ストレート・ジャケット
一休みして映画です。
"Strait-Jacket"
1963年 アメリカ映画
主演:ジョーン・クロフォード
監督:ウィリアム・キャッスル
ジョーン・クロフォード(Joan Crawford)は、往年の名女優です。
1905年生まれ(1908年説もある)で、サイレント映画期からキャリアをスタート。
初期は紛れもなく美人女優でした。
1930年代に一時人気が下降したものの、MGMからワーナーに移籍して復活。
1945年の"Mildred Pierce"ではオスカーの主演女優賞も受賞しています。
しかし、1950年代後半以降、彼女の出演作は急速に劣化。
出演作を選ばない状態になっていきました。
そして出演したのがこの「ストレイト・ジャケット」
すっかり貫禄のついた容貌ですが、物語的にみて、30代半ばくらいの役です。
実年齢は58歳のはず。
ショットによってはバカ殿様メイクの志村けんのようにも見えます。
さて、物語はというと。
ジョーンが予定を繰り上げて早く家に帰ってみたら、そこには愛人とベッドにいる夫の姿。
逆上した彼女は、斧を振り回してスカッと切ります。
最後はシルエットで。
コロンと転がったあともさらにブッタ切り。
この時代ですし、しょせんシルエットだけかと油断していると、映画後半にまだバッチリありますのでw
映画冒頭でこんな具合の、見世物色が強いホラー/スリラー映画です。
ところで、1963年と言えば、ハーシェル・ゴードン・ルイスの血糊ゴア映画路線がスタートした年でもあります。
(The Blood Feast"公開)
こういう殺人グロ描写がお客を集めるようになった時代でした。
ウィリアム・キャッスルは、既に1961年の"Homicidal"でも首チョンパ演出をやらかしています。
さすが稀代の興行師だけあって、時代感覚に優れていたんですね。
さて、映画がこの後どうなるかというと、ジョーンはこの衝動的殺人で精神に異常をきたし、精神病院で20年にわたって監禁・治療を受けます。
退院してくると、1人娘は美しく成長しており、優しく彼女を迎えてくれたのでした。
しかし、ジョーンの「完治」が疑われるような奇妙な出来事が相次ぎ、不安にさいなまれるようになった彼女は・・・
勘の鋭い人なら、前三分の一くらい観たら、物語の残りについて大体察しがつくと思います。
そのくらいの底の浅い映画ですけど、45年前の悪趣味娯楽映画と割り切って観ればなかなか面白いものですよ。
"Strait-Jacket"
1963年 アメリカ映画
主演:ジョーン・クロフォード
監督:ウィリアム・キャッスル
ジョーン・クロフォード(Joan Crawford)は、往年の名女優です。
1905年生まれ(1908年説もある)で、サイレント映画期からキャリアをスタート。
初期は紛れもなく美人女優でした。
1930年代に一時人気が下降したものの、MGMからワーナーに移籍して復活。
1945年の"Mildred Pierce"ではオスカーの主演女優賞も受賞しています。
しかし、1950年代後半以降、彼女の出演作は急速に劣化。
出演作を選ばない状態になっていきました。
そして出演したのがこの「ストレイト・ジャケット」
すっかり貫禄のついた容貌ですが、物語的にみて、30代半ばくらいの役です。
実年齢は58歳のはず。
ショットによってはバカ殿様メイクの志村けんのようにも見えます。
さて、物語はというと。
ジョーンが予定を繰り上げて早く家に帰ってみたら、そこには愛人とベッドにいる夫の姿。
逆上した彼女は、斧を振り回してスカッと切ります。
最後はシルエットで。
コロンと転がったあともさらにブッタ切り。
この時代ですし、しょせんシルエットだけかと油断していると、映画後半にまだバッチリありますのでw
映画冒頭でこんな具合の、見世物色が強いホラー/スリラー映画です。
ところで、1963年と言えば、ハーシェル・ゴードン・ルイスの血糊ゴア映画路線がスタートした年でもあります。
(The Blood Feast"公開)
こういう殺人グロ描写がお客を集めるようになった時代でした。
ウィリアム・キャッスルは、既に1961年の"Homicidal"でも首チョンパ演出をやらかしています。
さすが稀代の興行師だけあって、時代感覚に優れていたんですね。
さて、映画がこの後どうなるかというと、ジョーンはこの衝動的殺人で精神に異常をきたし、精神病院で20年にわたって監禁・治療を受けます。
退院してくると、1人娘は美しく成長しており、優しく彼女を迎えてくれたのでした。
しかし、ジョーンの「完治」が疑われるような奇妙な出来事が相次ぎ、不安にさいなまれるようになった彼女は・・・
勘の鋭い人なら、前三分の一くらい観たら、物語の残りについて大体察しがつくと思います。
そのくらいの底の浅い映画ですけど、45年前の悪趣味娯楽映画と割り切って観ればなかなか面白いものですよ。