アッシュのブログ -138ページ目

陳腐化

マーケティングなどの世界ではおなじみの概念です。
「陳腐化」

時間がたつにつれ、古びて見えるようになってくれないと次が売れなくてメーカーとしては困るというアレです。

パチンコはまさにこの「陳腐化」に突き動かされていますよね。
メーカーの立場からすると、新台のときはバカ売れしてほしい。
でも、数ヶ月以内には誰も打たなくなってほしい。
そして、その頃に発売の次機種がバカ売れして一気に入れ替えてもらえるようにしたい。

ホールもちょっと状況は違えど、陳腐化を期待していますよね。
新台で目一杯打ってもらえるといいなあ。
そして、隣のホールに入った前機種があっという間に客飛びするといいなあ。
でも、こっちの台は長持ちしてほしい。

陳腐化を全く望んでいないのはお客だけです。
お客は、自分の好きな台、面白い台、勝てる台が打てればそれでいい。
メーカーやホールの思惑との絡みもあって、多くの場合、そういう台は新台ということになるんですが。

メーカーとしては、陳腐化を強力に推し進めないといけない。
仮に前機種の稼動が高い状況でも、新台を売らないと売り上げが得られません。
入れ替えの回転が早くなるほど、なるべく早く無理やりにでも陳腐化させる必要がある。

1年で新機種が出て入れ替えになるなら、1年で寿命が尽きるのがベストです。
1年で2機種出るなら、半年。

逆に、1年もつ機械を作ってしまうと、1年に1回しか入れ替え需要がなくなる。
半年の機械なら2回。
3ヶ月の機械なら4回。
1ヶ月の機械なら、なんと12回も入れ替え需要を喚起できます。

しかし、ここまで短スパンとなると、自然に古びてはくれません。

無理やりに陳腐化させる方法が問題です。
既存機種をいじるわけにはいきません。
新台の特徴によって、既存台を陳腐化させるのです。

新台の方が派手。
新台の方が演出が多い。
新台の方が演出が多彩(でも信頼度は下がっている)
新台の方がわかりやすい。
新台の方が荒波。
新台の方が画面が大きい。
新台の方が音が大きい。
新台の方が眩しく輝く。
新台は専用枠で目立つ。
新台には今までになかったボタンやレバーがついている。
新台はCMがすごい。
新台はこのお店にしか入っていない。

旧機種はホールに設置されたままでなんら変わっていないのに、新台が何かの特徴を過剰にさせたことによって相対的に陳腐化されてしまう。
3ヶ月に1回の発売だったら、3ヶ月ごとに前の機種を陳腐化。
次々とド派手にしてゆく。
お約束の演出の信頼度を下げてでもその上を盛り込む。
確定音かプレミア以外では当らない機種だらけになるわけですよ。
そして、その確定演出が、次の機種では信頼度☆×3個くらいになってる。

こんな流れが出来てしまったら、1年もつ機種なんてメーカーにとっては必ずしも名機とはいえなくなる。
次が売れないし、陳腐化させるのが難しくなるからです。

そればかりか、本当なら1年もつはずの機種が、無駄な陳腐化の流れに飲まれて短命になってしまう恐れもあります。
赤色、白色、金色、レインボー、ゼブラ、豹柄、虎柄・・・
擬似2、擬似3、擬似4、擬似5・・・
演出インフレが一般化したら、評価基準がシフトしてしまいます。
名機のはずが、1年も経つと古びてしまう。
同じ仕様で続編をリリースするのでは、そもそも前機種の陳腐化になりません。
そこへもってきて周囲で演出インフレが進行しているのですからね。
残念なのは、今も打っているお客は、意外とこの状況を歓迎していそうなことです。

しかし、歯止めが効かない状況になっていませんか?
どこまでこれでいけるのでしょうね。

ウォッチャーとして見逃せないニュース

ときどきチェックを入れてます。



ひこにゃん、人気です。
それに比べてヤツときたら。

ひらがなっ!

ひばりばーじょんのびっくりすいーとぱちんこ

最近は迷走してる気がします。