを探っていたのがよくわかります。
京楽:
歌舞伎剣、まことちゃん、黒ひげ危機一髪、仮面ライダー。
歌舞伎剣はマイナータイアップでやっつけ仕事のはずながらスマッシュヒット。
ほぼ同スペックの黒ひげもまずまずの人気でした。
この京楽機種のヒットが、甘デジのバトルスペックというものを確立したと言えるでしょう。
また、アタッカー賞球10個でカウント数を増やすという仕様も、後の甘デジの主流につながる点です。
変則的な機種としてまことちゃんもありましたね。うさんくさい人がよく打っていました。
問題はハイパー甘デジ。
潜在的な市場とみなされていたライトミドル市場を冷え込ませた張本人です。
この当時の京楽は、甘いスペックと長い演出の組み合わせが特徴のひとつでした。
仮面ライダーも同様だったのですけど、7R8C10個という歌舞伎剣同様の仕様と、確変率85%ながらも1/220クラス相当のトータル出玉性能が打ち手を失望させ、「辛い」と感じさせたんじゃないでしょうか。ホールの意識とお客の意識の間にギャップが生じた機械だったと思います。
特図2系統にして振り分けを変えていたらもっと出玉感を演出できたかもしれませんね。そうなると2009年のパチンコの問題を前倒しに生じさせたかもしれませんが。
一番辛い歌舞伎剣が一番長寿だったあたり、実はこの頃の京楽の方向性はあまり正しくなかったと言えそうです。
結果論ですけど。
まだ続くのでまた切ります。
2007年は、パチスロの5号機問題があった時期でした。
また、甘デジが本格的に台頭した時期でもありました。
一方ではスロで利益が取れないのに機械費用の捻出が要求され、他方では大当たりしやすい安定したパチンコ機種の人気上昇に対応が要求され、ホールには大変な時期だったのではないでしょうか。
そんな大変な時期に甘デジは一旦増えたものの、また減りましたよね。
その辺りも、今の甘デジの辛さに関係があると思います。
次は、まだ出てきていないメーカーを引っ張り出しつつ、2007年から後の苦境で甘デジの何が変わったのかを考えてみます。
(つづく)
甘デジの変貌
最近の甘デジについて文句ばかり言っていますが、この状況に至るまでの経緯を考えてみました。
私がパチンコを打つようになったのが2006年末~2007年初頭くらいですので、それ以降です。
タイトルにあるような「甘デジの変貌」につながる過程ですね。
(1)2006年まで
2006年までは、まだ注目度はそれほど高くなかったように思います。
当時主流だったのが、海物語SAE、北斗STV、三洋の一連の変な機種。その他西陣、奥村、藤商事など、多くは各社のミドルの1/100バージョンでした。
歌姫伝説、ガッチャマン、ドルフィンダイブ、ピンクパンサー2、黄金ハンター、笑ゥせぇるすまん、浮浪雲、華牌、春夏秋冬、花満開、アメリカンドリーム、GoGoマリン、バードカーニバル、大陸物語、五右衛門、ホワイトエンジェル、超神の剣、WINK、チョロQ、島耕作、パロディウス、虫むし物語などなど。
比較的手堅く、大敗しにくいスペックが多かったでしょう。
まだホールには羽根物も多く、甘デジは少し中途半端な位置づけだったかもしれません。
この頃は、甘デジはデジパチの亜流というイメージがありました。
大当たり1回でドル箱の半分も玉が出ない。けしからんと思いましたね。
歌姫伝説CXを初めて打ったときはなぜか15Rで連荘したので、4Rを引いたときにびっくりしたものですw
(2)2007年
2007年はヒット作が多く登場し、ホールでも甘デジコーナーが強化されていきました。
萌えよ剣、歌舞伎剣、そして何より海物語SADの登場が大きかったですね。
海物語SADが甘デジコーナーを確立する原動力となりました。甘デジとしてはかなりの多台数が導入されながらも、供給不足から中古にプレミアがついたりしました。
スペック的に注目すべきなのは15R大当たりがあった点と、ST機だった点でしょうか。
GoGoマリンも海SAEもST機でしたが、SADで「甘デジの海はST機」ということが浸透したのじゃないかと思います。
萌えよ剣は、ミドルでぱっとしなくても甘デジなら稼動が続くという傾向を顕著に示した点で功績がありました。
演出のオリジナリティやタイアップの人気などで見るべき点がなくとも、面白いものは面白いと評価される。後から市場に追加で投入しても稼動が落ちないなど、甘デジについて重要なポイントが明らかになったかと思います。
歌舞伎剣は、本当は京楽の仕事人3のゴニョゴニョ。
でも、甘デジで確変率80%のバトルスペックが定着するベースを作ったのはこの機種だったでしょう。
とてもゴニョゴニョとはバカにできない手堅い仕上がりは、この時期、京楽に対する評価をさらに高めました。
他社も注目すべき動きがありました。
大一商会:
Gメン、プロゴルファー猿、J-POP、ピンクレディー、ほしのあき、バカボンと、ほぼ全機種甘デジを出すようになりました(本当はテレサテンの頃からですが)。
潜確&辛デジでホールの利益を重視する路線を明確化したのと、安定感より射幸性を重視するスペックを連発したのは、ある意味時代を先取りしていたのですが、いかんせん出来がよくなくてお客からはそっぽを向かれてしまいましたね。
とりわけ、ピンクレディーXSの4R当りしかないのに、その4Rでは歌が途中までしか流れない仕様は驚愕ものでした。じゃあ、いつ歌が最後まで流れるのか?と社内では誰も提議しなかったのでしょうかね。
プロゴルファー猿のやたらに2R率が高くその割に確変率が低いスペックも疑問でした。演出的には、主人公が負けまくるというバトルスペックの先駆けとなったでしょうか。でも、そういう機種を作るのは簡単(当るときはとにかく逆転演出という手が使えるから)でしょうけど、人気は出ませんよね。
あと、この年の大一で特筆すべきなのは、羽根物を2機種、それにJ-POPを出したことでしょう。出来の良し悪しは別にして、役物抽選を使った当たりやすい機種という路線を捨てなかった点は興味深いし、一客としては評価したいと思います。
サミー:
チョロQ、北斗、ガッチャマンなど、客として見ると手堅く良台(甘デジ限定w)を出していたのに、2007年は停滞してしまいました。ビジトジ、クラッシュバンディクーですから。
クラッシュバンディクーは、既に検定通過していた機種を甘デジ用にスペック見直しして出したもので、KVJが確変率80%、STVAがSTV系の後継機というものでした。バトルスペックとST機ですが両方とも15Rあり。サミーが甘デジの潮流をどう捉えていたかわかります。
この頃のサミーの甘デジは銀座ブランドから出ていた分もあります。マッハGoGoGo、オリーブなど、こちらも15R装備でした。
ただ、当時のサミーは、演出に対する考え方が極端であり、演出が全然練られておらず散漫だったためにどの機種もグダグダな仕上がりでした。
奥村:
甘デジコーナーの常連だったにも関わらず、サミー同様に甘デジ界を制圧する動きには出ず、衰退する道をたどりました。
顕著だったのは、賞球15個スペックをやめて賞球をどんどん減らす方向に向かった動きでした。
研ナオコ、うる星やつら3の大当たり時の出玉の少なさは当時随一のレベル。
遊ばせる甘デジから利益のとれる甘デジへの転換。
奥村にとってまずかったのは演出の崩壊が同時に進行したことです。
それまでの面白くて安定しているという評価が、つまらなくて勝てないという評価に一変しました。
機種ごとにスペックを変更していったのも、お客にとってわかりにくさを増すものであり、一般的には評価を下げる方向に働いたのではないでしょうか。
次第に、寂れたホールの万年釘コーナーの常連と化していきましたね。
タイヨーエレック:
大陸物語、超神の剣(確変中1/30)、五右衛門、スタートレック(1/110かつ低確変率)など、スペック面での冒険を繰り返した前年とはうって変わり、この年からはわりと手堅い作りの機種を得意とするようになりました。
確変率56.7%くらいで、確変中の大当たり確率が1/19.7くらい。時短回数が平均30回くらいと、そらでも言えますw
その一方で、それゆけエリちゃん、ハムナプトラKSZなど、甘デジならではの変則スペックで成功作を出しましたね。時短振り分けを工夫して継続率を高くしたタイプを定着させました。
ただ、萌えよ剣のあとも、演出的に評価の高い機種はなかったかな。マーベルヒーローズとかキングコングとかとても辛いものがありました。いわばサミー的でしたね。そういう点で、トータルでの開発力にはやや疑問符がつく1年でした。
サンセイ:
時短振り分けに特徴がある変態機種といえばサンセイです。
売れても売れなくても常に変態。そんな時期がありましたね。
セブンズロックタイプというのでしょうか。
サンセイの2007年は、甘デジだけで8機種も出すという怒涛の1年でした。
ただ、ほとんどの機種が導入が少なかったために地味でしたが。
TRF、SL物語、オークスチャンス、オグリキャップ、超絶合体SRD、義経物語、バジリスク、こくぱち。
コンプリートしたホールはほぼ皆無だったと思いますけど。
注目すべきは義経物語とバジリスクです。
風車横に穴があいていて、振り子が上にぶらさがっているという、見た目にもあからさまに変態となってしまった両機種ですけど、スペックはというと実に安定側に寄った機種でした。
特にバジリスクは5R固定であって賞球14個と出玉が多く、時短20回ということでとても手堅いスペックだったけれど、人気の面でいまいち。思えば、甘デジでバジリスクほど手堅いスペックの機種はこの後全然出ていません。
義経物語は、バトルスペック&15R装備という流行に先駆けたスペックと、当時としては抜群のクオリティのCGで注目を集めました。甘デジのラウンド振り分けと潜確は粗利重視を思わせますが、時短や継続率という「絵に描いたモチ」に多くを割いていないのと、拾いやすい電チューの仕様などのためにボロ負けはしにくい機種でした。しかし、MAXは慶次に、甘デジは歌舞伎剣にかなわず、サンセイのメジャー化は持ち越しとなったのでした。
長くなったので一旦切ります。
(つづく)
私がパチンコを打つようになったのが2006年末~2007年初頭くらいですので、それ以降です。
タイトルにあるような「甘デジの変貌」につながる過程ですね。
(1)2006年まで
2006年までは、まだ注目度はそれほど高くなかったように思います。
当時主流だったのが、海物語SAE、北斗STV、三洋の一連の変な機種。その他西陣、奥村、藤商事など、多くは各社のミドルの1/100バージョンでした。
歌姫伝説、ガッチャマン、ドルフィンダイブ、ピンクパンサー2、黄金ハンター、笑ゥせぇるすまん、浮浪雲、華牌、春夏秋冬、花満開、アメリカンドリーム、GoGoマリン、バードカーニバル、大陸物語、五右衛門、ホワイトエンジェル、超神の剣、WINK、チョロQ、島耕作、パロディウス、虫むし物語などなど。
比較的手堅く、大敗しにくいスペックが多かったでしょう。
まだホールには羽根物も多く、甘デジは少し中途半端な位置づけだったかもしれません。
この頃は、甘デジはデジパチの亜流というイメージがありました。
大当たり1回でドル箱の半分も玉が出ない。けしからんと思いましたね。
歌姫伝説CXを初めて打ったときはなぜか15Rで連荘したので、4Rを引いたときにびっくりしたものですw
(2)2007年
2007年はヒット作が多く登場し、ホールでも甘デジコーナーが強化されていきました。
萌えよ剣、歌舞伎剣、そして何より海物語SADの登場が大きかったですね。
海物語SADが甘デジコーナーを確立する原動力となりました。甘デジとしてはかなりの多台数が導入されながらも、供給不足から中古にプレミアがついたりしました。
スペック的に注目すべきなのは15R大当たりがあった点と、ST機だった点でしょうか。
GoGoマリンも海SAEもST機でしたが、SADで「甘デジの海はST機」ということが浸透したのじゃないかと思います。
萌えよ剣は、ミドルでぱっとしなくても甘デジなら稼動が続くという傾向を顕著に示した点で功績がありました。
演出のオリジナリティやタイアップの人気などで見るべき点がなくとも、面白いものは面白いと評価される。後から市場に追加で投入しても稼動が落ちないなど、甘デジについて重要なポイントが明らかになったかと思います。
歌舞伎剣は、本当は京楽の仕事人3のゴニョゴニョ。
でも、甘デジで確変率80%のバトルスペックが定着するベースを作ったのはこの機種だったでしょう。
とてもゴニョゴニョとはバカにできない手堅い仕上がりは、この時期、京楽に対する評価をさらに高めました。
他社も注目すべき動きがありました。
大一商会:
Gメン、プロゴルファー猿、J-POP、ピンクレディー、ほしのあき、バカボンと、ほぼ全機種甘デジを出すようになりました(本当はテレサテンの頃からですが)。
潜確&辛デジでホールの利益を重視する路線を明確化したのと、安定感より射幸性を重視するスペックを連発したのは、ある意味時代を先取りしていたのですが、いかんせん出来がよくなくてお客からはそっぽを向かれてしまいましたね。
とりわけ、ピンクレディーXSの4R当りしかないのに、その4Rでは歌が途中までしか流れない仕様は驚愕ものでした。じゃあ、いつ歌が最後まで流れるのか?と社内では誰も提議しなかったのでしょうかね。
プロゴルファー猿のやたらに2R率が高くその割に確変率が低いスペックも疑問でした。演出的には、主人公が負けまくるというバトルスペックの先駆けとなったでしょうか。でも、そういう機種を作るのは簡単(当るときはとにかく逆転演出という手が使えるから)でしょうけど、人気は出ませんよね。
あと、この年の大一で特筆すべきなのは、羽根物を2機種、それにJ-POPを出したことでしょう。出来の良し悪しは別にして、役物抽選を使った当たりやすい機種という路線を捨てなかった点は興味深いし、一客としては評価したいと思います。
サミー:
チョロQ、北斗、ガッチャマンなど、客として見ると手堅く良台(甘デジ限定w)を出していたのに、2007年は停滞してしまいました。ビジトジ、クラッシュバンディクーですから。
クラッシュバンディクーは、既に検定通過していた機種を甘デジ用にスペック見直しして出したもので、KVJが確変率80%、STVAがSTV系の後継機というものでした。バトルスペックとST機ですが両方とも15Rあり。サミーが甘デジの潮流をどう捉えていたかわかります。
この頃のサミーの甘デジは銀座ブランドから出ていた分もあります。マッハGoGoGo、オリーブなど、こちらも15R装備でした。
ただ、当時のサミーは、演出に対する考え方が極端であり、演出が全然練られておらず散漫だったためにどの機種もグダグダな仕上がりでした。
奥村:
甘デジコーナーの常連だったにも関わらず、サミー同様に甘デジ界を制圧する動きには出ず、衰退する道をたどりました。
顕著だったのは、賞球15個スペックをやめて賞球をどんどん減らす方向に向かった動きでした。
研ナオコ、うる星やつら3の大当たり時の出玉の少なさは当時随一のレベル。
遊ばせる甘デジから利益のとれる甘デジへの転換。
奥村にとってまずかったのは演出の崩壊が同時に進行したことです。
それまでの面白くて安定しているという評価が、つまらなくて勝てないという評価に一変しました。
機種ごとにスペックを変更していったのも、お客にとってわかりにくさを増すものであり、一般的には評価を下げる方向に働いたのではないでしょうか。
次第に、寂れたホールの万年釘コーナーの常連と化していきましたね。
タイヨーエレック:
大陸物語、超神の剣(確変中1/30)、五右衛門、スタートレック(1/110かつ低確変率)など、スペック面での冒険を繰り返した前年とはうって変わり、この年からはわりと手堅い作りの機種を得意とするようになりました。
確変率56.7%くらいで、確変中の大当たり確率が1/19.7くらい。時短回数が平均30回くらいと、そらでも言えますw
その一方で、それゆけエリちゃん、ハムナプトラKSZなど、甘デジならではの変則スペックで成功作を出しましたね。時短振り分けを工夫して継続率を高くしたタイプを定着させました。
ただ、萌えよ剣のあとも、演出的に評価の高い機種はなかったかな。マーベルヒーローズとかキングコングとかとても辛いものがありました。いわばサミー的でしたね。そういう点で、トータルでの開発力にはやや疑問符がつく1年でした。
サンセイ:
時短振り分けに特徴がある変態機種といえばサンセイです。
売れても売れなくても常に変態。そんな時期がありましたね。
セブンズロックタイプというのでしょうか。
サンセイの2007年は、甘デジだけで8機種も出すという怒涛の1年でした。
ただ、ほとんどの機種が導入が少なかったために地味でしたが。
TRF、SL物語、オークスチャンス、オグリキャップ、超絶合体SRD、義経物語、バジリスク、こくぱち。
コンプリートしたホールはほぼ皆無だったと思いますけど。
注目すべきは義経物語とバジリスクです。
風車横に穴があいていて、振り子が上にぶらさがっているという、見た目にもあからさまに変態となってしまった両機種ですけど、スペックはというと実に安定側に寄った機種でした。
特にバジリスクは5R固定であって賞球14個と出玉が多く、時短20回ということでとても手堅いスペックだったけれど、人気の面でいまいち。思えば、甘デジでバジリスクほど手堅いスペックの機種はこの後全然出ていません。
義経物語は、バトルスペック&15R装備という流行に先駆けたスペックと、当時としては抜群のクオリティのCGで注目を集めました。甘デジのラウンド振り分けと潜確は粗利重視を思わせますが、時短や継続率という「絵に描いたモチ」に多くを割いていないのと、拾いやすい電チューの仕様などのためにボロ負けはしにくい機種でした。しかし、MAXは慶次に、甘デジは歌舞伎剣にかなわず、サンセイのメジャー化は持ち越しとなったのでした。
長くなったので一旦切ります。
(つづく)