$(ダラーズ)
"$(Dollars)" (邦題「バンクジャック」)
1971年 アメリカ映画
監督: リチャード・ブルックス
出演: ウォーレン・ビーティ、ゴールディ・ホーンほか
ゴールディ・ホーン
やたらに大きな目とデフォルメされたようにこれまた大きなアヒル口。
頭の弱い軽薄そうな女性を演じさせたらこの人です。
このキャラにしてお人よしで薄幸そうに見えるのがポイント。
魚の干物の匂いが気になると、紙幣を手にこすりつけて金の匂いに変えるとか、そういう他愛無いことを嬉々としてやるのが実によく似合うのですよ。
ウォーレン・ビーティ
おおむね甘口の男。
正統派のヒーローっぽいんだけど、なんとなく余裕ありげなタフなムードもある。
多分善人なんだろうけどひっかかる。
本作の主人公も、彼には結構ハマリ役なんじゃないですかね。
ハンブルクの銀行。
この銀行に導入された新しい警備システムを紹介するジョー(ビーティ)。
多数の監視カメラに見張られており、至るところに警報装置が用意されている。
この警備を破ることがいかに困難かを説明するためのデモの真っ最中。
彼がこのシステムの担当者です。
そんな彼を支店長も満足そうに見守ります。
しかし、彼の本当の狙いは職務の遂行なんてものではなく、まさにその銀行の金庫破りにあったのです。
この銀行の貸金庫には、非合法なカネがたくさん眠っている。
その中心たる3人の悪党の貸金庫を破るのがジョーの狙い。
彼らが相手ならば、被害が警察に訴えられる恐れはない。
痕跡を残さないように貸金庫の中身を頂戴してしまえばいい。
そこで出てくるのが、少々頭の弱いアメリカ娘、ドーン(ホーン)。
2人は恋人同士であり共犯者。
ジョーの指図のもとに、ド-ンは3人を色仕掛けで落とし、貸金庫の鍵の合鍵を作るのです。
準備が整ったところで計画実行。
ドーンが銀行に爆破予告の脅迫電話をかけます。
緊急事態の中、ジョーは、行内に展示してあった巨大金の延べ棒をもって貸金庫室に立てこもります。
表向きは警備の責任者として難攻不落の貸金庫室に延べ棒を持ち込むため。
真の目的は、貸金庫室に一人きりでこもるため。
しかし、こうなると貸金庫室は外からも中からも開けることができません。
密閉された空間で、ジョーはいずれ酸欠になるはず。
支店長は自慢の貸金庫室の壁を破ってジョーを救出する決断をします。
外にはマスコミも群がってきたところで、貸金庫室の中ではジョーがせっせと金庫破り。
監視カメラの動く周期に合わせて行動します。
こうして、救出劇の真っ最中に3悪党の財産をすべてドーンの貸金庫に移します。
無事「救出」された彼を、マスコミは命がけで銀行の財産を守った英雄扱いです。
後は足がつかないように、ドーンの貸金庫から金をうまく回収するだけ。
でも、3悪党もすぐに盗難を発見し、さらには、彼ら全員がドーンと知り合いであることにも気づいてしまう。留守のドーンの部屋に押し入った彼らは、ドーンとジョーがつながっていることを確認し、2人を追跡し始めるのでした。
徒歩で、車で、鉄道で。
どこまで逃げても逃げ切れないジョー。
このあたり、ちょっとご都合主義が過ぎるとも思いますけど、なにしろゴールディ・ホーンがヒロインのコメディ色の強い作品です。
目くじら立てちゃいけませんね。
ジョーは逃げ切れるのか?
そして、ジョーと二手に別れて逃亡したドーンは?
音楽はクインシー・ジョーンズ。
リトル・リチャードの超暑苦しくて濃い歌もあるよ。
'71年のアメリカ映画の魅力満載!と言いたくなるところですが、ドイツが舞台なので中途半端な感もあるかもしれません。随所に無国籍っぽさが滲んでいるのです。
ドイツの銀行の貸金庫というのが舞台設定のポイントとはいえ、風景や車などが欧州ムードなところが地味な印象の残る要因になっています。
ネタバレは避けますけれど、これ、元々のエンディングは違っていたんじゃないでしょうかね。
ラストシーンが中途半端なんですよ。後から撮り足したみたいな感じで。
DVDは米盤しかないかと思っていたのですが、過去に日本盤が出ていたようです。
1971年 アメリカ映画
監督: リチャード・ブルックス
出演: ウォーレン・ビーティ、ゴールディ・ホーンほか
ゴールディ・ホーン
やたらに大きな目とデフォルメされたようにこれまた大きなアヒル口。
頭の弱い軽薄そうな女性を演じさせたらこの人です。
このキャラにしてお人よしで薄幸そうに見えるのがポイント。
魚の干物の匂いが気になると、紙幣を手にこすりつけて金の匂いに変えるとか、そういう他愛無いことを嬉々としてやるのが実によく似合うのですよ。
ウォーレン・ビーティ
おおむね甘口の男。
正統派のヒーローっぽいんだけど、なんとなく余裕ありげなタフなムードもある。
多分善人なんだろうけどひっかかる。
本作の主人公も、彼には結構ハマリ役なんじゃないですかね。
ハンブルクの銀行。
この銀行に導入された新しい警備システムを紹介するジョー(ビーティ)。
多数の監視カメラに見張られており、至るところに警報装置が用意されている。
この警備を破ることがいかに困難かを説明するためのデモの真っ最中。
彼がこのシステムの担当者です。
そんな彼を支店長も満足そうに見守ります。
しかし、彼の本当の狙いは職務の遂行なんてものではなく、まさにその銀行の金庫破りにあったのです。
この銀行の貸金庫には、非合法なカネがたくさん眠っている。
その中心たる3人の悪党の貸金庫を破るのがジョーの狙い。
彼らが相手ならば、被害が警察に訴えられる恐れはない。
痕跡を残さないように貸金庫の中身を頂戴してしまえばいい。
そこで出てくるのが、少々頭の弱いアメリカ娘、ドーン(ホーン)。
2人は恋人同士であり共犯者。
ジョーの指図のもとに、ド-ンは3人を色仕掛けで落とし、貸金庫の鍵の合鍵を作るのです。
準備が整ったところで計画実行。
ドーンが銀行に爆破予告の脅迫電話をかけます。
緊急事態の中、ジョーは、行内に展示してあった巨大金の延べ棒をもって貸金庫室に立てこもります。
表向きは警備の責任者として難攻不落の貸金庫室に延べ棒を持ち込むため。
真の目的は、貸金庫室に一人きりでこもるため。
しかし、こうなると貸金庫室は外からも中からも開けることができません。
密閉された空間で、ジョーはいずれ酸欠になるはず。
支店長は自慢の貸金庫室の壁を破ってジョーを救出する決断をします。
外にはマスコミも群がってきたところで、貸金庫室の中ではジョーがせっせと金庫破り。
監視カメラの動く周期に合わせて行動します。
こうして、救出劇の真っ最中に3悪党の財産をすべてドーンの貸金庫に移します。
無事「救出」された彼を、マスコミは命がけで銀行の財産を守った英雄扱いです。
後は足がつかないように、ドーンの貸金庫から金をうまく回収するだけ。
でも、3悪党もすぐに盗難を発見し、さらには、彼ら全員がドーンと知り合いであることにも気づいてしまう。留守のドーンの部屋に押し入った彼らは、ドーンとジョーがつながっていることを確認し、2人を追跡し始めるのでした。
徒歩で、車で、鉄道で。
どこまで逃げても逃げ切れないジョー。
このあたり、ちょっとご都合主義が過ぎるとも思いますけど、なにしろゴールディ・ホーンがヒロインのコメディ色の強い作品です。
目くじら立てちゃいけませんね。
ジョーは逃げ切れるのか?
そして、ジョーと二手に別れて逃亡したドーンは?
音楽はクインシー・ジョーンズ。
リトル・リチャードの超暑苦しくて濃い歌もあるよ。
'71年のアメリカ映画の魅力満載!と言いたくなるところですが、ドイツが舞台なので中途半端な感もあるかもしれません。随所に無国籍っぽさが滲んでいるのです。
ドイツの銀行の貸金庫というのが舞台設定のポイントとはいえ、風景や車などが欧州ムードなところが地味な印象の残る要因になっています。
ネタバレは避けますけれど、これ、元々のエンディングは違っていたんじゃないでしょうかね。
ラストシーンが中途半端なんですよ。後から撮り足したみたいな感じで。
DVDは米盤しかないかと思っていたのですが、過去に日本盤が出ていたようです。